沖縄報告の3回目
一日目の夕方、沖縄の東海岸の泡瀬干潟で、沖縄東部海浜開発(泡瀬埋め立て)事業に反対する「泡瀬干潟を守る会」代表の小橋川共男さんにお会いし、干潟がもつすばらしい自然とそれを根絶やしにする開発の理不尽さを知った。
ここには、沖縄の貴重な珊瑚や新種、貴重種の植物生物が生息している。本来であればしっかりとした環境アセスのもと、保護されるべき動植物が、動き出した開発は止められないとする論理で次々と破壊されている。さらに破壊されたために絶滅した既成事実をもって貴重種はもはや存在しないとするとんでもない論法で更に開発を推し進めてていくという現実があった。
社民党推薦の革新市長ですら開発の波に抗することができない!?
「政治が変われば、首長をとれば」という期待で、多くの市民、自然保護活動家が支援した現市長東門氏は、社民党出身という。しかし、当選後は、行政の継続という圧力に屈したのか、開発の波を止めることはなく、埋め立て工事は粛々と行われつつある。その背景は、やはり「金」つまり経済問題なのだろう。これも又、沖縄の現実だ。泡瀬干潟に隣接して米軍の通信アンテナが発つ軍用地がある。かつて
この通信基地を撤去しようとしたときにその地主は、撤去しないでほしい。ここに基地を置いてほしいと要求したそうだ。理由は、恒常的に入ってくる地代。基地に反対する沖縄県民は80%だという、しかし、政治的な選択は基地容認派が圧倒的だ。しかし、そのダブルスタンダードを私たちヤマトの人間は批判はできない。ヤマトの経済発展のために押しつけた基地によって沖縄の経済の自律的な発展は押しとどめられたという歴史があるから。
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