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私を奮い立たせた言葉「サキさん今年絶対に受かってくださいね!サキさんなら大丈夫です!」

命の話

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命についての、ちょっと切ない話
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自殺

先輩が自殺しました。

その先輩は私の2コ上の先輩で女の先輩です。

男勝りの逞しい先輩でした。

私は知る人ぞ知る「神取忍」さんファンなのですが、先輩は神取さん似!

私の理想の先輩だったワケです。

男物の服を着て、体格はガッチリ、背も高く、大学院まで行った優秀な先輩で、スポーツ万能でした。

私は小さめな体格なので、先輩の様な体格に憧れてました。

そんな強い先輩が自殺をしたというのは…

意外ですが、そういう側面も持っていたと言われればそんなカンジもします。

芸術的な方面に進んだ方で、考え方が奇抜な人でした。

映画を作ったり、物を燃やしたり、周りを驚かす様な事は有りましたね。


私から見れば明るく強い先輩でしたが、一直線な性格だけに、ストーカー扱いされてしまう事も有りました。

先輩は元旦那のストーカーだったらしいのです…

これは勘違いの多い元旦那が言ってた事なので信用出来ませんが、元旦那こそストーカーっぽいのに、そんな男にストーカー扱いされるなんて、先輩も迷惑だったかも知れません。

先輩が元旦那の事を気に入ってた時期は有ったらしいのですが、ストーカーしてたかどうかは分かりません。

元旦那は大抵の女性は自分の事を好きだと勘違いしていたので、元旦那から見れば自分のストーカーは山ほど居るのでしょう。


先輩は自殺する直前までブログを書いていました。

読んでも自殺の兆候なんて全く感じられなかった…

子供相手にスポーツを教えて、やりがいを感じていた様だったのに…

分かりません。

何で自ら命を絶ったのか。

強いと思われてる、そして強いと思われたい…

そんな先輩が悩みを人に打ち明ける事など出来なかったのかも知れません…


私が死にたかった時、悩みを打ち明ける人が居なかった時でした。

それこそ紙一重で、あの時あの場所にナイフが有ったかどうか…

それだけで私の命が変わっていただけなのかも知れません。

精神的に参ってしまっている時は、死ぬか生きるかは、その時の場所と状況だけで大きく変わってしまうんですよね…

先輩が辛い時に、偶然死ねる状況が有っただけなのです。


先輩が自殺して、私はあの時自殺しなくて良かったと思いました。

残された人がどんな気持ちになるかが分かったから。

自分が死にたい時は、自分が死んで、周りの人がどう感じるかなんて考えられませんでした。

でも今その気持ちを体験した私。

それが分かった私は、自殺は絶対にしないでしょう。

先輩の両親の気持ち…

親になった今、少しは分かります。

私が分かった事なんて、ご両親の気持ちのほんの一部分ぽっちです。

それでも、どうせ死ぬなら自殺はしまいと思えるほど、先輩の死が教えてくれた事は大きかったです。


あの頃、私は死にたいと思っても自分から自殺未遂の様な事はしませんでした。

それは私が自ら何かしなくても、放っておけばいつか旦那が私を殺すだろうと思っていたからです。

死ねないと思っていれば、私も自殺していたかも知れません。

本当に危ない状況だったと思います。

そこから抜け出せて、今まさに生きている私は、ある人の言葉を胸に刻み込んで生きています。


心の傷は誰かに付けられているのではなく、自分で付けているだけなのだ


これはある人が先輩に投げかけた言葉です。

結局この言葉が先輩を救う事は出来なかったのですが、傍で聞いていた私は救われました。

私を刃物で傷付けたりする事は出来ますが、私の精神を傷付ける事は、誰にも出来ないのです!

そういう意味で人の心は最強です。

誰も私に何も出来ないのです。


これからも悩んだり苦しんだりする事は山ほど有るでしょう。

でも、この事さえ知っておけば、いつかは必ず立ち直れるハズです!

今死ななければ、生きていて良かったと思える日は必ず来ます!

なぜ今生きているのか

人間は…
いや、生き物全部は…
生きているだけで、生まれてくるだけで、何かを傷付けているのだと思った。

何も傷付けない生き物なんていない。
草を食べれば草が死ぬし、肉を食べれば動物が死ぬ…
でも私達は生きていない物(土とか石とか)だけでは生きていけないから、やっぱり何かの命を奪って生きている。
宗教によっては「命を食べて、命を一体化する。だから奪っているのではない」みたいな考え方も有るのかも知れないけど、だったらライオンに追われてもシマウマは逃げないと思う。
命を奪われると思うから、必死に走って逃げてるワケでしょ?

