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巷では、食中毒が気になる季節となったわけですが、今時の食中毒は余り季節に関係が無い事を一般の人達は知りません。下の写真は、私も大好きなものですが、もう15年ぐらい口にしていません。なぜなら、食中毒リスクの高い食品と言われているからです。 うちの店は「鮮度」が良いから大丈夫なんて言ってるところもありますが、「鮮度」=「安全」ではありません。「鮮度」には、食中毒にならないという何の根拠も無いのです。 レバ刺し 鶏刺し 梅雨空が続き、スッキリしない日が続いていますが、毎年決まってこの時期になると食中毒注意報なるものが地域によっては出されたりします。 私は、実情を知るだけに食中毒注意報なるものが如何程の役に立つものなのか、疑問を持っています。20年も前ならそれなりに役に立ったかとも思いますが、現状では食中毒事故は年中おきているわけで、夏だから多くなると思い込んでいるとしたら、大きな勘違いなのです。特に近年の食中毒が、欧米化している事を見ても、食生活の変化によって状況は一変していると言えるでしょう。 昔と違って、行政からの指導も厳しく、食に携わる人間は多くの知識を要求され、施設に応じた設備も要求されます。したがって、梅雨時から食中毒が多くなるとすれば飲食店や給食関連の施設よりも家庭の方が増加しやすい傾向にあります。 ただし、5月ぐらいに食中毒を出した施設は必ず報道の対象とされ、注意を喚起する為の見せしめとされる事は間違いありません。 食中毒を引き起こす原因物質(菌またはウィルス)は、其の予防手段が構築されていますので、忠実に従えば事故からは無縁で過ごす事ができますが、少しでも油断すれば即食中毒事故に繋がります。 しかし、原因物質が特定できないと予防手段を構築できない事になり、事故を防ぐ事は難しく、従来通りの予防手段の徹底しか為す術がありません。ですから、こんな報道は気持ちが萎えてきてしまいます。 飲食後の発症時間が短いとか、下痢と嘔吐が主症状であるとか、症状が比較的軽く回復が早いところなどは、「黄色ブドウ球菌」による食中毒を連想させるわけですが、原因物質が特定できないとなると、未知の菌あるいはウィルスという事になるのでしょう。 私は、専門家ではありませんので、はっきりした事は申し上げられませんが、何となく日本人の免疫力の低下が招いたものではないかと思います。あくまでも私の想像の範疇でしかありませんが、人間に悪さをするとは考えられなかった菌またはウィルスが、抵抗力の弱くなった人間に食事を介して悪さをしているとは考えられないか。本来なら、まったく問題とされていなかった所謂「雑菌」の類ではないのかと思ってしまうのです。 ノロウィルスも以前は、原因不明の食中毒とされていた事を考えれば、簡単に結論付ける事は危険ですが、どちらにせよ人間自身が健康に配慮して抵抗力を高めておく事が大事です。同じ食事をしても、食中毒にならない人間もいるという事は、抵抗力の差が大きく関わっているのだろうと思います。 新型インフルエンザにしても未だ収束する気配がありませんが、同じ空間を共用していても感染しない者もいれば、感染しても発症しない者もいるのですから、日頃の生活で培っておくべき事なのだろうと自然に考えてしまいます。 死の病とされる感染症も少なく無いのですが、感染症の多くは治療可能なわけですから、早めに病院に行って診察を受ける事が大事でしょう。 昔から「お医者様でも草津の湯でも・・・・」と言って、治らないものも有るには有りますが「恋の病」だけは、今でもどうしようもないですね。^^;) 余談ですが、マスコミからの感染症は「特効薬」って、無いのでしょうね。−−;) 家庭で出来る簡単な予防法を書いておきましょう。 1.料理をする前は、必ず十分に手を洗う事。 2.肉、魚、野菜を切るときは其の都度まな板と包丁を洗い、出来れば漂白剤(塩素系の洗剤など)など で消毒する事。 3.時間を置いて喫食するものは、なるべく素手で触らない事。 4.肉や魚を加熱する時は、十分に過熱されたことを確かめる事。 これだけでも食中毒は結構防げてしまうものです。 鰯や鯖などの所謂「青魚」と呼ばれるものは、鮮度の良いものを心がけてください。鮮度が落ちるにしたがって、ヒスタミンによる中毒の危険性が増していきます。 少量の菌やウィルスで発症する食中毒が増えていて、殺菌する事と菌を付け無い事ぐらいしか予防手段が無いのが現状ですが、それでも家庭でできる事は家族の健康の為に実践しましょう。 |
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2009年06月23日
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