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6.大老降ろし(後編) 翌日のイエヤス爺の館では、例によって密談が交わされていましたが、メンバーが一人増えています。 「首尾は。」とイエヤス爺が問えば、 「後一押しかと。」と答えてニヤリとするテンカイ君。 「流石はテンカイ君。」と心にも無い言葉でヨイショするマサムネ君とナガマサ君。 「ところでツネさん、そちらは上手く行っているのかな。」とイエヤス爺は今回メンバー入りした初老の男に尋ねます。 「主だったマスコミは、纏め上げましたので如何様にもなります。後はタイミングでしょうな。」 この男、イエヤス爺とは旧知の仲でマスコミ関係の実力者です。政治の世界にも広く人脈を持ち、逆らえる者もほんの数えるほどという影の実力者です。テンカイ君が言う「マスコミを利用する」とは、このツネさんの影響力を使うという事なのです。 「最近、ネットというものから情報を得ている者が増えているそうだが、古臭党の支持者に人気があるという。そちらの影響はどうなのじゃ。」下から覗き込むようにツネさんを見つめるイエヤス爺。 「それなれば問題ござりません。何しろ数が少のうございます。ほとんどの国民は、我々の情報を信じますれば、今は気にされる事もないかと。」ネットの事が気になるのか、やや苦々しい表情で話すツネさん。 「ただ、いずれ利用する事も必要かと。何とかとハサミは使い様と下世話では申すようですから。」落ち着きを取り戻したようなツネさん。 「されば頃合いかと思いますが如何されますか。」と、ニヤニヤしながらテンカイ君。 「ご一同、詰めに入りますかな。」と、イエヤス爺がニヤニヤすれば全員がニヤニヤしながら「異議なし!」と答えるのでした。 翌日の各種マスコミは、一部を除き同じ様な論調で「庶民の声を聞け!」「賞味期限の切れた政府」などと報道し始めるのでした。他に情報源を持たない一般庶民は、どのマスコミも同じ様な趣旨で報道がなされているのを眼にして、すっかり信じ込んでしまいます。 数日後の各種マスコミは、一斉に独自世論調査と題して報道します。「古臭党支持率23%、騙素党支持率31%」「ヒデヨシ大老支持率下落、13%」などなど、兎に角現政府が国民に支持されていない事をアピールする報道ばかりとなります。 ただネットと一部新聞では、「国民は、偏向報道に簡単に乗ってはいけない。冷静に判断すべき!」と報道しますが、如何せん数が圧倒的に少なく影響を与えるほどにはなりません。 イエヤス爺の館では、ニヤニヤしっぱなしのイエヤス爺と其の仲間達の密談が始まっています。 「これであと少し突いてやれば、あの猿めも辞めざるを得んだろうて。」笑いが止まらないといった感じのイエヤス爺。 こちらも今にも笑い出しそうなテンカイ君が 「マスコミとは怖いものでございますな。」と、言えば 「自分で仕掛けておいて何を仰るのやら。」と、笑いを堪えるのに必死なマサムネ君。 「猿顔が益々猿にそっくりになったと聞き及びましたが、想像するだけでおかしゅうございますな。」と、ナガマサ君が言うと全員が堪えきれずに一斉に笑い出します。 やっと笑いが収まり、切り出したのはイエヤス爺。 「それでは、坊主どもにもう一働きしてもらおうではないか。」とニヤリ。 それに答えるように 「されば、明日にでもけしかけるとしますか。」と、テンカイ君。 「では、いよいよ仕上げでございますな。」と、とっても嬉しそうなマサムネ君。 「事務所の用意でもしますかな。」ナガマサ君が言うと、一斉に笑い出すイエヤス爺と其の仲間でした。 それから2日後の大老官邸には、先日の坊主AとBがやって来てまたまた険悪な雰囲気です。 「ヒデヨシ君、今日ははっきりと返答してもらうよ。我々の要求を呑むのか、解散するのか二つに一つ。どうするかね。」脅すように話す坊主A。 「そんな事私には選べませんね。あなた達の要求は、理不尽です。」と突っぱねようとするヒデヨシ君ですが、坊主Bが更に激しい口調で 「何を言っている!