WISH HOUSE 希望に満ちる家

現地滞在スタッフ シンディータマ

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家族


フィリピン人は兄弟が多く、当然親戚の数もめちゃくちゃ多いです。

そして家族の絆が強く、割と近くに親戚同士が住んでいるため、めちゃくちゃ大きいファミリーとなります。

従妹だけで50人、親戚全部で100人というのもざらです。

とある一族が一堂に集まった時、たくさんの人を紹介されたことがあります。

これは従妹で、これは姉の息子で、これは妹の旦那の妹で、などなど。

誰が誰やらさっぱりでした。。。


常に同じ年代の親せきがいるので、お互いの家を行き来して、わいわい過ごしています。

何世代も一緒に暮らしているので、当然年寄りの面倒も見ます。

核家族の多い日本では今はあまり見られない、素晴らしい家族形態だと思いました。




一方で、父親が違う兄弟がいるとか、母親が出て行ったとか。

生まれつき障害があるから子どもを置いて逃げてしまった。

調子が悪い子どもを置いて出かけてしまい、帰ってきた時には子どもが死んでいたとか。


日本だったら隠しておきたいような事実も、全ておっぴろげ、側面もあります。

子どもの前でも平気で、
「こいつは母親がいないんだよ。他の男ができたから捨てていったんだ。一人っ子なのに、もう兄弟もできないし、かわいそうだよな。」
とかいう親もたくさんいます。

そんなこと言われたら子どもはどう思うかなんて考えません。

自分は捨てられるような存在だったから捨てられたんだ、
と自分を全否定したまま大人になり、大人になっても自信がなく、隠れるように生きている人。

人を怖がり、社会性も乏しい大人になってしまう人がいます。


多様な家族形態はいいですが、その中で子どもが犠牲になったり、邪魔者扱いになったり
することがないようにしてもらいたいです。




ご支援ありがとうございます。






善悪


フィリピン人の大人は良くも悪くも子どもがすることに寛容的です。

自分の子どもが何かされたとか、自分の所有物で勝手に遊んでいたとか、
自分が被害を被るような時は感情的に怒っていますが、
教育的に叱るということがあまりありません。

基本的にうやむやにして終わりです。

ごめんなさいを言う習慣もあまりありません。



それだけが理由ではないと思いますが、大きくなっても人の物を盗んだり,
過剰ないたずらをするような人がたくさんいます。

WISH HOUSEで関わりのある10代後半くらいの子どもでも
ちらほらとそういう子どもがいます。


最近サンカラヤスで、いつも家を借りて勉強させてもらっているうちの腕時計をとある子どもが盗み、それ以降そのうちへの出入りが禁止とされてしまいました。

本人だけでなく、まだ小さい下の姉弟4人も含めて出入り禁止になってしまったので
一緒に勉強することができなくなりました。

学校に通っておらず、特に関わりが必要な子達だったので、
本当に残念です。



きっと腕時計を盗んだお姉ちゃんも、善悪など考えていない。

それどころか、バレたら狭いコミュニティの中で居場所がなくなることや、
最悪であれば警察に突き出されるとか、何にも考えることなく
衝動的に盗みをしたのだろうと想像します。

そういう善悪というのは一体成長発達のどの段階で学んでいくのでしょうか。

またどういう関わりがあれば、善悪について考えることができるようになるのでしょうか。






ご支援ありがとうございます。





サポーターキッズのロくん

サポーターの方から誕生日プレゼントが届いたので、自宅に届けに行きました!

フィリピンの郵便事情が悪いので、届いたのはロくんの誕生日を過ぎていましが、
なんと訪問した前日はおばあちゃんの誕生日でした!
イメージ 1


おばあちゃんへのプレゼントも送ってくださったので、二人で大喜びでした。







イメージ 3

サポーターの方の写真を写真立てにいれて大事に持っていました!


















ロくんは耳が聞こえないのでおしゃべりができませんが、表情が豊かなので、
十分コミュニケーションを取ることが可能です。

16歳で小学校2年生なので、恥ずかしくて学校に行きたくないと
新学期にエンロールを渋っていましたが、今は楽しそうに通っています。

学校で教わったのだと思いますが、以前よりも読唇術ができるようになり、こちらが言うことをほとんど理解してくれます。


時々、下校途中のロくんい遭遇します。
イメージ 2

とてもピュアな少年で、カエルがいたりするとにこにこと嬉しそうに教えてくれます。笑














家族以外とのコミュニケーションが難しかったロくんですが、学校に通いはじめたことでコミュニケーションの幅が広がり、彼の将来の選択肢は大きくなっています!

