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議事録を書いても理事長の認印をもらえなければ
なんにもならない。
おもいがけず
来年から過去の人事に戻してやりたいとの要望を聞いたことで
それを実行すると来年の肝心なときに
改革派として動くものが一人もいなくなる
そうすると私の理想とする構想はまちがいなく挫折する
それではなにもかもが水の泡となる。
このことをお隣の住人から聞いて
もしもこれが成立したら今期だけ頑張っても
来年になればすべてが無駄に終わるのかと
思ったらすっかりやる気をなくした。
以前このマンションを引き上げることで彼と話し合ってはいたが
すぐにも身の回りの荷物等も引き上げる計画をすることに決めた。
そんなときにお隣から
「決めた、私を理事長にするから、議事録も人事も後回しにする!」
という元気そうな張り切った声の連絡があった。
昨日5人の男性を前にして軽蔑の目でみられ助言を受けてきたという。
どうやら例のおかかえ弁護士たちだろう。
今度は確信的に行動するらしいとわかるのだが、気が乗らないのだ。
先の理事会で
理事長の不信任案を出すつもりが、
理事長はそのままでなにもしなくていい
などということで皆が妥協してしまったのをみて
いまさら変えるからといわれてもそのままに信じられない
私自身がすっかりやる気を失くしてしまったのだ。
とりあえず様子をみてそのうえで判断をするということにしたが
このマンションの住人に愛想が尽きたのだ。
ついでに日本人そのものに愛想がつきたのだ。
もうこれ以上は健康に差し支えるほど体重減少
胃は痛いし、休まなければもう限度にきたのだ。
やるかやらないか
とりあえず今夜の理事達の集まった様子の上で考えよう。
私の考えは他の方よりかなり先に進んでいるらしいから
皆がすぐについて来れないのはわかってはいるが
待つのに疲れた。
今日のような連絡の内容にもっと早くお隣が気づいていてくれていたら
私もこんなにガックリすることもなかっただろうに
いまさらという感じがして、どうしても気がのらないのだ。
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