つまらないオヤジの話

政治ブログではありませんが、政治ネタの多いブログです。

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               5.大老降ろし(前編)

 原油価格の高騰も収まる気配を見せ始めた頃、イエヤス爺とテンカイ君がなにやら話しをしています。
 「どうやら絵気留守と目利権子は目的を達したようじゃな。」と、イエヤス爺。
 「茶異難国は、高い買い物をさせられたようにございます。産油国にすれば、目利権子国には逆らえぬのでしょう。」いまいち何時もより低いテンションの二人。
 「仕方あるまい。油を売らなくては、何も無い国だ。それはそうと、そろそろではないか。」と言って、イエヤス爺は壁の時計に視線を移します。同じようにテンカイ君も時計を見つめ、
 「これからは、更に複雑な仕掛けが必要になりますな。」と言って溜め息をつきます。
 「馬鹿が相手だと難儀な事じゃ。」と言って、イエヤス爺も溜め息。

 イエヤス爺とテンカイ君が何時もの密談部屋に入ると、すでにマサムネ君とナガマサ君が待っていました。
 ほんの少し世間話をした後に本題に入ります。
「テンカイ君、次なる策はもう考えているのであろうな。」とイエヤス爺が聞けば、すかさず前に乗り出し、
 「はい、基本は同じでございますが、今回はちと違う手を織り交ぜてみようかと思っておりまする。」と答えるテンカイ君。
 「ほほう、して其の手とは。」
 いやらしい笑みを浮かべるイエヤス爺に向かい、もっといやらしい笑みを浮かべるテンカイ君が答えます。
 「坊主を使いまする。」
 「権力のある側なら何処にでもくっ付きたがる、あのゴミ虫どもか。」眦が釣り上がり今や妖怪のようになった形相の二人を見て、内心寒気を覚えたマサムネ君でしたが、
 「そ、それは妙案!」と声を裏返しながらポンと手を叩くのでした。
 隣のナガマサ君は、権力欲は人一倍強いのですが難しい事が考えられないので、取り敢えず笑顔を取り繕い、
 「なるほど!」と頷いて見せました。
 全員が同意したという事(一人だけ良く解かってないけど)でイエヤス爺、
 「それでは今回もテンカイ君に細かいところは任せるという事でよろしいかの。」
 「異議なし!」という事で今回もお開きとなりました。

 それから数日後、大老官邸では、ヒデヨシ君を相手に坊主AとBがなにやら話をしています。どうも険悪な感じです。
 「ヒデヨシ君、この間の話はどうなりましたか。」と坊主Aが問い詰めると、平静を装いながらヒデヨシ君が答えます。
 「そんな事、急には出来ませんよ。そんな貴方ね、お金をばら撒くような政治がね、本当に必要だとね、本気でお考えですか。」と、猿にそっくりな顔が赤くなり、益々猿顔になるのを見て坊主Bは、笑いを堪えるのに必死になりながら立ち上がり、
 「君が人気が無いばっかりに我々が窮地に陥っている事がわからんのか!少しは責任を感じろ!」と声を荒げてみるのですが、ヒデヨシ君は哀れむように見つめるだけです。 「貴方ね、此処は話し合いの場ですからね、もう少し冷静に行きましょう。」というヒデヨシ君の言葉に坊主Aは激怒します。
 「ふざけるなヒデヨシ!誰のおかげで大老になれたと思っているんだ!」言葉の勢いのまま壁を蹴飛ばします。
 これには、流石にヒデヨシ君もムッとします。
 「もう少し考えさせて頂きたいですね。私はね、貴方達と違って冷静に考えられるんですよ。今日はお帰り下さい。」と言うと立ち上がり部屋を後にするヒデヨシ君を見て、
 「チッ」と舌打ちする坊主AとBでした。


                              つづく  ^^;)

