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(画像の右下をクリックすると拡大できます。) 「石のスープ」というお話をご存知でしょうか。ポルトガルの民話だそうです。私は、小学校の時に担任に読み聞かされましたが、今でも時々思い出し、子供たちに話して聞かせた事もあります。私の印象では、あまり良い話という記憶はありませんでしたが、調べなおしてみると・・・・・・ *ポルトガルに伝わる民話。そしてそのエピソードから、協力を集めるための呼び水の比喩にも使われる。似た形の民話はヨーロッパ各地にあるが、北ヨーロッパでは石の代わりに釘、東ヨーロッパでは斧が使われている と、ウィキペディアでは紹介されていて *飢えた旅人(僧侶とも)が集落にたどり着き、民家に食事を求めて立ち寄ったが、食べさせるものはないと断られてしまった。 一計を案じた旅人は、路傍の石を拾うともう一度民家にかけ合った。「煮るとスープができる不思議な石を持っているのです。鍋と水だけでも貸してください」 興味を持った家人は旅人を招き入れた。旅人は石を煮始めると「この石はもう古くなっているので濃いスープになりません。塩を加えるとよりおいしくなるのですが」と説明した。家人は塩を持ってくる。 旅人は同じようにして、小麦と野菜と肉を持ってこさせた。 できあがったスープは見事な味に仕上がっていて、何も知らない家人は感激してしまった。旅人はスープのできる石を家人に預けると、また旅立っていった。 と、話のあらすじが載っています。このあらすじは、私が小学校の時に聞かされたものと同じで、どこが「協力を求めるための呼び水の比喩」なのか理解しがたいお話です。当時の私の感想は、「詐欺師」の話だなと思いました。その思いは今でも変わらないわけですが、記憶違いという事もあるのでもう少し詳しく調べてみました。 陽が地に沈むころ、ほこりだらけの道を、これまたほこりにまみれたベルナルド師がトボトボと歩いていました。ロザリオはちりんちりんと鳴り、おなかはグウグウと鳴っておりました。 長い道のりです。でもこれは修道院に辿り着くまでの道のりが長いのではありません。長い長い道のり・・・・・。 彼は頭が良く、また頑丈な肉体を持っていました。。お腹がいっぱいならば100レグアくらいも歩けるのに・・・。でもいくら歩いても迷子のニワトリにも会わないしリンゴの木が見つかるわけでもないし、ごちそうしてくれる誰かに出会えもしません。ああ、何にも食べるものがない! 「あとちょっとで・・・」ブツブツと人生を嘆きかけたその時、遠くに農場が見えました。 「おお、我をお守り下さる主よ、我をお忘れにならなかったのだ!」 ベルナルド師はにまりと満足げに微笑みました。悪いことがいつまでも続くわけではないのだ。ささやかな幸福・・・・・きっと食べ物にありつけるに違いない。 しかし、何もかもがそううまくいくわけではありません。人生は困難の連続です。何年も続いた干ばつで穀類は芽を出さず、菜園の野菜類はしおれ、動物たちは飢えと渇きのため死んでしまっておりました。 領主たちはいつも通り重税を課しておりましたが、遠い地の敵を倒すために男たちは去り男手はなし。カラカラに干上がった大地からは殆どなにも採取できない状態。かろうじて収穫したほんのわずかの食べ物は、各家庭で皆誰にもわからないようにこっそりと隠して、自分たちのためだけに充てていたのでした。 これらすべてのことを、善良なるベルナルド師はよく知っておりました。彼は悪人でも詐欺師でもありません。ただ現実の道を進まねば、彼は食べられないのです。他に食べる近道はあるか? 否! 茅ぶきの屋根で黒っぽい石の壁の家に近づくにつれて、ある考えが彼の頭に浮かびました。道ばたに落ちている石を拾い上げ、にこりと微笑みました。それはただの丸い石。ついている埃をていねいにはらってゴシゴシと磨き、ドアを叩きます。 「誰?」女の声がしました。 「神のご加護を、奥さん!そこに鍋があったら貸してくれないかい。それと、水があったらほんの少しでいいからわけておくれ。今ここに炭火をおこして『石のスープ』を作るから。」 「なんですって?! そんなこと本気にすると思ってるの!」赤ちゃんのいるその大きなお腹に手をのせながら、女は笑い飛ばしました。 