そんな命に関わる傷付け方じゃなくても、言葉や態度で人を傷付けたり、わざとじゃなくても人に怪我をさせてしまったり…
生きれば生きる程、多くの生き物を傷付けるんだと思う。

だったらアンタ、世の中の為に死になさい!
とか、そういう事を言ってるんじゃなくて、自分が死ぬまでに、傷付けた分、助けないといけないんだと思う!
傷付けた分、救わないといけないんだと思う!

死ぬまでに傷付けた人の数だけ人を救うとか、そういう事でも良いし、そもそも傷付けない様に気をつけたり、無駄に命を奪わない為に、捨てる位なら食材は買わない、みたいな節約でも良いし…

どんなに頑張ったって傷付けてしまうんだから、せめて故意に傷付けるのだけは避けたい。

自分が傷付けた分をマイナス、自分が助けた分をプラスって考えると、死ぬまでにゼロ、出来ればプラスに持って行きたい!

救い方も人それぞれだと思う。
医者の救い方、法律家の救い方、エコ製品を開発してる人も自然を救ってるし、木を植えたりするのも、動物を助けるのも…
知ってる人に明るく挨拶をするだけで救える事だって有るかも知れない。
何でも良いから、自分で出来る事でプラスに…

私は法律を使ってプラスにしたいと思う。
今のままじゃ、ゼロは出来てもプラスは無理だ…
つまり、受験勉強を何年も頑張った所で、私の人生の目的を果たせないって事!
合格して、早く救わないと!

1人でボ〜っと「自分が何の為に存在しているのか」を考えていると、「自然に生きてマイナスになるのを、頑張ってプラスにする為に存在している」としか思えなくなってくる。
何の意味も無く、ただ何となく、世界をマイナスにする為に一人一人が生きているとは思えないから…

ツバメ 4

大きなヒナは羽が生え始めていました。
ウチへ来た時は丸裸だったのが、翼の部分に羽の元となるトゲトゲが出てきました。
見た目も随分ドッシリしてきました。

ある日、ヒナの顔を良く見てみると、ヒナの目が光るのに気付きました。
今まで閉じていた目が少し開いたのです!

ヒナは始めて外の世界を見る事が出来ました。

しかしそれからヒナの様子がおかしくなりました。
いや、おかしくなったのか、外の世界に興味を持ったのか、はっきりとは分かりません。
ヒナはやたらと動き回るようになり、カゴから這い出してしまったのです。
私にはそれが逃げようとしている様にも見えました。

ヒナはカゴのフチまで登り、そこで動かなくなりました。
カゴのフチに立ち、向こうを見た時、そこがまだなお人間の世界だった事に絶望したかのように…

私はカゴのフチから落ちては危ないと思い、カゴの中央にヒナを置いてやりました。
それからヒナはエサを食べなくなりました…

その日の夕方、エサの時間にヒナを覗くと、ヒナは私を見て目を見開き、小さな翼をバッと広げました。
その目はゆっくりと閉じていき、それと同時に翼もゆっくりと下がっていきました。

翼が地面に落ち、目を閉じ終わると、ヒナは動かなくなりました。

生き物、人間も含め、生きているところ、死んでいるところ、どちらも見たことが有ります。
生きて動いているところ、死んで動かなくなっているところ、どちらも見たことが有ります。

しかし…
生きている瞬間から、死にゆく瞬間…
私はそれを生まれて始めて見ました。
動いていた瞬間から、動かなくなる瞬間まで一部始終見守りました。

ヒナが最期に私を見た時、ありがとうと感じ死んでいったのか…
私にはそうは思えませんでした。

最期に大きな人間を見て、恐怖の中で死んでいったのではないか…
目が見えない時は、私は確かにヒナの母親であったのかも知れません。
しかし光を得たヒナが見たのは、自分の何倍もある大きな人間…
私がヒナだったら怖くてたまりません。

私達人間が普通に生きていて、自分の身体の何倍もある化け物に出会う事など、まず有り得ません。
だからその恐怖は私達人間には感じ取れない程の物なのかも知れません。

私はこのヒナから色々なことを教えてもらいました。
だから助けた事も後悔していません。
しかし、ヒナの方は分かりません。
何日か命を延ばしてもらっても、結局小さなまま死んでしまった…
ツバメなのに空を飛ぶ事も無かったわけです。

私は今回ツバメを助けた事は、私自身の単なるエゴの様にも思えました。
あの雨の日に、放っておけなかったから…
放っておいてその場を去ると「私が」後悔するから…
ヒナを連れて帰ったのは何故か…
「私が」気がすまなかったからです!

「ヒナが」より「私が」を優先しての行動でした。
それでも良かったのか?
たった何日かでも命が延びるのは良い事か?

