|
今から三十年前のことである。
宮城県岩出山町の座散乱木遺跡から
四万年ないし五万年前の地層から
住居跡が発見された。
この当時、日本考古学の中では
三万年以上前に人類と呼べるものが
存在したか否か論争になっていた
矢先でもあった。
いた筈だと言う説と
いなかったと言う説が
激しく分かれる中にあって
アマチュアの発掘家が石器を発見し
「いた筈だ」説派に大きな勝利をもたらした。
その後も彼は次々と新発見をし
日本の旧石器時代は
十万年前→二十万年前
そして五十万年前まで遡ってしまった。
彼はこうした功績により
「神の手」を持つ男と称されてしまった。
しかし一方で
「怪しい」と疑念を持つ研究者もいたが
物証があるからと封じ込まれてしまった。
最終的には多くの皆さんがご存知の通り
「ねつ造」であった。
歴史の教科書は何度も塗り替えれ
かつて多くの考古学ファンが押し寄せた
座散乱木遺跡は、今は見る影もないほど
荒れ果てている。
振り返れば、この事件。
アマチュアの考古学者一人の
単独ねつ造事件として、幕が
閉じられてしまったが
これを「よいしょ」した人物が
大勢いたように思える。
悲しいかな
アマチュアの考古学者が
権威体質がはびこる学会において
認められることが
現実的には容易なことでない
といった負の証左でもある。
(元考古学専攻者)
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用





その学者のニュース、覚えています。
ゴットハンドとか呼ばれていた有名な元学者ですよねぇ。
こっそりと前のその夜に、土中に仕込んで翌日に
発見する手口をビデオで撮影され、御用になりましたよね
悪事を働くと必ずバレて、今まで築いて来たものが
一気に崩壊してしまうので、何事も真面目に真剣に
やらないと駄目ですよね。 ポチッ
2011/5/24(火) 午後 4:57
sukisukiscriptさん
今晩は。
ご訪問及びコメント有難うございます。
本ねつ造事件は、すべて
彼の仕業とされていますが
実際、その周辺には
多くの関係者が存在していました。
今はすでに闇の中です。
勿論、彼の心の中に
おごりがあったことも確かでしょうが
どこか「とかげのしっぽ切り」といった
印象が拭えません。
本日は有難うございました。
2011/5/24(火) 午後 6:43 [ sak**491* ]
考古学にすら、組織的なインチキが、蔓延っているのでしょうか
結局は名声を得て金儲けに繋げたい者ばかりとか・・・
考古学についてはなにも知識がないので、どれが本物で
どれが偽物なのかも分かりませんが、学説に繋がる現物の発見は
確たる証拠になるので、悪意の者が出ると本当に怖い学問ですね
考古学者の出土の捏造は、まるで麻薬みたいなもので
止められなくなるとテレビ番組でも言っていました。
ゴットハンド恐るべし。
2011/5/26(木) 午後 6:35
sukisukiscriptさん
今晩は。
いつもご訪問及びコメント有難うございます。
大きな発見をすれば
それに伴いある程度、将来にわたって
地位と名誉が保障されますが
そんなことが頻繁に起こる筈がないのが常識であります。
地方の多くの研究者は
教職の傍ら、或いは自営業者であれが
合間隙間の時間で地道に研究を重ねていきます。
ジェラシーが強くないと
生き残れない世界かも知れません。
本日は有難うございました。
2011/5/27(金) 午後 5:55 [ sak**491* ]