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8.新時代の序章 その二 其の頃、イエヤス爺の館では例によって密談中です。 「まずいですな。このタイミングでシンディー・シスターズの倒産は本当にまずいですな。」と苛立った様子のマサムネ君です。 「そうは言っても仕方あるまい。そこまでは読んでおらなんだ我らが迂闊さよ。」冷静なイエヤス爺です。 「ここは、今まで通り解散を迫るだけでよかろう。なぜ、国民に信を問わないのかとやるだけで、マスコミは同調するはずだ。ツネさん、そうであろう。」全員の視線がツネさんに向かいます。 「御意。マスコミは、新大老の行動すべてにケチをつけていきますから、あっという間に人気がなくなることは間違いございません。」自信たっぷりに話すツネさん。 「という事は、我々の方は、持ち上げてもらえるという事であろうか。」なんとなくいやらしい話し方のナガマサ君です。 「都合の悪いものは、できる限りスルーしますが、紙面ではアリバイ作りに小さな記事にします。そうしないと、ネットの住人どもが騒ぎだしますからな。しかし、一般国民は気がつきますまい。そのうえで、経済の先行きが不安だ、政府は無策であるとテレビで盛んに流します。紙面は、ほどほどにやります。」悪人面とはこのような顔を指して言うのだろうと自分の事は棚に上げて、真剣に考えるマサムネ君です。 「後は無理やり解散に持って行くという事でございますな。」したり顔で話すナガマサ君です。 その姿を見て(こいつは相変わらず馬鹿だな。何も理解しておらん。)と内心つぶやくイエヤス爺です。 「解散は、何時頃になるであろうか。」と、やや冷静なマサムネ君です。 「はっきりした事は解かりませぬが、来年度の予算が編成されるあたりで目途をつけたいものでござりますな。」ニヤリとテンカイ君。 「年明けには選挙でございましょうか。」と、完全に浮かれてしまっているナガマサ君です。 「そうありたいものだな。準備だけはしておくべきであろう。」いつもと違い、妙に冷静なイエヤス爺です。 「そうであれば、党内に指示を出しませんと。」と、マサムネ君。 「待て待て、早まってはならん。マスコミの動きと連動したものでなくては、効果は薄くなる。その辺は十分に慎重に動くように伝えてもらいたい。」というイエヤス爺の言葉で密談は終わりました。 部屋には、イエヤス爺とテンカイ君、それにツネさんが残ります。 「次なる段階に移る時のようでございますな。」とテンカイ君。 「では、例の仕掛けを始めすかな。」とツネさん。 「これ以上表舞台にいると厄介な事になりそうでな。来年の春ぐらいには裏方に回っておきたい。」とイエヤス爺が言えば、3人揃って不気味な笑みを浮かべるのでした。 「ところで、早まって事務所など借りる輩も出てくると思われますが、その辺はいかがいたしましょう。」返事が予想できているのか、ニヤリと覗き込むように尋ねるテンカイ君です。 「放っておけば良かろう。慎重に動けと言ってある。あとは、マサムネとナガマサの責任よ。途中で手当てしてやれば、文句を言える者はおるまい。」とニヤニヤしながら言います。 「ツネさん、ヨコシマ建設の件はどうなっておるかな。」と、真顔で尋ねるイエヤス爺。 「お任せください。すでに手筈は整っております。紙面で小出しにしながら、徐々に騒ぎを広げるように持って行きつつ、後はうやむやにできまする。どうせ、他に国民が騒ぐネタには困りませぬ。世に出ぬネタなど幾らでもありますからな。」とても人間の表情と思えぬような顔で話すツネさんです。 「今は、解散総選挙をしない政府がおかしいと国民に思わせておくだけで充分であろう。どうせ、解散などする気は無いであろうからな。」笑いながら話すイエヤス爺。 「解散しない大評議会で解散を求め続けるのも難儀でございますな。もっとも、マスコミのほうは、両方やりまする。解散するべきと今はその時期に非ずとやれば、どっちが正しいかと考える者も出ましょうが、情報量を加減してやれば済むことでございますから。」と語るツネさんを見て、テンカイ君は(マスコミとは、まこと怖いものよ。)と思うのでした。 昨日は、昼から弔い酒で夕方には潰れていました。−−;) 中川氏死去 遺族、死因は「急性心筋梗塞」と説明 http://rd.yahoo.co.jp/media/news/topics/headlines/dom/*http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/obituary/?1254679199 売国奴はノウノウとしているのに、愛国者は若くして亡くなる様な事があって良いのでしょうか。 中川さん、安らかにお休み下さい。
ご冥福をお祈り申し上げます。 |
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2009年10月05日
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