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          3.原油高騰

 昨日の騒ぎなど何もなかったかのようなイエヤス爺の館では、何時ものように密談の最中です。
 「昨日は、すまなかったのう。皆に迷惑をかけた。これからは、一段と気をつけて取り組むようにする。」と、心にも無い事を言うイエヤス爺です。
 「何を仰います。我が党には大事なお方。これからもご指導のほどよろしくお願いします。」と、同じ穴の狢のテンカイ君が言えば、そうとは知らないマサムネ君とナガマサ君は、
 「其の通りでございます。今後は代表を辞めるなどとは決してお口にされませぬよう。」なんて言ってしまいます。
 「結果的には、ヒデヨシ君の支持率が少し落ちてしまっただけとなりましたな。」と、ニヤニヤしながらテンカイ君。
 「不思議なものでございますな。」と、やはりニヤケるマサムネ君。
 「ところで、石油が高騰していますが、これも利用できませぬか。」と、こちらもニヤケながらのナガマサ君。
 すると急に真顔に戻ったイエヤス爺は、テンカイ君に向かって話し始めます。
 「テンカイ君、茶異難(ちゃいなん)国が買い漁るおかげで高騰しているようだが、上手く利用できんもんか。上手く利用できれば一気に政権交代も可能ではないか。」
 テンカイ君も真顔に戻り
 「確かに利用しない手は無いですな。政府が無能で抑制できない事にしてしまえば良いでしょう。どうせ国民は、茶異難国が買い漁っている事など知ろうはずもありませぬ。一芝居打てまする。」と言うと、すかさずマサムネ君。
 「では、若手に申し付けて幟を立てて行進でもさせては如何かと。」の言葉に反応するように3人の視線はナガマサ君に集まります。
 何の話か理解できていないナガマサ君は、ニヤケタ顔を真顔に戻せないままポカン。
 そこでマサムネ君が一言、
 「88箇所回ってもらいましょうか。」と言われ、やや理解し始めたナガマサ君の顔が赤くなり始めるのを見ていたイエヤス爺が噴出します。
 「ぶ、ぶ、ぶはははははは・・・・。」
 それに吊られるようにマサムネ君とテンカイ君も爆笑すると、諦めたのかナガマサ君も大笑いするのでした。

 翌日から多くのメディアが、石油の高騰は政府が何も策を講じない為であるとの論調で報道を始めます。「国民の生活を苦しめる石油高騰」「庶民感覚の無い政府」等々、さも石油高騰が政府の責任であるかのような報道を繰り返します。
 鉢巻に襷姿の騙素党の議員十数名が各々幟を片手に、ガソリンスタンドが密集する通りを行進するヤラセ映像まで流し始めました。ガソリンスタンドで10ℓとか15ℓ限定で給油する庶民の姿を捉え、ガソリンスタンドに来る全員がそんな給油ばかりしているような印象操作まで行い始め、大評議会(国会のようなもの)では連日に渡り野党議員が質問攻めを開始します。
 しかし、イエヤス爺は突然ガソリン値下げのための街宣活動の自粛を言い渡します。大評議会での騒ぎも徐々に尻つぼみとなります。マスコミもあまり報道しなくなり、話題になる事も稀になっていきます。
 これに納得できないのが、言いだしっぺのナガマサ君です。イエヤス爺に談判に行きますが、静かに諭されます。
 「確かに一気に大評議会の解散まで持っていける可能性も無いわけではなかったが、仮に我々が政権与党になっても石油の価格は下がらんよ。まして、税制との矛盾点を突かれたのでは、こちらが苦しくなる。今は、政府が何もしていないと思わせておけば十分。」と、言われ引き下がるしかありませんでした。
 ナガマサ君が部屋を出ると、テンカイ君が部屋に入ってきます。
 「それにしても危ないところでございましたな。」とテンカイ君。
 「もう少しで、絵気留守と目利権子にしてやられるところであったわ。しかも、ヒデヨシなんぞを喜ばせてしまうところであった。しかし、茶異難国も哀れよのう。」と、窓の外を眺めるイエヤス爺。其の先に何を見ているのでしょう。

                              まだ・・・・・つづく ^^;)



