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11月議会最終日、市長マニフェストを実現するためだけに強引に推し進められた「自治基本条例」が否決された。
市長は4月に突然、策定市民懇談会を作り、半年の内に「答申」を出せと命じ、座長の再三の「拙速すぎる。市民との話し合いや意見反映が必要」との進言を無視し続けた。
最終的に「今議会での拙速な制定はやめろ」と声をあげ行動したのが、「佐倉市に自治基本条例が必要だ」と3年前から学習会を重ねてきた市民だったとはこんな皮肉な話があるだろうか?自治意識の高い市民が「作るな!!」と署名を集めるという全国でも前代未聞の出来事が佐倉市起こってしまったのだ。
9月から10月にかけて立て続けに開かれた懇談会や市民会議で、参加した市民の多くが「市長の真意を聞きたい。なぜ半年足らずで策定しようとするのか?」という疑問を投げかけた。
しかし、市長はただの一度もその声に応じようとはしなかった。
しかも、強引な策定に懇談会座長も提言という形で最後の意見を提出したが、そのことごとくを無視しての条例案上程。
さらに問題なのは条例案の中から「市民の権利」という文言をあえて削除したことだった。削除は当初からの提案ではなく、最終的な決済をする「政策調整会議」の中での副市長の発言によって削られた。
その真意を議会で質問すると「市民の権利は個別条例で規定するもの。まちづくりに参加する権利という言葉は法令上なじまない」と答弁した。
全国の自治基本条例で「市民の権利」を謳わない条例がどこにあるのだろうか?
法令上なじまない文言が日本全国の自治基本条例のスタンダードになっているとでもいうのだろうか?
いずれにしてもあまりに強引に唯我独尊で押し通そうとした条例は否決となった。
さて、これからが市民の本当の自治力が試される時だ。
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