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『幻想惑星/ジャン ミッシェル ジャール』
①起源
②鼓動
③衛星群の誕生
④躍動
⑤遠ざかる衛星群
⑥消えた幻想
本作は、フランス出身の音楽家でシンセサイザー奏者、ジャン・ミッシェル・ジャールが76年にレス・ディスク・モータース・レーベルからリリースした彼にとっては通算2枚目となるアルバムです。本国フランスのアルバム・チャートでは第1位を獲得。また、日本ではアルバムがポリドール・レコードからリリースされたと言うこと、そして当時の深夜ラジオの放送などでは頻繁に取り上げられていたこともあって本作に対する認知度は高く、シンセサイザー・ミュージックを代表する1枚として一般にも知られているほどです。
ちなみに彼の父親は、『史上最大の作戦』、『アラビアのロレンス』、『ブリキの太鼓』、『ゴースト/ニューヨークの幻』、『将軍 SHOGUN』など数々の有名映画音楽を手掛けたことで知られる作曲家モーリス・ジャール。女優のシャーロット・ランブリング、アンヌ・パリローは彼の元配偶者であり、一時はイザベル・アジャーニとの交際も伝えられていたところです。そして今年の5月には、中国出身の女優コン・リー(主演のチャン・ツィイーとともに映画『SAYURI』で日本人を演じていました)との結婚が発表されたばかりで、これが4度目の結婚…と言うのは、まぁ流石はセレブといった感じでしょうか。
さて本作の内容ですが、今聴くと非常に幼稚なサウンドである点は否めないものの、シンセ・ミュージックの走りとして考えれば十分に独創的なものと思える①「起源」で幕を開けます。感じとしてはアニメ「火の鳥」が出て来そうな世界。そう、無機質な宇宙空間に放り出されたような印象です。勿論ヒーリング音楽としては、かなり需要の高いサウンドと言えます。ただ、②「鼓動」などにも言えそうなことですが、ロングトーンの音階垂れ流し的なサウンドは、今ならば小学生にシンセを与えればすぐに作ってしまいそうなレベルのサウンド&メロディ(彼には非常に失礼ですが)と言うことで、タンジェリン・ドリームやポポル・ヴーなどと比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまうところは仕方のないところでしょうか。それでも本作がシンセ・ミュージックの先駆であることに対しては一定の評価を与えるべきでありましょうし、聴いていて心地よいサウンドであることに関しては、高く評価しても良さそうです。
なお、今回は作品を半分デスったような記載となってしまいましたが、本作は全世界で一千万枚を超えるセールスを記録しているベストセラー作品であることだけは付け加えておきたいと思います。
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ジャンミッシエルジャールと言えば幻想惑星か軌跡か。人生の選択。フランス🇫🇷だしまくりのメロディーと対比するアレンジ。カウンターメロディーとバックのサウンドとの対比。やはりドイツ🇩🇪やアメリカのシナジーあたりと明確に違うサウンドの質感。人生だしまくり。
2019/6/21(金) 午前 3:14 [ tetsuo aspic ]