「石のスープですって? そんなの聞いたこともないわ!」 「そりゃあ、私の出身の小さな小さな村の食べ物だからね。知らないのも無理はない。よく食べたもんだよ。とても美味しいんだ。見てみたいかい?」 それを聞くと女の好奇心がムズムズとうずきはじめました。あからさまに、まるで5頭のニワトリでも見るような感じで、修道士をジロジロと見つめます。 「いいわよ、作ってみてよ。」 彼女は半信半疑ながら、面白そうだと思いそう言いました。 「なあに、簡単さ。すぐ作れるよ。まず、鍋の中にこの石と水を入れる、そしてぐつぐつと煮立てる。」 先ほどピカピカに磨いたその石を示しながら、ベルナルドは説明します。女は信じがたいとは思いましたが、好奇心には勝てず、鍋と水を取りに行きました。 ベルナルド師は木片を6つかき集め、そこに火をつけ、炎が強くなったころ、石を入れた鍋を上に乗せました。これから何が起こるのかを観察するように腕を組んで見つめます。それから、ロザリオを手でもてあそびながら、暫く黙ってそこに座っていました。時間が経ち、水が沸騰しはじめました。石が中に入っています。 女は、ずっと信じられないままでしたが、修道士から目が離せませんでした。 「あー、もういいかな。どれどれ、う〜ん。」そう言いながら彼は一口試します。 「う〜ん、少し塩味が足りないな。塩があるといいんだけどねえ。」 女は塩を取りに行きました。ベルナルド師は礼を言い、またロザリオの玉をもてあそびます。 女は、彼の言ったことを全く信じていないふりを続けてましたが、その心は好奇心でいっぱい。でもそれを押し隠し彼の様子を観察しつつ雑用事を続けておりました。修道士は女のそんな様子には気づかないふりをしました。 しばらくたってから女が耐え切れなくなって質問しました。 「スープ・・・どう? 美味しくなったかしら。」 「美味しいかって? そりゃあ、わたしが今まで食べたものに比べればねえ。う〜ん、もし小さなジャガイモ一個とキャベツの葉を一枚足せばねえ、もうちょっと美味しくなると思うよ。」 女は菜園に行き、ジャガイモを二個とタマネギ、キャベツの葉を何枚か取って戻って来ました。そんなにも頼んだわけではありませんでしたが、ベルナルド師はしめしめとそれらを受け取りました。 美味しい野菜スープが既に彼の前に出来上がっています。しかしながら、ちょっと時間が経ったら、また女のほうを振り返りこう言いました。 「このスープは悪くはない。でももしニンニク一切れとオリーブオイルがちょこっとと、チョリソーの輪切り2枚あれば・・・こりゃあ最高のスープになるよ!」 スープの素晴らしくいい匂いがしています。 女は家に入り、必要なものを持って来ました。 「さあ、あとは何が必要だと思う? 奥さん。スープのいれものをここに持って来て、座りなよ。スープ2人分の出来上がりだ!」 ベルナルド師が美味しい石のスープを充分に堪能したので、女は彼に大切な自分たちの食料を恵む必要はないのだと、ホッと胸をなでおろしました。彼の巧みな話術で、食べ物を既にあげているなんてことにまったく気がついていなかったのです。 「ところで、その石はどうするの?」鍋の底までスープを食べ尽くした後、女がそう質問しました。 「この石かい? そりゃあ、またスープを作るために持って行くよ。」ベルナルド師は満足げに二ヤリと笑い、そう答えました。 元のお話は、3人の兵士が主人公だというお話もあるのですが、出だしは同じで違うとすれば、長い戦争で閉ざされていた村人の心を開き村全体を幸せな気分にしたという事でしょうか。ヨーロッパ全体に似たようなお話が有り、日本でもこのお話をモチーフに「しあわせの石のスープ」とか「オオカミと石のスープ」などの絵本もあるようです。 あくまで個人的な感想を言えば、所詮嘘から始まった一瞬の幸福感(満腹感?)であり、冷静に考えれば、飢えた人間が人を騙して己の欲望を満たす話で、どこが素晴らしい話か理解に苦しみます。 オヤジの感性が貧しすぎるからだと言われてしまえば反論もできませんが、何でこんな記事を書いているかといえば、民主党の比喩として私が使っているからなんです。 「ここに日本を良くする政党が有ります。」 「政権をとれば日本が変わります。」 「子供手当、農家の個別保障、高速道路の無料化、高校の授業料無償化などを加えると本当に良い国が出来ますよ。