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雪の少ない冬が終わりまして、春が来ました。
生き物たちが一斉に芽吹き、野良ネコや野良キツネ、野良シカが、
発情期でこみ上げる野生の衝動に狂い、馬鹿でかく見えるランドセル
を担いだ1年生が上級生に先導されて登校する春です。
北海道の山には、山の恵みが顔をのぞかせております。
山菜ハンターのジジババが、一斉に山に入っていく春です。
そのターゲットであるこの山菜、その名を「キトビロ」といいます。
古くは、「アイヌネギ」とか、それが訛って「アイノネギ」と呼ばれて
いましたが、アイヌ民族の皆様に対する「忖度」がはたらいたのか、最
近は「ギョウジャニンニク」「キトビロ」が通称となっております。
強烈なニンニク臭を放ちますが、これを「メンミ」でしょうゆ漬けにし
たり、焼肉と一緒に焼いたりすると、最高のごちそうになります。
沖縄の、シマラッキョウに近い感じですが、もっとニンニクよりです。
スーパーでも「ハウスもの」が売られていますが、天然物はやはり匂い
が強烈!どちらかというと、やせた土地にあるものほど、美味であります。
上の写真は、私が偶然見つけた「半野生」のキトビロ群生ポイント。
以前は人が住んでいたらしい雑木林の奥に、その頃の住人が植えたらしい
キトビロが群生しています。
目印の乏しいポイントで、これまでは、おそらく私がほぼ独り占めして
いましたが、今日、今年初めて訪れたところ、近くに車が止まっており、
スコップを持ったおじいさんが…。
「・・・もしかして、バレたか?」
「スコップで、根こそぎ持っていくつもりか?」
と思いながら、少し離れた場所からポイント・イン!
ラッキーなことに、ポイントは無事でした。
しかし、あのスコップじいちゃんは、ここを見つけたはず。
きっと、あきらめずに何度も探しに来るでしょう。
何せ彼らはサンデー毎日。
あぁ・・・私のポイントの運命やいかに!
じいちゃん、スコップは邪道だぜ!
ちなみに、これと「イヌサフラン」を間違えて収穫し、中毒死する人が
毎年いるので注意しましょう。匂いを嗅げば解るんだけどなぁ。
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