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人権・平和・自治について思いをつづります

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 6月5日午後2時から佐倉市美術館を会場に「子どもたちの生きづらさ」を考える集会を企画している。
いじめ・不登校・引きこもりといった学校生活の中で傷つく子どもたちが増えている。
 最近はその原因に親の失業や離婚といった子どもにはどうしようもない事から貧困に陥り、結果として学校からドロップアウトしていく子どもたちもいる。前日の夕食も朝食も取らずに登校する小学生、学費だけでなく生活費もバイトで稼ぐ高校生も増えている。
 
 日本は経済大国だと言うが、その実態はどうだろう?
佐倉市の例で言えば、今回の議会で「奨学金制度」条例の廃止が出されている。
国が高校授業料の無償化を行ったので佐倉市は授業料相当額の支給をしていた奨学金を取りやめるという。
国が高校の授業料を無償化したのは別に困窮世帯への奨学資金援助ではない。所得に関係なくおしなべて高等教育底上げのためのまさに教育施策の一貫だ。
それを二重の援助になるからという全く別な論理にすり替えて奨学資金条例を廃止することはとんでもない便乗福祉切り下げ施策だと思う。
 
 集会の案内に戻すが、「子どもたちの生きづらさ」は単に経済的な事情だけではなく、もっと深く、解決がやっかいな問題あるように思う。
いじめは、集団の意図する行動とは異質な存在を押さえ込み排除する力学が働いて起こっている。
「いじめられる側にも問題がある」という言い方は、排除され苦しむ子どもの心の傷口にさらに塩を塗り込むような言葉となる。ありのままの自分を認められてこそ人は次への成長のステップへ歩み出すことができる。
大人ですらそうなのだから、子どもにとって認められること、条件付ではなく、そのままに入れられることがなにより大事なことなのだ。
 それが最近、特に経済格差と貧困そして、負け組にならないために競争が強いられる社会では、相手を受け入れるという余裕がなくなってきている。子どもたちは何時の時代も社会を映す鏡の役割をもっている。社会全体が、閉塞的になっていることから、ますます「生きづらさ」が蔓延している。
 
 6月5日の集会はそんな観点から、当事者やその親や学校の教員に是非来てもらいたいと思っている。講師は千葉大学の片岡洋子先生。学校現場での子どもの生活や育ちを研究されている方だ。お話を聞いた上で会場の皆さんとも話し合いの時間をとりたいと思う。
 

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