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ブドウの収穫に参加

 
 7月末に デスクトップのパソコンが突然立ち上がらなくなり、壊れてしまいました
8年間使っていたので、そろそろ寿命かな・・・と思ってはいたのですが・・・。
ハードディスクが壊れ、中のデータが全て消えてしまいました
メールやドキュメント、撮りためていた写真も全て・・・。
無謀なことに、データのバックアップも全くとっていなくて・・・・後悔先にたたず
 
 あまりのショックに呆然としてしまいましたが、ダメもとでプロの人に依頼したところ、壊れたハードディスクからデータの8割を取り出してもらうことができました
 
 そんなわけで、超アナログ人間の私が、新しいパソコンを買ったものの、いまだ使いこなせず・・・・
ブログの更新も滞っていたおりました。
 で、このたび新パソコンで、ようやくブログ更新です。
何から書こうか迷いますが・・・季節の話題ということで、収穫の様子から。
 
 今年のイタリアの夏は、アフリカからの熱風が入り込み、8月中旬から50年来の猛暑となり、各地で40度を超えました。
8月に入ってからは雨の振らない日が続いていたこともあって、収穫は例年より早まる傾向に。
 
 オルトレポーの中でも、私の住むピノ・ネロのクリュとも言えるカステッジョ地区では、例年並みに8月中旬から開始されたのですが、標高の高いMontalto Pavese地区などでは、例年よりも2〜3週間早まり、8月中旬から開始 (ちなみに、赤ブドウでは、ピノ・ネロが一番早く熟成します)。
 
 そして、そろそろ雨が降らないと若木が枯れそう・・・と危惧していた矢先に 8月末日から6日間雨が降り続き、その後にはカラッと晴れるという理想的な天候に。良いタイミングで、適度の恵みの雨となりました。
これ以上降り続くと、せっかく実ったブドウが腐ったり、カビが生えたり、水っぽくなったりして悪影響が出てきます。
 
 そんなわけで、今年は昨年よりも少々早めに、Montalto PaveseにあるMarchesi di Montaltoに収穫へ行ってきました。手積みの収穫を仕切るのは、住み込みで畑作業にあたっているルーマニア人のご夫婦。
毎年、収穫期には、ルーマニアから季節労働者を呼び寄せ、15〜20人ほどのグループを作って対応しています。 
 約40日間、土日の休みなく1日11時間、炎天下の元で働くのだそうです。
 
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 Montaltoは、イタリア語で「高い山」という意味。
 
その名のとおり、山の上にあって、見晴らしは最高。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 この日(8月29日)は、モスカート品種の収穫。
 
 まずは、ブドウのまわりの葉を、手で取り除いてから、房をハサミで次々に切り落とします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
太陽の光を浴びながら、自然の中で作業をするのは、何とも言えない清々しさがあります。
作業自体は、決して楽ではありませんが、自然の力が人の気持ちをポジティブにしてくれる気がします。
皆さん忙しく手を動かしながらも、鼻歌を歌ったり、冗談を言い合ったりと、陽気な雰囲気。
 
男の人達は、素手で作業をしていますが、ハサミや枝で怪我をすることもあるので、手袋は必須。
前回、軍手を使ったら、ブドウの汁を吸って手が重たくなり、時々はずして絞らなければらず 不向きでした。
 
 今回は、ゴム手袋を使用。手痩せ効果もあって一石二鳥、と冗談交じりに考えていたのですが、信じられないくらい汗をかくので、使い心地は今一つ。革と布を組み合わせた安全手袋が一番良いかも、という結論に至りました。
 
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 カゴ一杯のブドウは、約20キロ。
 
私の力では持ち上がらないため、男性陣が 手際よくカゴを回収して、ミニトラクターに積んでくれます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 一列摘み終わると、傾斜の急な坂を登って、別の列へと移動。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 ミニトラクターの荷台がいっぱいになったら、大型の荷台へブドウを積み替えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 モスカートを摘み終わり、皆で
バンの荷台に乗って別の畑に移動。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 次に摘むのは、ピノ・ネロ。
 
 先ほどのモスカートは房が大きいので、すぐにカゴがいっぱいになったのですが、ピノ・ネロの房は小さいので、より手間がかかります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 摘んでも摘んでも、カゴはいっぱいになりません。
 
他の人達は、さすがベテラン、私の2倍の速度。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 できばえの良い房があると、思わず嬉しくなります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 18時30分。
少し日刺しが弱くなってきたころに、作業終了。
 
さすがにヘトヘトになりましたが、何か気持ちの良い疲労感。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ワイナリーに運ばれたブドウは、すぐに圧搾作業に入ります。
時間を置くと、ブドウの発酵が始まってしまうので、迅速な作業が必要なのです。
 
 圧搾の作業後、21時ごろに、家族そろって遅めの夕食。
家で料理を作りながら、畑から戻る男手を待つのは、おばあちゃんとお母さん。
一家団欒に混じって、家庭料理をご馳走になりながら、こういう生活って豊かだな〜としみじみと思ったのでした。
 
 

閉じる コメント(8)

頑張ってください超アナログさん。地球の裏側の超アナログ人間が応援しています。グリーンツーリズムとしてぶどう収穫にかかわるのもいいかなと思いました。

2012/9/9(日) 午前 7:07 juranson

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近くに住んでいたら参加してみたいなー、自然のなかで働くことが、なかなかできないので。

2012/9/9(日) 午前 11:50 masa

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本当に豊かな自然に恵まれたところですね。そんな自然に囲まれた生活がとても素敵です。羨ましい!

2012/9/9(日) 午後 1:47 [ Ichiro Hishinuma ]

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Juransonさん
応援ありがとうございます。

この時期、家族向けに週末の収穫体験デーを企画しているワイナリーもあります。1時間ほどの収穫体験→足踏み圧搾体験(子供のみ可)→ランチ、がセットになっています。親子で楽しめる良い企画です。

2012/9/9(日) 午後 8:20 さくらこ

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MASAさん
自然の中で働くと、人間本来の姿に立ち返れるような気がします。
まあ、すぐに元に戻ってしまいますが・・・。

2012/9/9(日) 午後 8:23 さくらこ

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Hishinumaさん
ミラノに暮らしているときには想像のつかなかった生活です。
距離的には、60キロしか離れていないのですが・・・。

2012/9/9(日) 午後 8:24 さくらこ

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ああー、なんて美味しそうなブドウ!これは期待できますねー。

K1のフランス語の先生も毎年、ブルゴーニュに泊り込みで摘み取りに行くとか。「きついけど、食事が素晴らしいのよ」と。私も心ひかれます。こういう労働って大変だけど、やっぱり原点って感じがしますねー。

2012/9/11(火) 午前 4:28 めぐみぃ

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めぐみぃさん
そう、原点なんですよ。自然の元で単純労働すると、人間本来の姿に戻れるというか・・・。
ブルゴーニュだったら、美味しい食事が食べられますね。遠征してみたいです。

2012/9/11(火) 午前 7:04 さくらこ


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