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4月23日。
神亀酒造の小川原社長が亡くなられました。 すい臓がん。70歳だったそうです。 まだまだお若い。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 1987年より全量純米の蔵に切り替えられました。 全量純米の蔵に切り替えたのは日本で初と記憶しております。 「時代の革命児」と文章で言ってしまえば簡単です。 その時代の世相やうねりを乗り越えるには並大抵の苦労や努力ではなかっただろうと想像できます。 私は小川原社長には一度しかお会いしたことがありませんが、神亀ファンに囲まれ崇拝されていたイメージがあります。 で、ちょうど我が家のストックにこの酒があった訳です。 埼玉県 「ひこ孫 純米吟醸槽口酒 観」 縁から縁へと紡ぎ、私の手元に届いた酒だと思っております。 この「観」は純米吟醸槽口酒一文字シリーズと巷では言われているようです。 年ごとに名前が変わります。 そしてこの酒! なんと言ってもラベル刻印「04.3」。 私にとっては神亀の酒っ純米の火入れ熟成酒のイメージです。 槽口酒一文字シリーズはそんな神亀酒造のブランドの中でもしぼりたてを詰めているのかな? そして、その一文字シリーズのバックヴィンテージばかりを集めた変態・・・いや、奇特な酒販店もあるようです。 あっ、でもね、この業界の変態は褒め言葉ですからね。 色は若干、黄色味を帯びてますが、老ね香もあまり出ておらず、13年程の熟成をもそれほど感じさせない味わいがそこにあります。 栓を開けて、目を覚まし、覚醒し、翼を広げて飛び立って行くがように私の手を舌をすり抜けていくのです。 このベストなコンディションで私の手元に届くには、この酒を愛する人々の手を渡りに渡った過程や道筋を思い返すだけでとても感慨深い物があります。 私みたいな者が呑んじゃっていいの? なあんて思いながら、襟を正し、この業界に片足を突っ込んだ者として今一度考えさせてくれるお酒でした。 極める物も振り切って、端っこまで行かないとダメなんだなーと。 それが私にとりどんな土俵で戦うかはわからないけど、私には私になりの戦い方を見つけなくちゃいけないんだなと思いました。 |
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ほんとに半端な私には考えさせられますね
見習わないと
2017/5/5(金) 午後 6:32
> サンチョ井野さん
私もそうですよ。
長いものに巻かれろじゃないですけど、組織の一員として動いている時のことが多いし。
振り切れる覚悟なんて、相当じゃないとできないですよね。
で、振り切ったその先には、その先に行った者しかわからない世界が広がってんだろうなあ。
2017/5/5(金) 午後 9:09
難しいですネ、見極めも諦めも努力も全て自分が決めたこと。そうは言っても思い通りにならなかった時、納得できるほどやりきったことは無いので猛省です。それでも中途半端な自分も愛おしいから仕方ないかなぁ〜
[ 宝塚あんこ ]
2017/5/5(金) 午後 9:18
> 宝塚あんこさん
中途半端な自分が愛おしいってのもなんだかいい言葉だなあ。( ´ ▽ ` )
何にしても後悔はしたくないと思ってます。
2017/5/5(金) 午後 9:25
さくや姫さん、
70歳とは、少しお早いですね。
でも、それだけ太く生きられたんでしょう。
私はどうかなあ・・・細く短く・・・いやいや、イヤじゃ〜!!
好きなことを一生懸命やるのが一番だし、皆さんも意識にしろ無意識にしろ、そうされてるんだと思います。
さあ、頑張るか〜!!
2017/5/8(月) 午後 1:38
> 蔵あらしのひとりごとさん
確かに70才は早いですねえ。
私も太く短く生きたいもんです。
上原浩先生の本で「酒もタバコもやらず80まで生きたバカがいる。そんな人生はまっぴらごめん。」と。
人の人生はそれぞれだけど、一度きりの人生、後悔しずに終わらせたいです。
2017/5/8(月) 午後 7:09