お前がだらしないから、国民の支持率が低下して我々まで危ない立場に追い込まれている事が理解できないのか!此処までくれば、国民に手当を支給するか選挙で国民の信を問う以外の選択肢が無い事も解からんのか!!!」と、まくし立てます。 「そちらの都合を優先しなければいけない理由はありません。」と突っぱねてみたものの内心ドキドキのヒデヨシ君です。 「ならば、我々は全ての協議に応じない。」と坊主A。 追い詰められたヒデヨシ君は、思わず「なら私が辞めます。」・・・・・言っちゃいました。ヒデヨシ君は心の中で(しまった!)と思いましたが、もう遅い。 「よし、直ぐに記者会見を開いて辞任してもらおう。」と坊主Aが言うと、坊主AとBはヒデヨシ君の両脇を抱えて部屋から出て行きます。 ・・・・大老ヒデヨシ君の辞任劇の真相は、・・・・誰も知らない・・・・・。 つづく 鳩山さんは、次の外遊行けるのでしょうか。
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2009年10月03日
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5.大老降ろし(中編) 翌日のイエヤス爺の館では、例によって密談が交わされていましたが、メンバーが一人増えています。 「首尾は。」とイエヤス爺が問えば、 「後一押しかと。」と答えてニヤリとするテンカイ君。 「流石はテンカイ君。」と心にも無い言葉でヨイショするマサムネ君とナガマサ君。 「ところでツネさん、そちらは上手く行っているのかな。」とイエヤス爺は今回メンバー入りした初老の男に尋ねます。 「主だったマスコミは、纏め上げましたので如何様にもなります。後はタイミングでしょうな。」 この男、イエヤス爺とは旧知の仲でマスコミ関係の実力者です。政治の世界にも広く人脈を持ち、逆らえる者もほんの数えるほどという影の実力者です。テンカイ君が言う「マスコミを利用する」とは、このツネさんの影響力を使うという事なのです。 「最近、ネットというものから情報を得ている者が増えているそうだが、古臭党の支持者に人気があるという。そちらの影響はどうなのじゃ。」下から覗き込むようにツネさんを見つめるイエヤス爺。 「それなれば問題ござりません。何しろ数が少のうございます。ほとんどの国民は、我々の情報を信じますれば、今は気にされる事もないかと。」ネットの事が気になるのか、やや苦々しい表情で話すツネさん。 「ただ、いずれ利用する事も必要かと。何とかとハサミは使い様と下世話では申すようですから。」落ち着きを取り戻したようなツネさん。 「されば頃合いかと思いますが如何されますか。」と、ニヤニヤしながらテンカイ君。 「ご一同、詰めに入りますかな。」と、イエヤス爺がニヤニヤすれば全員がニヤニヤしながら「異議なし!」と答えるのでした。 翌日の各種マスコミは、一部を除き同じ様な論調で「庶民の声を聞け!」「賞味期限の切れた政府」などと報道し始めるのでした。他に情報源を持たない一般庶民は、どのマスコミも同じ様な趣旨で報道がなされているのを眼にして、すっかり信じ込んでしまいます。 更に数日後の各種マスコミは、一斉に独自世論調査と題して報道します。「古臭党支持率23%、騙素党支持率31%」「ヒデヨシ大老支持率下落、13%」などなど、兎に角現政府が国民に支持されていない事をアピールする報道ばかりとなります。 ただネットと一部新聞では、「国民は、偏向報道に簡単に乗ってはいけない。冷静に判断すべき!」と報道しますが、如何せん数が圧倒的に少なく影響を与えるほどにはなりません。 つづく 原口総務相側 献金500万円記載漏れ NTT労組から 「訂正する」(産経新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091003-00000031-san-soci 最後まで書きあげる前に消えて無くなりそうな現政権ですが、国会も始まってないのにね。−−;)
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