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昨日の軍事パレード見て思ったんですけど、軍事パレードしなくてはいけない国って本当は大した事無いんじゃないですかね。力を誇示して見せなければいけない相手がいるって事ですよね。アメリカの軍事パレードなんか見た事無いし。
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           2.狸始動


 更に2ヵ月後、イエヤス爺と其の仲間の密談。

 「今回は上手く行ったのう。流石テンカイ君は、やる事にソツが無いわな。」と、ニヤニヤしながらテンカイ君を見つめるイエヤス爺。
 「誠に恐れ入ります。」全く恐れ入らずに得意気なテンカイ君。
 「テンカイ君に任せて正解でございましたな。」と、他人の手柄を苦々しく思っているくせにヨイショするマサムネ君。
 「まこと、テンカイ君は天下の策士。私などは爪の垢でも頂きたいところ。」と、こちらも内心では苦々しく思っているナガマサ君。
 「テンカイ君、最後は盛ったのかな。」と、更にニヤニヤしながらテンカイ君を見つめるイエヤス爺。
 右手を大きく振りながら、「いえいえ、滅相もございません。私は手を下しておりません。あれは、ノブナガの側近の一人が手を下しましてございます。」と、こちらもニヤニヤしながら見つめ返すテンカイ君。
 「して今回は何を。」興味深げに聞いてくるのは、マサムネ君。
 「内緒にしたいところですが、皆さんなればお口も硬い。」と言いながら、間をおき「強力な下剤を毎日少量ずつ・・・。」と言ってニヤリとしながら片目をつぶって見せるのでした。
 「ぶっ、ぶっ、ぶはははははははっ、それは強烈であったろうな。だははははははっ」と、イエヤス爺が笑い出すと同時に全員が笑い転げ始めるのでした。

 やっと笑いが収まると、
 「しかし、以外であったな。総裁争いでヒデヨリがヒデヨシに負けるとわな。」シタリ顔で話すイエヤス爺にこちらも同じ様な表情で話すマサムネ君。
 「真でございますな。されど猿めの方が組し易しかと。」と言ってニヤリとすると、隣のナガマサ君が、
 「左様でございますな。ヒデヨシなれば大した覚悟もございますまい。」ニヤリと笑いながらイエヤス爺の方を見ると
 「あっ、あれ・・・・・イエヤス爺殿は何処へ・・・・。」すでに部屋の中にその姿を見る事は出来なかった。

 イエヤス爺は、其の頃ある場所に向かっていた。
 「もしもし、ヒデヨシ君。わしだけど、そうイエヤスだけど、これから会えるかな。今そっちに向かってるんだけど。あっ、大丈夫。じゃあ10分後に。」

 一方、急に電話を受けたヒデヨシ君は、大老官邸でイエヤス爺を待つ事になります。
 「イエヤス爺は、何しに来るんだろう。」得意の独り言。ヒデヨシ君は、独り言が大好きなんです。
 この後、二人はみんなに内緒で密談を始めます。
「ヒデヨシ君、連立組まない。大連立、今ならピッタリのタイミングだと思うんだけど。」満面の笑みで話しかけるイエヤス爺。
 「何だそんな事だったんだ。急に会いたいって言うから、どんな用事かと思ったら、もちろん受けるよ。」簡単に承諾するヒデヨシ君も満面の笑顔。
 「やっぱりヒデヨシ君だね。受けてもらえると思ってたんだよね。いや〜良かった。」
 という事であとは雑談で一時間余りを過ごすと、イエヤス爺は大老官邸を出ようとしますが、其処には大勢の報道陣が待ち構えています。
 「今日はどんなお話をされたんですか」と聞かれて、困ってしまったものの
 「連立しないかとの話でしたのでこれから、党に持ち帰って相談します。」と言うと、そのまま車に乗り込み発進。
 この生中継をテレビで見ていたマサムネ君とナガマサ君、テンカイ君は絶句してしまいます。一方のヒデヨシ君は、テレビを見て独り言、
 「なんだ、党の中を纏めての話じゃなかったんだ。」と言ってのけぞっちゃいました。
 その2時間後の大老ぶら下がり会見で、ヒデヨシ君が質問攻めにあったのは言うまでもありません。
 「党に持ち帰って相談するという事でしたので、私の方から言う事は何もありません。私が言い出した事ではありませんしね。」

