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平和

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 人と人との出会いの偶然
 4日間の旅の中で、出会った活動家、政治家、文化人、それぞれにすばらしい方達ばかりだった。
泡瀬干潟を守る運動に携わってきた小橋川さん、伊波洋一宜野湾市長、佐喜真美術館の館長とお連れ合い、知花昌一さん、東村高江と辺野古の座り込みを続けている方たち、そして那覇市議の平良識子さん。それぞれに忙しい中を時間を割いてあってもらえた幸運に感謝したい。
でも、始めから企画設定して会えた方ばかりではない。「偶然は必然の帰結」なのかなあと思うほどの出会い。旅ならではの出会いがあった。

 意図があってお願いしたわけではない某観光バス会社。たくさんいる運転手の中で、偶然にも3日間私たちに同行してくれた広田さんは「白保の海を守る」運動<新石垣空港反対闘争>の活動家であり、トライアスロンのアスリートだった。一日目の「泡瀬干潟」の小橋川さんとも知り合いであったし、高江の座り込み運動の方とも親しかった。基地の現状や開発の問題についてもバスを運転しながら要所要所的確なガイドをしてくださった。
 夜の交流会にも参加してもらい、私とはマラソン談義にも花が咲いた。
沖縄にはNAHAマラソン、石垣マラソン、沖縄マラソンなど大きな大会もあるので、いつかレース参加ツアーで佐倉走る会の仲間と共に広田さんに会いに来よう。

 那覇での夕食後の二次会。最後の夜なので、沖縄の島歌のライブが聴きたいと探したが既に店じまい。ツアーコーディネートをしてくれた太田さんが、知り合いの店を次々とさがしてくれたところ、偶然にも(またしても偶然)那良伊千鳥さんという有名な歌手の方が那覇に帰ってきているということでお店に案内してもらった。本当にテーブルをはさんで間近に身体全体から響くすばらしい声の迫力に圧倒された。
 太田さん自身も千鳥さんに直接会える事は少ないということで、ラッキーなタイミングに驚いている。

今回の旅は、人と人との出会いにも、天候にも恵まれた。
沖縄流にご先祖様からのご褒美、天の恵みと采配に感謝。

沖縄報告4

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「ニライカナイ」の思想に思う

 沖縄の西海岸を走っていると、全ての墓(墓というより小さな家と表現した方があたっている。立派な建物だ。)が西の海に向かってたてられていることに気が付く。
ちょうど訪ねた時期が「シーミー」という本土の「お盆」にあたる時期でもあったので、親族がお墓参りをしている光景にも多く出会った。

琉球文化の中に「ニライカナイ」という思想があるという
生きとし生けものすべての魂はニライカナイより出で、死し時に魂はニライカナイへ帰る。琉球では死後7代にして死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰され、後生(ぐそー:あの世)であるニライカナイは、祖霊が守護神へと生まれ変わる場所、つまり祖霊神が生まれる場所でもあるという。

ウチナンチューは、とても家族、親族を大切にするし、墓や祖先も大切にする。

戦争の時、「集団自決」「集団死」という悲しい過去は、軍国主義がもたらした忌まわしい事実だけど、「愛するものだからこそ我が手で」という考え方の底流には、そういう家族や親族に対する強い結びつきがあるのかもしれないなあと思ってしまった。

いい意味でも悪い意味でも個人主義的な時代の中で育った私は、愛するものだからこそあなたはあなたの人生を、私は私の人生を生きるというところで、割り切ってしまえる冷たさ(?)がある。
家族が同じ墓に入るという感覚も乏しい。

「ニライカナイ」の思想、無神論者の私には、理解の範囲を超える考え方だけど、異なる文化風習にふれロマンがあるなあとも思った。

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 沖縄報告の3回目

 一日目の夕方、沖縄の東海岸の泡瀬干潟で、沖縄東部海浜開発(泡瀬埋め立て)事業に反対する「泡瀬干潟を守る会」代表の小橋川共男さんにお会いし、干潟がもつすばらしい自然とそれを根絶やしにする開発の理不尽さを知った。
 ここには、沖縄の貴重な珊瑚や新種、貴重種の植物生物が生息している。本来であればしっかりとした環境アセスのもと、保護されるべき動植物が、動き出した開発は止められないとする論理で次々と破壊されている。さらに破壊されたために絶滅した既成事実をもって貴重種はもはや存在しないとするとんでもない論法で更に開発を推し進めてていくという現実があった。

 社民党推薦の革新市長ですら開発の波に抗することができない!?

