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前回、農業の話の中で、家畜家禽の飼料についての話をしましたが、今日の予算委員会の中で公明党の山口議員の質疑に答えた石波農水省の話が非常にわかりやすく、政府も何も考えていないわけではない事が分かりました。飼料米の生産についても核心を突いていたと思いますが、具体策が不足しているような気がします。
家畜家禽、鶏卵の国内消費に対する生産量が66パーセントもあるのに食料自給率に当てはめると10パーセントというのはちょっと驚きでした。国産飼料の自給率の低さが食料自給率を下げている事は知っていましたが、ここまで低くなるというのは勉強不足を痛感させられる事でした。
さて、農業政策についての質疑であれば、もっと踏み込んだ議論であってもよかったと思うんですが、時間の都合なんかもあるんでしょう。
牛や豚さんの事についてはあまり詳しくありませんが、養鶏については自分自身がやろうと思っているもののひとつですので、ほんの少しだけでもないけど話してみたいと思います。
一般の養鶏というのは、肉鶏と採卵鶏に分かれると思いますが、養鶏ということで言えばあまり違わないと思います。飼育にかかる期間の違いはありますが、飼育するための飼料に多少の成分の差は在れ基本的に違いは無いと思います。高蛋白、高脂質の飼料を与え効率重視の飼育が価格の安定に寄与していたのは間違いないでしょうが、本当の効率化なんでしょうか。短期間に食料になったり、短期間だけ卵をいっっぱい採卵することが効率化ということであれば、肉鶏に関してのみ効率化が行われているということになるように思います。ただし、安全ということではありません。
採卵鶏に関して言えば、採卵期が2年未満であり強制換羽の時期を考えれば一年半程度でしょうか。この期間に強制的に卵を産ませ廃鶏にしていますが、平飼いに戻せばさらに2〜3年卵を産むそうです。平飼いが効率の良い飼育とはいえませんが、産卵期が4年以上に延びることは無視されています。
効率を重視するが故に薬を多用しなければいけないのも事実です。薬はお金がかかります。
利益が減るのは、衛生的で密閉された鶏舎を造らなければならないことによるのであって、昔ながらの平飼いの養鶏では、余分な経費がかかりません。
いつ頃から鶏の伝染病が騒がれるようになったんでしょう。大量養鶏が始まった頃からいろんな問題が出てきたんではないでしょうか。
健康でない鶏が卵を産むようになって、大量生産になり価格を抑える事ができるようになりましたが、健康ではない鶏が産む卵が健康でしょうか。
自分の首を自分で占めるという言葉がありますが、優等生といわれることが消費者のためになるんでしょうか。昔ほどの味も栄養価も失われたものが、何ほどの価値があるのでしょうか。
卵アレルギーの子供も増えていると聞きますが、アレルギーの原因が本当に卵なんでしょうか。
大量生産がその原因を作っていませんか。
日本の農業は、アメリカの真似をして進めてもだめだと思います。
日本の農業は、農家同士が協力した循環型の農業にしなければ、先は無いと思います。
そのうえで、安心できる安全な食品を輸出できる農業に変えることができると思います。
自分の利益だけを考えるのではなく、同じ農業を志すものとして、循環する事によって個々に利益を得る事を目指す事を考えるべきだと思いますが、それは小規模であっても個人でもできることだと思います。
共同体を作ることも可ですが、やり方によっては個人でも可だと思っています。
コルフォーズやソフォーズを作ろうというのではありません。共同でやっても好いし、個人でやる事も可能ですよというひとつの意見です。
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