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出逢い

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  それは、僕がある楽譜&楽器メーカーの講師をやっていた頃の話です。

当時、僕はリコーダーの導入時期になると、あちこちの小学校を回って教えていたのですが、一仕事終えて帰ると、「先生、今度ウチで扱う商品なんですよ。」と言って営業所の所長さんが僕に笛を手渡しました。それは紫檀で作られたアルトのリコーダーで、美しい木目と比較的細めの外観が印象的でした。
実際に吹かせてもらうと外観同様、引き締まった良い音がする。「今使っているのがツブれたらこの笛にするかな」...などと生意気なことを考えながらもその時はそれで終わり(笑)

...それから10年以上経って、お弟子さんの楽器を探していたら、なぜか、その当時の事を思い出した。早速、製作者本人に頼んで楽器を取り寄せてみるとこれが矢張りいい。そうして、そのうちに僕の笛も買い替えの時期が来て

...気が付けば僕の笛の大半はその製作家とお弟子さんによるものになっていた。

...演奏家にとって楽器とは...言うなれば、板前さんの包丁やカメラマンの機材と同じですから、それを作る側と使う側とで共に育てて行くものなのかも知れませんね。特にリコーダーはデリケートな楽器なので製作者のサポートが不可欠です。                 
         
          写真提供  竹山木管楽器製作所
http://www.takeyama-recorder.jp


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