 時間は少し遡ってイエヤス爺の館では、イエヤス爺が責められている最中です。
 「なんと勝手な事をなされるのです。これでは、党内が揉めるばかり、いかがなさるおつもりです。」と、マサムネ君が詰め寄れば、ナガマサ君も
 「強引に決行すれば我が党は分裂必死ですぞ。所詮寄り合い所帯なんですから。」と、何時もの態度とは一変します。
 イエヤス爺は、「党内で議論しなければ解からぬではないか。」と、言ってはみるものの言葉に力がありません。すでに党内では、揉め始めている事を知っているのです。
 「私とマサムネ君で何とかしますので、連立は諦めて下りませ。」と、テンカイ君が言うとマサムネ君も頷きます。
 「解かった。任せる。」とだけ言うと俯いて座り込んでしまうイエヤス爺を部屋に残し出て行きます。
 マサムネ君とテンカイ君の努力の甲斐あって、党内を沈静化させることに成功しホッとしたマサムネ君に電話。
 「イエヤスだけど、わし代表辞めるわ。」
 「えっ、な、な、何を・・・あっ、切れた。」
 この後また党内は大混乱となります。
 「辞めてもいいんじゃないの。横暴だし。」
 「選挙どうすんのよ。」
 「今辞めると、与党が元気になっちゃうんじゃないの。」などなど、言いたい放題の状態が続きますが、結局「纏める人がいないとバラバラになるよね。」という事で騒ぎは落ち着き、イエヤス爺を説得しようという事になります。
 「テンカイです。上手くいきました。」空き部屋で電話するテンカイ君です。
 「あっ、そう。上手くいった。これで面と向かって逆らう奴がいなくなるね。OとかMとか煩いしね。」相手はイエヤス爺です。
 「ツネさんのほうはどういたしましょうか。」
 「ツネさんは、わしの方から連絡するから、ご苦労さん。」
 どうもこうなる事を見越しての連立話だったようです。
 イエヤス爺は、みんなに説得されてしょうがなく代表を続けると、裏を帰せば嫌なら何時でも辞めてやるけど困るのはお前らだろうという事のようです。何処までも食えぬ狸です。
 翌日からは、大老ヒデヨシ君が連立に失敗したと報道され、持ちかけたのがイエヤス爺である事は、ほとんどスルーされていました。馬鹿を見たのは、ヒデヨシ君だったのです。残念!

つづく


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    イエヤス爺の野望   序章



 これから綴るお話は、ダンバインが活躍するバイストンウェルのような異世界のお話です。あくまでも空想の世界ですので、何かとダブらして読んではいけません。
 舞台は、冶藩護(じぱんご)国というこれまた空想の国です。

登場人物
 イエヤス爺:元(もと)古臭(こしゅう)党の幹部だったが、居心地が悪くなったので党を飛び出し、紆余曲折を経て騙素(だます)党に参加。現在は党代表。「独裁者」と陰で言われている。一応主人公。都合が悪くなるとよく行方不明になる。

 マサムネ君:元古臭党の議員。やはり居心地が悪くなったので党を飛び出し、紆余曲折を経て騙素党結党に参加、初代代表を務める。頭脳明晰に見えるが、議論で不利になると眼が泳ぎ、主張がコロコロ変わる。

 ナガマサ君:落選数回を経てやっと議員になれたが、プライドだけは兎に角高い。人一倍権力欲が強く注目されたがるが、難しい事が考えられず長い議論になると勢いが良いのは初めだけで後はズクズクになる。

