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ジョグジャカルタの博物館には、「ジャワ原人」の遺骨が展示されております。本物はどこだかに仕舞ってあって、これはレプリカですが、1万年以上前の人類の祖先(は、アウストラトピテクスであり、北京原人・ジャワ原人は、ホモ・サピエンスの直接の祖先には当たらない。もちろん親戚のおじさんでもない。)が、一糸まとわぬフル・ヌードで現代人を迎えております。 どんな原因で亡くなったかは知りませんが、1万年後に掘り返されて、自分のレントゲンヌードを披露することになろうとは、彼(彼女?)も予想できなかったことでありましょう。原人というと、何となく現在の人間より小さいイメージでしたが、ジャワ君は意外に巨大でありました。 この博物館を訪れたのは元旦。ホテルのコンシェルジェによると、 「31日は羊の血祭りだから休日だけど、元旦は開いてるよ。」 とのことだったので行ってみたところ、見事に「正月だから休みじゃ。」といわれてしまいました。なんだよ、ホテル、ここまで来させておいて責任者はでて来い!でありましたが、博物館職員も私の姿を見て、 「おぉ、このお方は、もしかして世界遺産を相続されるお方では…」 と、気付いたようであります。やはり、よれよれの短パンに T シャツにバックパックという、控えめな格好をしていても、私の威厳とか風格とか気品とか好きな食べ物とか座右の銘は、にじみ出るかのようにわかってしまうのですなぁ。 「いいよ、いいよ、開けてやるよ。」 私の威厳を感じた割には、やけにフランクな言い方でありましたが、まぁ、それも 「このお方はとても品格が高いのに気のおけない方であることよ。」 という、私からにじみ出る寛容さの表れであると思います。開けてくれるというなら、観てあげようではないかということで、『 正月1日だから、明けましておめでとうだな 』 などと、詩人としての才能もにじませながら「ジャワ君」を見に行ったのでした。 ちなみに、ここには、この地域で非常に有名な「人形劇」で使う、「 ワヤン・ゴレッ 」や「 ワヤン・クリッ 」、仮面劇で使う 「 トペン 」 という仮面が展示されている上に、ジャワ島の歴史的な民族の移り変わりや生活用具、王家の財宝なども展示されており、結構見ごたえがあります。ガイドしてくれた職員は、一生懸命インドネシア語で説明してくれるので、 「フンフン」 「ヘェ〜ッ!」 などと相槌をうっておりましたが、はっきりいって10%もわかりませんでした。 ↑ワヤン・クリッ 有名な神話、ラーマ・ヤナにでてくる主人公 ラーマ・ヤナ王子(金)と美人のカミさんシンタ(黒) |
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元旦から博物館をオープンさせてしまうとは恐れ入りました。多分私の祖先であるであろうレントゲンヌードのお方をこうしてみることができるのも世界遺産相続を持ちかけられる櫻さんのお陰です。ありがたやありがたや・・・。
[ hon*a*ee*660 ]
2007/1/17(水) 午前 9:58
おぉ、アレは尾藤さんの先祖でしたか。それはまた世界的大発見なことであります。元旦からのVIP待遇、そう、この国も私の偉大さにようやく気付き始めたようです。家族と尾藤さんを含めた周囲の方々は、全くそれに気付いていないのが不思議でたまりません。
2007/1/17(水) 午後 11:20
こんばんは!わたしはねえ、この前愛知万博で「マンモス」を見たときになんだかとっても「悲壮感」を感じました。彼(彼女)はこんな見世物になってしまって、どう思ってるだろう、なんて・・・
2007/1/21(日) 午前 1:25
牧子さん、はじめまして。観ましたかぁ、マンモスの氷漬…。アレに比べればこちらはドライな上に、レントゲンヌードですから潔い姿でありました。おまけにレプリカですし。またお越しください。
2007/1/21(日) 午後 10:59