 「政治が変われば、首長をとれば」という期待で、多くの市民、自然保護活動家が支援した現市長東門氏は、社民党出身という。しかし、当選後は、行政の継続という圧力に屈したのか、開発の波を止めることはなく、埋め立て工事は粛々と行われつつある。その背景は、やはり「金」つまり経済問題なのだろう。これも又、沖縄の現実だ。泡瀬干潟に隣接して米軍の通信アンテナが発つ軍用地がある。かつて
この通信基地を撤去しようとしたときにその地主は、撤去しないでほしい。ここに基地を置いてほしいと要求したそうだ。理由は、恒常的に入ってくる地代。基地に反対する沖縄県民は80%だという、しかし、政治的な選択は基地容認派が圧倒的だ。しかし、そのダブルスタンダードを私たちヤマトの人間は批判はできない。ヤマトの経済発展のために押しつけた基地によって沖縄の経済の自律的な発展は押しとどめられたという歴史があるから。

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 沖縄報告の2回目です。前回は市議会のファイルに入れてしまいましたが、「平和」のファイルに改めます。
 「ウチナー」と「ヤマト」
 沖縄で何度も聞くその言葉の持つ響きに私は、心がざわつきました。
この呼び名に「あなたは侵略者の子孫」というメッセージが込められているように思います。歴史上での加害者の立場を否応なく突きつけられたように思いました。日本本土にいたときには無自覚に過ごしていた侵略した側の問題を改めて感じたからです。
この感覚は、かつて北海道で「アイヌ民族」問題について触れたときに感じた思いに似ています。
 アイヌの方は和人を「シャモ」と言いますが、「シャモ」という言葉にはアイヌ民族の歴史や文化を破壊し同化政策によって消し去ろうとした「侵略者」という視点が込められています。

 今回の旅で、ウチナーの活動家たちに出会いました。特に琉球独立派の若い議員との出会いの中で、感じた思いは私は「ヤマト」としてなにをすべきかを問われたのだということです。
沖縄を支援するというのはなんと奢った考え方なのかと思い知らさせた旅でした。「自らの歴史を知りなさい、自らの足元を見つめなさい、あなた達がいる日本本土は、ウチナーに3度の琉球処分を行い、基地という重い荷物を背負わせて戦後の60年を歩んできたのだ」という事実を改めて認識させられました。

 今回の旅のきっかけは「辺野古を支援したい」という思いからでした。でも、辺野古に行って、毎日毎日カヌーで防衛施設局の調査船と非暴力直接行動で命がけで闘う人たちの前で、「頑張って」なんてとても言えずにいました。彼らは毎日毎日、海の中で海の上で闘っています。なぜ、なんのために?
 憲法9条のためではない。9条は琉球をいけにえにして手にした本土のための非戦だった。
琉球にはまぎれもなく、軍隊がいて、軍隊の周辺にウチナーは暮らしている。9条は今も昔もなかった。闘いの結節点はこれ以上の侵略を決して許さない。なぜ、三度四度、ヤマトのための基地なのかということです。
「辺野古を支援するのではない、ヤマトのあなた方の持ち場でやるべき事をせよ」と「お互いの闘いを通して連帯をすることで状況は切り開かれる」とそんなメッセージを受け取って帰ってきました。

 2月10日に起こった女子中学生暴行事件に関して、佐倉から意見書をあげるべく各会派に働きかけた。意見書をあげることに関しては、どの会派も異論はないという事だったが、私が作成した原案はのめないということで、大きく二点書き換えを求められた。
 1つは、日米地位協定の抜本的見直しの項及びその件について言及している文章を削ること、2つ目は、今回の問題を基地の問題と結びつけて言及する点を改めること。

 結局、文章はほとんど書き換えられて、ただ単に女子中学生へ暴行を働いた事件そのものだけに対しての抗議文となった。はじめに提案したのは、市民ネットだけど実質、書き換えたのはさくら会なので最終的に共同提案という形になり全会一致で可決された。

でも、本音を言えば、こんな内容の意見書は出したくなかった。

 地位協定の問題はもちろんのこと、根本的な問題は日米安保体制にある。
今の日本が経済ばかりか医療福祉教育などありとあらゆる分野でアメリカの新自由主義の餌食になっている状況をみれば、今回の事件は今後も起き続けるだろうし、米軍基地の再編の中で、基地問題は全国に普遍化されていく。

 議会の中で一致点を探ろうとすればかぎりない妥協が待っている。こんな時、つくづく私は議員に向いていないと思う。私は妥協ができない。どうしても自分が納得できなければ前に進めない性格だから。
今回の意見書を通すことが成果だったという思いにどうしてもなれず、意見書を読み返すたびに自己嫌悪に陥っている。

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