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立原道造が設計した、ヒアシンスハウスを見に行ってきました。前に紹介した、『藤森照信の原・現代住宅再見3』にも載っている建物です。敷地がある別所沼公園(さいたま市南区)は、紅葉したメタセコイアが水面に映え、とても気持ちの良いところでした。メタセコイアって針葉樹なのに落葉するんですよね、不思議な感じがします。 片流れの屋根・南東にある窓がモダンです。この建物は、若くして亡くなった立原道造が、1938年に残したスケッチを元に、詩人仲間・建築家仲間の手で66年の時を経て実現させたものです。8畳ほどの小さな面積に、テーブル・椅子・ベット・机・トイレが置かれています。立原はキッチンもバスもない建物で、どのような生活を考えていたのでしょうか? 私はル・コルビュジエのカップ・マルタンの休暇小屋を、思い浮かべてしまいました。あちらの建物は、隣に営業している軽食堂がありましたよね。コルビュジエの休暇小屋も8畳ほどの広さです。 室内はスケール感が心地よく、景色を眺めながらの読書にも、奥まったベットで昼寝をするのにもぴったりです。 ヒアシンスハウスのHPを紹介しておきます http://haus-hyazinth.hp.infoseek.co.jp/ 開室日 水・土・日・祝日 10時〜15時 立原道造
1914年東京都生まれ 1939年没。享年二十四歳 東京帝国大学(現・東京大学)建築学科の在学中から、青春の叙情派詩人として知られていた。 建築科の1学年下に丹下健三がいた。第1回中原中也賞受賞。 |
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適度に狭い部屋って居心地イイですよね。
家というより巣みたいな感じかもしれません・・・。
2008/11/26(水) 午後 11:32
たかあきさん>
立原道造が何故このような極小の空間を造ったのか気になっていました。もしかしたら自分だけの巣を、作りたかったのかもしれませんね。暮らしの大きさにちょうど合う小さな家。素敵でした☆
立原さんの詩を読んで見たくなりました。図書館で借りてきます。
2008/11/27(木) 午後 8:12
確かコル(コルビジェ)大先生も最小ハウスを作ったんですよね。
2008/11/28(金) 午前 6:32 [ - ]
paris 2 canadaさんこんばんは
コル大先生(笑)の休暇小屋が、どこにあるのか気になったので、
Google Earthで緯度と経度を調べてみました。
チャンスがあれば、バカンスに行ってみたいですね。
43°45'35.30"N, 7°27'48.81"E
2008/11/29(土) 午前 0:28
sakamitiさん、とてもいいですね、なんでもないけどとてもきれい。
私も雑誌では見ましたけどこういう建物はデティールが物を言うんでしょう、きっと細かいデティールもきれいで全体を見てそれが伝わってきますね、いかがでしたか?、後は室内のプロポーションも良さそう。
2008/11/29(土) 午前 9:28
しゅんさんこんにちは
立原道造は細かいディテールを残してません。
フリーハンドのスケッチに描かれた、一本一本の線を吟味することから設計を始めたようです。
南東の角の窓や北側の連続水平窓は、柱から芯を外しガラスを柱の外で付き合わせるなど、メカニカルな部分でのこだわりが感じられました。
室内は、天井や開口部の高さなど、小住宅特有の暖かさが感じられました。
2008/11/29(土) 午前 11:33
少年の心が夢見た秘密基地的な自室ですか…いいですね。こじんまりと心地よい家。
2008/11/29(土) 午後 9:08 [ - ]
らくだのひめさんこんばんは
子供の遊びの中で、秘密基地を作るのは定番ですね。
僕も納戸の中に作ってしまったことがあります。
今でも小さなコーナーのある空間が好きなのは、
その影響があるかもしれません(^_^;)
2008/11/29(土) 午後 9:28
素敵なおうちですね、というか気になる風景。自分の目でも見てみたいです。
2008/12/1(月) 午前 6:08 [ kino ]
kinoさん、はじめまして
前に坂雅子さんの記事を拝見させてもらったことがあります。
元麻布に用事をつくって、訪れてみようと思います。
ヒアシンスハウスは、周りで子供たちが遊んでいたりして、
日常の中にある気がします。
立原さんに興味があれば訪れてみるのも良いかもしれません。
2008/12/1(月) 午後 8:17