(スパイスに外国人参政権とか選択的夫婦別姓も入れたいんですけど今は内緒で・・・)」 そんなお金が有るわけないだろう!? 「いえいえ、皆さんが見た事がないだけで、無駄遣いをやめれば幾らでもお金は出てくる事を私は見て知っているんです。」 で、政権交代し日本全国幸せ気分で浮かれ、メディアも大騒ぎ、でも暫くして冷静になってみれば「騙された・・・・」そして増税だけが残された・・・。嘘からは、真の幸せは生まれはしないと思います。 本日は、「建国記念日」です。日本人なら「紀元節」と言うべきでしょうが、どちらにせよ日本という国を改めて見つめ考える日ではないかと思います。良い休日をお過ごしください。 本日も拙い記事にお付き合いいただきありがとうございます。 |
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Wクリ○です!
2011/2/20(日) 午前 11:33
オヤジさん、お久しぶりです。
ご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。
正に詐欺師以外の何物でもない話ですね。
仰るように、利があるように見せかけて、自分の目的を果たすところなど、民主党そのものの話ですね。
昔からこういった輩は存在するんでしょう。
我々が見抜く目を持たないといけないということでしょうね。
傑作です!
2011/2/20(日) 午後 3:22 [ - ]
Wクリ○です!
2011/2/21(月) 午前 6:59
本日のランクリ2○です。
ご来訪やランキング応援に感謝を申し上げます。
また伺います。
2011/2/21(月) 午前 11:09
栗
2011/2/22(火) 午前 10:39 [ 敬天愛人 ]
本日のランクリ2○です。
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また伺います。
2011/2/22(火) 午前 11:10
Wクリ○です!
2011/2/23(水) 午前 6:57
本日のランクリ2○です。
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また伺います。
2011/2/23(水) 午前 11:14
本日のランクリ2○です。
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また伺います。
2011/2/24(木) 午前 11:34
本日のランクリ2○です。
2011/2/25(金) 午後 1:33
本日のランクリ2○です。
ご来訪やランキング応援に感謝を申し上げます。
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2011/2/26(土) 午後 2:56
本日のランクリ2○です。
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また伺います。
2011/2/28(月) 午前 10:59
本日のランクリ2○です。
ご来訪やランキング応援に感謝を申し上げます。
また伺います。
2011/3/1(火) 午前 11:37
W村○です
2011/3/2(水) 午前 7:03
本日のランクリ2○です。
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また伺います。
2011/3/2(水) 午後 1:24
本日のランクリ2○です。
ご来訪やランキング応援に感謝を申し上げます。
また伺います。
2011/3/3(木) 午前 11:03
本日のランクリ2○です。
ご来訪やランキング応援に感謝を申し上げます。
また伺います。
2011/3/4(金) 午後 0:09
本日のランクリ2○です。
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また伺います。
2011/3/5(土) 午後 3:19
お元気ですか?
大地震、ご無事ですか?
2011/3/14(月) 午前 2:56
皆さん、ご心配をおかけしておりますが、無事にしております。実家や職場の事もあり、ブログをのぞく事もできませんでした。
2011/3/14(月) 午後 4:41