私には分かりません。

でも私は感謝しています。
あの2つの小さな命に…

私はまたあの公園へ行きました。
1羽目のヒナを埋めた藤の木の、隣の藤の木に2羽目を埋めました。
そこにはまた、タンポポの綿毛を飛ばしました。

これからは藤の木とタンポポが2羽のヒナの命を貰って花を咲かせます…

ツバメ 3

インターネットで調べたら、ツバメは肉食だから、他の肉食の鳥のエサを与えると良いと書いてあった。
その頃、30分おきにエサを与えていたので長く家を空ける事が出来ず、遠くまで外出するのは無理だった。
近くで鳥のエサを売ってるのはホームセンターくらいだった。

ホームセンターのペット用品売り場に行き、肉食の鳥のエサを探した。
草食の鳥のエサ(青菜や穀物)は沢山有るのだが、肉食の鳥のエサは見付からず、店員さんに聞いてみた。
ヒナなので、すり餌が良いと私が言うと、店員さんは缶に入った黒いドロドロの物を勧めた。
「これならペースト状になっていますから」
その缶のフタには

とりもち

と書いてあった。
「これとりもちですよね?」
と私が聞くと、
「あぁすみません」
と店員さん…
そして店員さんはどこかへ走って行き、すり餌を持って来た。
今度こそちゃんと肉食の鳥のエサだったので、私は急いで買って帰った。

案の定、ヒナ達は腹が減ったと騒いでいた。
買ってきたエサを今までのエサと混ぜて与えると、大きいヒナは良く食べたが、小さいヒナは1口食べて口を開けなくなった。
それから小さいヒナはどんどん弱り、冷たくなっていった。

大きなヒナが元気良く動き回る横で、小さなヒナは動かなくなっていた…

一回り大きくなったヒナだが、丸裸のままだった。
目も開かず、何も見ぬまま死んでいった。

他の生き物の子を育てるのは、なんて難しいんだろうかと思った。
ツバメはツバメの子を、人間は人間の子を…
そこまでが本能でどうにかなる限界だろうと思った。
昨日まで元気だったヒナ…

私は公園の藤の木の下にヒナを埋めた。
埋めた所に息子と一緒にタンポポのわたげを飛ばした。

あの雨の日に死んでいたはずの命。
私が助けても、たった何日か命が延びただけだった。
手を合わせ「ゴメンね」とつぶやいた。
もう1羽のヒナを見守っていてね。
寂しいだろうけど、どうか連れて行かないでね。

この公園の藤の木の下にタンポポが沢山咲きますように… 

ツバメ 2

やっぱり放っておけなかった。
家の近くだったので、いったん走って帰り、ヒナに直接触らないようにゴム手袋を持って来た。
用意したカゴに壊れた巣ごとヒナを入れた。
辺りを見回したが、親ツバメの姿は見えなかった。

ここからが大変だった。
ヒナはゴム手袋をしてても分かるくらい冷たくなっていたし、私はツバメの知識は全く無い!
インターネットで調べまくった!
そして書いてあった通り、人肌位の温度の砂糖水をクチバシに少し付け、舐めさせた。
ペットボトルにお湯を入れ、温度計でヒナの近くの温度が30度以上になるように保った。

目も開かぬ丸裸のヒナ…
どれだけの時間雨に打たれたのかも分からぬが、生命力は凄まじかった!
みるみる元気になり、声も出す様になった。

私はこのヒナの声を親ツバメに聞かせてやりたいと思った。
温度に気を付けながら窓を開け、ヒナの声を外に聞かせた。

雨の上がった空に、親ツバメを見た。
親ツバメの鳴き声を聞くと、気のせいかヒナはゴソゴソ動いた。

元気になったヒナに、インターネットで調べた通り、ゆで卵の白身をすって与えた。
2羽とも良く食べ、1日1日、目に見えて大きくなっていった。
私は外で小さなバッタを捕まえ、食べさせた。
それまではバッタが道路に居たりすると「危ないよ〜」なんて草むらに逃がしてやったりしていたが、今回ばかりは鬼の様にバッタを捕獲しまくった。

親ツバメは、ヒナの居場所を突き止めたのか、偶然なのか、ウチのベランダの下に巣を作り始めた。
私は巣が完成したらヒナを巣に戻してみようかと考えていた。
しかし大家さんが見付けて巣を壊してしまった。
私はヒナをベランダに出し、親が近づいて来るのを待った。
しかし外は寒いし、カラスの多いこの辺じゃ、親が近付く前にヒナの命が危なかった。

自然に帰せなくなるかも知れないが、私が育てるしかないと思った。

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