日吉大社
<上> 西本宮桜門 (重要文化財)
桜門の四隅の棟木に神猿の木像があります。四方魔除けの猿、棟持ち猿と呼ばれ、一家の四方の魔を祓い去ることによって棟木が上る(繁栄する)ということを教えています。日光東照宮の三猿の親猿でもあります。4月14日の山王祭には、重厚さと大きさを誇る神輿が七基、拝殿におさまります。豪壮な祭典の檜舞台となる建物です。
<中> 東本宮神域
古事記に「大山咋神、この神は近淡海国の日枝の山にまします・・・」と記されていますが、日吉大社の起源である東本宮神域には、主神・大山咋神とその御家族
(樹下神社ほか)が祀られています。日吉造の本殿は国宝、桜門と拝殿は樹下神社ともに重要文化財に指定されています。
<下> 日吉三橋 (重要文化財)
豊臣秀吉の寄進によるわが国最大最古の石造建築物で清流大宮川に架かる、
大宮橋・二宮橋・走井橋を「日吉三橋」と呼びます。いずれも重要文化財に指定され、
新緑と紅葉期には大自然との見事なコントラストが好評です。
山王祭・・・「天下の勇祭」熱気あふれる人々と七基の神輿がくりひろげる絢爛の祭絵巻、
日吉山王祭。それは重量1.5t以上の各神輿が、人々とともに神域から湖上へ
その華麗な姿を躍動させる、まさに雄壮美と伝統美に彩られた大祭典です。
本祭は毎年4月12日、13日、14日にそのクライマックスを迎えます。
ごあんない
日吉大社は、霊峰比叡を背にして、びわ湖を一望できる絶景の地にひろがりをみせています。その広大な神域は、うっそうたる樹林におおわれ、多くの社殿とともに神々しい雰囲気をかもしだしています。それは、古くから日吉大社の境内そのものが神々の集合場所であり、各社殿は、それら神々の鎮座される唯一の社として祀られてきたからでしょう。
昔から、境内鎮座社は108社といわれてきたほどです。
現在では、日吉大社の社殿のほとんどが国宝または重要文化財に指定されており、貴重な文化遺産として保護されています。また、神代から伝わる神社史をひもといてみても数々の歴史遺産を知ることができます。
こうして、われわれ現在人に温故知新の尊さを教え、古くから厚い信仰にささえられてきた日吉大社は、神々の偉大さを顕現するかのように、いろいろな信仰の形が伝えられ、今も残っています。
魔除けや厄除け、鬼門除けの信仰は、京都御所の鬼門・猿が辻や江戸城(今の皇居)の
鬼門、赤坂などの守護のあらわれであり、また日枝神社や日吉神社は、全国各地の城郭の
鬼門を守護する意味で祀られたという歴史もあります。
また家内安全の信仰は、「日々吉(ひびよし)」とする日吉大社の社名にもあらわれていますし、商売繁盛の信仰は、「日本三大大黒」と称される当社の西本宮御祭神に仰ぐことができます。
一方、日吉大社の歴史は、古く神代、奈良、平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸と続く各時代の胎動・発展期に深くかかわってきました。室町時代の強訴の神輿や信長の比叡全山焼討ち、秀吉の日吉三橋寄進、家康の日吉東照宮建立など枚挙にいとまがないほどです。
協賛入苑料金
大人 300円 団体30名以上で 270円 団体100名以上で 220円
小人 150円
*高校生以下の修学旅行・遠足については別途。
●お問合せ
日吉大社 滋賀県大津市坂本5−1−1 電話077(578)0009
●交通
京阪電車石坂線「坂本駅」下車すぐ。
JR湖西線「比叡山坂本駅」下車 徒歩10分。(バス便あり)
名神京都東インター北へ車で15分
名神大津インター北へ車で約20分
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