 テンカイ君:イエヤス爺の側近中の側近。兎に角、謀が大好き。現在は議員を引退している。

 ツネさん:大新聞社の経営者でテレビ局も傘下に収め業界での発言力は大きい。政界財界に広く人脈を持ち、イエヤス爺とは古い付き合い。陰の実力者とも言われているが、嫌っている人間は多い。

 ノブナガ君:政界のサラブレットとも呼ばれるほどのお坊ちゃん育ち、真面目で温厚ながら芯の弱いところもある。愛妻家。登場時間は非常に少ない。

 ヒデヨシ君:父親のあとは継ぎたくなかったが、流れに逆らえなかった自覚の無い政治家。「猿」と陰で言われるぐらい良く似ている。自分だけがまともだと考える事がある自惚れ屋。登場時間は少ない。

 ヒデヨリ君:初代大老の孫。ノブナガ君のお友達で、保守グループの代表格。党内の年寄りには人気がないが、若手の一部には人気があり、国民の一部にはものすごく人気がある。見かけはイカツイが、実は気さくな人柄。周囲が考えるより我慢強い。

 オハマン君:目利権子(めりけんこ)国大統領候補(次期大統領)。若く演説上手。何を考えているか解からないところがあり、謎も多いといわれている。出番は非常に少ない。

チャイロ君:絵気留守(えげるす)国総理大臣。世界一の策士だが、知っている人は非常に少ない。見た目はパッとしないただのオッサン。出番があるかどうか。

 その他随時紹介・・・・・・?

     1.策士動く


 とある部屋の一室。

「最近の大老のなされる事は、困ったものばかりよのう。」と話を始めたのは、年長の騙素党代表イエヤス爺。
 それに答えて一応は騙素党の実力者であるはずのマサムネ君、
 「本当に困ったものでござります。このままでは、世の中まともになり過ぎて我らの居場所がなくなってしまいます。」
 考えたフリをしながら、回りを覗うナガマサ君が、
 「そうは言っても、国民の支持も根強く簡単にはいきませぬ。」と言いながら、また考えるフリ。

 「それならば、マスコミを利用しては如何かと。」と得意気に発言したのは、テンカイ君。

 一堂の視線が集まったので「どうだ!」と言わんばかりに更に得意気な顔のテンカイ君。

 「ほう、面白い事を言う。して、どの様に利用する。」かなり乗り気のイエヤス爺を見て気を良くしたテンカイ君が語るところによれば、ほんの少しだけ本当の情報を流した後、偽りの情報を流しまくる、その後また本当の情報を少しだけ流し、更に酷い話をでっち上げ流し続ければ、人気など簡単に消し飛んでしまうというものでした。

 一同の話が纏まり、
 「では、細かいところはテンカイ君にお願いするという事で、ご異議ござらんな。」とイエヤス爺が言うと、全員「異議なし!」という事で密談はお開きとなりました。

 3ヵ月後、大老のノブナガ君の自宅では、ノブナガ君とお友達のヒデヨリ君がなにやら話しこんでいます。
 「ヒデヨリ君、最近は僕の人気が余り無いんだよね。一時はあんなに国民から支持されたのにね。」かなり疲れた表情で話すノブナガ君。
 「マスコミにある事無い事かなり酷くやられましたからね。どうも裏にイエヤス爺がいるようなのですが、情報が少なくて見えてきません。」口を曲げて眉間に皺を寄せながら話すヒデヨリ君。
 ちょっと考え込んだように「やはりそうなんだね。このまま政策を続けていけば、彼らの居場所無くなっちゃうもんね。やりすぎたかな〜〜。」完全に意気消沈するノブナガ君。
 「元気を出しましょう。まだ大老なんですから、これから政策で盛り返しましょう。」励ますように声をかけるヒデヨリ君の言葉に、
 「そうだよね。まだ、頑張れるよね。」と明るい表情を見せる大老ノブナガ君ですが、急にまた険しい顔に戻るとトイレに向かってダッシュするノブナガ君をあきれて眺めるヒデヨリ君でした。


                               つづく



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