まだまだ試練はたくさんあるだろうけど、頑張れ〜‼‼




ご支援ありがとうございます!!








突然のお別れ

10月22日(火) サンカラヤス

到着してすぐに一人の子どもの訃報を知らされました。

まじめに幼稚園に通っていたので、毎回参加していたわけではありませんが、
よくWISH HOUSEにも参加してくれている子どもで私もよく知っている子どもでした。

6歳ですが、年齢にしては体が大きい割りに、とても優しい顔つきと性格という印象で、
自分より小さい子をいつも気遣う子でした。


死因は喘息とのこと。

母親の話では、薬がなかった。
夜に発症してその時は病院には行かず、翌日の朝に病院に行ったが間に合わなかった、というものでした。

後から別の人に尋ねると、朝から発症していたが、母親は彼をおいて、遊びに出掛けて行った。本人から苦しくて病院に連れて行ってほしいと訴えがあり、近所の人が昼に母親に連絡。しかし母親が帰ってきたのは夕方。その時点でほとんど動けなくなっていたとのこと。そして病院に行ったがすでに亡くなっていた、というものでした。

母親も母親ですが、近所の人も苦しがっている様子を見ているだけで、
誰も何もしなかった。
9歳のお姉ちゃんも苦しがる弟をずっと見ていることになった。

喘息は急激に悪化して死に至ることもありますが、今回の話を聞く限り、
すぐに病院に連れて行けば、助かったのではないかと思います。


フィリピンに来てから半年ですが、もう何人も亡くなった方を見ました。
寿命で亡くなった方もいますが、子どもや若い人がたくさんいました。

ここでは人の命は平等ではないし、人権なんてものもありません。
日本では助かる命も、ここでは助かりません。
人の命の重さも日本とは価値観が違うのかもしれません。
ある日突然お別れの日がやってきます。



先週彼に会ったとき、実は一緒に勉強しませんでした。

今日は勉強したくないと言って、離れたところで一人で遊んでいました。

それまでもそういう日はあって、普段は幼稚園に通っているので、
無理には誘いませんでした。

特に調子が悪そうな様子はなかったけど、その数日後に亡くなっていたので、
あの時すでに調子悪かったのかなあとか思ってしまいます。

彼の命はもう戻ってこないので、他の子ども達が二の舞にならないように
見守っていきたいと思います。




ご支援ありがとうございます。





















自宅訪問


毎週金曜日はサポーターの家を順番に訪問しています。

自宅で学習が必要な子は、プリントを渡して勉強、

学校で必要な物がある子は、買い物をして家に届けるという作業をしています。

また学校での状況や家庭での状況を把握することに努めていますが、

どの子も貧しい家なので色々と状況が変わっていることが多いです。



A君の場合

実の母親が存在せず、叔母に育てられています。

その叔母と叔母の実の息子の体調が思わしくない。

日本なら入院治療をしているレベルなのですが、彼らが笑っていられるのが
すごいなあと思います。

少しだけ回復している様子だったので良かったのですが、この叔母が万が一のことになった時、A君の生活はどうなるのだろうと思います。



Bちゃん、Cちゃん姉妹の場合

6月に赤ちゃんが生まれましたが、なんとお金がないからという理由で
親戚のうちに養子に出していました。
今はfacebookでのみで顔を合わせているとのこと。

そして今はBちゃんも平日は少し離れた親戚の家に住み(学校からは近いとのことでそこから通学)、土日のみ家に帰ってくるという生活をしていました。

そもそもこの家は父親の収入が少ない上に兄弟も多いため、
貧しい暮らしをしていました。
おかずがなく、米のみを食べていたり、
通学もかなり距離がありますが、トライシクル代がないため歩いて通学したり。

それでも通学を頑張っているので、彼らの逞しさに学ぶことがたくさんあります。



D君、E君兄弟の場合

この兄弟は本当にいつ訪問しても家には不在で仕事をしに出掛けています。

水運びや、砂運びの仕事をしており小学生ながらたくましい筋肉をしています。

1回の仕事で150ペソ(大人の半分の額)を稼ぎ、それをお小遣いにしたり、
家計にも貢献しています。

児童労働にあたり、日本ではできないことですが、ここでの児童労働が
良い事なのか、しない方がいい事なのか、わからなくなってきます。



どの家も訪問するたびに驚かされることがたくさんあります。
とりあえず、彼らが通学を継続できるよう、私達にできる支援を考えなくては!!!




ご支援ありがとうございます!




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