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あれから一週間が過ぎました。 私は、東京に居ましたので、大した被害も受けず日常を過ごしておりますが、被災地の皆様のご苦労や亡くなられた方、いまだ安否の分からない方の事を考えれば呑気にもしていられません。心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。 実は、私の両親や親戚の多くが被災地に居ます。何人かの親戚に電話していますが、全く連絡が取れていません。両親は、地震のあった翌日に一時的に連絡が取れ安否の確認が取れましたが、翌日から一切連絡が取れなくなっています。 町役場のホームページの更新もなされず、17日になってようやく更新され被害状況が幾らか分かった程度です。ライフラインも一部で電気が回復したのみで、ほかは回復の目途も立っていない状況のようです。 道路状況も調べてみましたが、実家の周辺の生活道路は全て寸断されている様で、陸の孤島状態が続いているようです。ホームページの情報では、給水は行われているようですので、一部は通行可能なのでしょうが、東京に居ては詳しい状況が分かりません。 さて、東京の様子ですが、連日報道されているように買いだめ行為が横行しているようです。何とも情けないと憤慨してみても私ごときに何かできるわけでもなく、妻が週4日3時間だけ働くスーパーで従業員の特権を使って買い物をするな!と言うのが精一杯です。 私の仕事はと言えば、月曜日を除いては、連日想定以上の忙しさに追われました。私たちが「コンビニ難民」と呼んでいる人達が増えているためだと思われるのですが、仕事の大変さに追われているのも生きて仕事が有るからで、考えてみれば贅沢な話です。 コンビニに弁当などが十分に揃わず、出社しても昼時に食べるものが無い様なのですが、一般的には被災地を優先するために都内で品不足になっていると思われているようです。しかし、各コンビニが被災地に送った支援物資のリストを見ると、特に弁当などに関係のありそうなものは無いようです。 ではなぜこのような状態が続いているのかといえば、コンビニのシステムの欠陥なのでしょう。極端な話、弁当に入れる漬物一つ欠品しても表示の問題で代替がきかないのだそうです。原材料が揃えば、そのアイテムに関しては出荷できますが、そうでなければ一切の出荷が出来ないというシステムになっています。内容を変更し、表示を変えても本部の承認が無ければ店頭に並ぶ事が無いのです。 また、関東圏のコンビニに出荷している工場の多くが、東北地方に原料の多くを依存していた事も原因ではあるのでしょう。私の職場でも幾つかの原料は、東北地方にお願いしていましたので、急遽メニューの変更を余儀なくされています。気仙沼では、TVに盛んに映し出されていた工場でも作られていたものもあります。知っているだけに報道を見、その状況のあまりの酷さに胸が痛む思いでした。 30年以上も前の事になりますが、仙台を直下型の地震が襲った時、私は仙台市内に居ました。都市ガスのタンクが潰れたり、3階建ての建物が平屋に見えるように潰れたりと被害は決して小さいものではありませんでしたが、今回の被害はそれとは比較にならないぐらいの大きなものです。地震直後のライブ映像をただ見ている事しかできませんでしたし、被害状況が分かるにつれて自分には何ができるかと考えてばかりでした。 そんな中、みずほ銀行のシステム障害のためにお金を入手する事もできなくなり、この3連休に実家の様子を見に行くつもりでしたが、断念せざるを得ない状況です。もっとも、みずほ銀行のシステム障害がなくても帰省は断念せざるを得なかったでしょう。立場上勝手にこの状況で帰省するわけにもいかず、会社の関係部署と相談したのですが、「今の状況で会社としては許可できない」と言われてしまいました。 冷静に考えれば、私が行く事で社内の同じ宮城県出身者が同様の行動に出ることは間違いなく、私が自重すれば同様の行動をせざるを得なくなります。会社からみれば、安全の確保できない地域に従業員を行かせるわけにはいかない事を私が範とならなければいけなかったと反省しています。特に考慮しなければいけないのは、被災地に出かけ何らかの理由により被災地の方々に迷惑をかける事態にならないようにする事だろうと思います。 高速バスの運行が一部で再開され、仙台までの交通手段は確保できますが、その先は自転車を持ち込む以外交通手段を確保できそうにありません。もし、この連休で被災地に向かわれる方は、道路状況も十分に確認された上で十分に気をつけてお出かけください。仙台直行の高速バスのほかに福島までの高速バスを利用し、福島から仙台までの高速バスを利用する方法もあります。 雨宿りの夏井さんが、支援物資を被災地に届けられたようで、その行動には頭が下がります。色んな企業の社長さん自らが、被災地に出かけ支援に乗り出している話も社内で耳にしますが、物資が行きわたっていないのが現状のようです。ある会社では、被災地の何箇所かで炊き出しの準備をして物資の届くのを待っているそうなんですが、車と燃料の不足から全く物資が届かないために2トントラックの手配に追われていると聞きます。現地には、大型の車両の入れない避難所も多く、2トントラック程度の大きさの車しか移動できないからなんだそうです。私の職場でも「何とかしたい」と声が出ますが、実際のところ会社の車に入れる燃料の確保すら不十分な状況です。 さくらの花びらさんは、被災地に在って復興のために尽力されています。食糧や飲料水も入手困難な中、作業は困難を極めているのではないかと思います。体にだけは気をつけて何時の日か笑顔でお会いできる日が来る事を願わずには居られません。 多くの方がご苦労されていると思います。被災地の方々、原発で作業されている方々、救助・援助のために活動されている方々、日々生きながらえることすら困難な状況であろうことは容易に推察できます。どうか一人でも多くの方がご無事に過ごされます事をお祈りしています。 本日も取り留めの無い記事にお付き合いいただきありがとうございます。 こんな時に個人的なお願いで恐縮ですが、松島町の現在の様子がお分かりになられる方がいらっしゃいましたらお知らせいただけると大変ありがたいです。 つまらないオヤジ 拝 |
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2011年03月19日
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