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気が付けば、もう桜の時期。不相変の不順な天候に泣かされながらも4月を迎えました。
昨年の秋から母の入退院が続き、今回は本当に久しぶりの投稿です(笑)。
「拙きは凡夫の倣い」の喩えではありませんが、私たち人間は日常の喧騒の中にあって、物事の本質や大切なことをつい見落としてしまいがちです。そして、何か大きな問題に直面するとそれまでの、ごく当たり前であった日々がひどく愛おしくさえ思えてきます。
仏教では人間の執着心を著(じゃく)とも表現し、その呪縛から離れることを権大乗までの教えでは所謂「悟り」と言いますが、そこはそれ、凡夫の悲しさ...そう簡単には行かない。自分自身を振り返って思うに、普段私達を取り巻く問題の大半はこの「著」から起こっているのではないでしょうか?! 例えばおにぎり一つを心から美味しいと感じることもあるが、もっと旨いものが食べたいと思うこともある。人間の欲望にはキリがないし、実に様々。

「佛の説きたもう苦諦は眞實にして異なることなし。若し衆生あって、苦の本を知らず、深く苦の因に著して、暫くも捨つる能わざる、是等を爲っての故に、方便して道を説きたもう。諸の苦の所因は、貪慾これ本なり。若し貪慾を滅すれば、依止する所なし。」(法華経譬喩品)

思えば文明という美酒は人間の五慾を満たすために進歩、発展してきたのかも知れません。文化芸術も云うに及ばずですが...。
人として、少欲知足の精神は常に心の隅に留めておかなければいけませんね(笑)

「我れ深く汝等を敬う、敢えて軽慢せず。所以は何ん。汝等皆菩薩の道を行じて當に作佛することを得べし」(法華経不輕菩薩品)


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