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健さんに、それほど興味があったわけじゃないけれど、
そして、ほんの数本しか見てないのだけれど、

この展覧会が「予約制」だと知り、行ってみたくなった。

天邪鬼だなあ、まったく。

でも、”予約制だったら会場内は空いているにちがいない”と思って、出かける気になった。



会場内に入ったとたんに、「あ、やっぱり・・・」という気になった。
そう、そこにいたのは、ある程度の年齢以上の方々で、ご夫婦や男性の数、多し。

(あくまでも相対的に若い)女性一人、というのは、なにやら違和感がある。
なんだか、銭湯の脱衣所でテレビを見ているような感じ、と言ったら言い過ぎか。

大迫力の横尾忠則作品【流転】なんか、誰も見てない、いや、すごいのに、、それに新作だよ、これ。



それでも。

先を進むに連れ、一作品わずか10秒ほどの映像も多いのにも関わらず、
健さんは、どんな役でも、健さんなのであり、

美空ひばりとの共演作も多くて、それはそれで、感慨深くて、
一年間に10本近くも撮った年もあり、本当に多くの映画作品があって、

やっぱり、健さんは、「銀幕スター」なんだなあ、とその言葉の意味を強く感じたわけで。


時代が憧れたのは、もちろん当然で、

任侠役は確かにカッコいいけど、学生役もサラリーマン役も、
「ブラックレイン」も、「幸せの黄色いハンカチ」も「八甲田山」も、みんなみんなカッコいいけど、


私がほんの数十秒程度で泣けたのは、
「駅 STATION」の中で、倍賞美智子とテレビから流れる”舟歌”を口ずさむシーン。

健さんは、悲哀がよく似あう。


健さんは、本当に強い人だったんだろうなあ。
そんなに強くなるまでに、たくさんの思いをして。




  • 顔アイコン

    > bavaroaさん
    だよね〜、けれど、おじさんたちは、やっぱり健さんラブって感じだから、しょうがないかな。まさに、同じく時代を生きてきたのでしょうね。少しの時間だけどカッコよさが伝わってきて、映画見たくなりました。

    [ saku ]

    2016/12/28(水) 午前 9:30

saku
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