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2009年5月22日(金) [コメント] このブログは旅の流れ沿って連続しておりますので、初めて訪問される方は前の記事もあわせてご覧いただければ、より楽ん出いただけると思います。 また、「シルクロードを詩う」をご覧いただくと、これからの旅の中国篇の雰囲気をご覧いただけると思います。 おまけに子どもたちが周辺を案内してくれた。 子どもたちの服装は日本とたいして変わりない。 写真のときのポーズは決まってピースサインである。 子どもたちにはお礼に日本から持参の水ヨーヨーを作ってあげた。 やがて、国歌が流れると子どもたちは起立し右手のこぶしを肩に上げる。ありがたいことに写真は自由に撮れた。 働くことを自然に受け止めて、むしろ生き生きと仕事に精を出している様子。少し胸が熱くなった。 回族街の人びと回族街には食堂や食べ物の屋台が多い。シシカバブ(羊肉の串焼き)のにんにくやスパイスが利いた香ばしい匂いがたまらない。そう言えば昼に近い。ツイツイそちらの方に吸い寄せられていく。回民食堂と清真食堂回族街で目にする食べ物屋の看板にはにはたいてい「清真」という文字が書いてある。豚肉を使っていない清真な料理つまり、イスラム料理ですよ!と言う意味だ。蘭州全体を見ても、だいたい5〜6軒に1軒ぐらいの割合でこの看板がある。
中国では一般に料理に豚肉は欠かせない。餃子であれ、炒め物であれ、スープであれ、豚肉は入っている。単に肉と言えば、豚肉を指す。そうでなければ、上にそれぞれ牛、羊、鳥などを付けなければ通じない。それほど豚肉は一般的である。
豚肉を忌避するイスラム教徒にとって、これは大問題である。だから清真食堂がどうしても必要になる。そして漢民族も大いに清真食堂を利用する。漢民族は、それこそ何でもござれだ。それに、冬場の羊のシャブ鍋は漢民族も大好物である。
食堂の経営者は殆ど回族で、蘭州に住むイスラム教徒はほとんどが回族だ。
回族は服装や顔付き、言葉では漢民族と全く区別はつかず、殆ど漢民族化している。ただ、イスラム教徒として豚肉は食べない。回族街の食堂の看板にはたいてい「回民…」とか「清真…」と書いてある。 中国では法律では信教の自由が認められている。 それは単に憲法上のスローガンではなく、現実の生活の中に即して保障されているようだ――私がみた範囲ではそうだった。 解放前は「回々(フイフイ)」などといわれてさげすまれていたようであるが、現在ではその傾向は大分薄れたということだ。 中国のあちこちでイスラム地区を見てきたが、どこでも活気にあふれていて人々は陽気だった。 高校生の頃、中国ではイスラム教徒のことをなぜ「回教とか「回々教」と呼ぶのだろう、と興味を持って調べたことがあった。 ――古代中国では、ウイグル人のことを回鶻とか回乞と書き表している。このウイグル人はトルコ系の遊牧民であったが、八、九世紀の頃からトルキスタンのオアシスに定着し、イスラム教に改宗してしまった。それで、イスラム教は回乞の信ずる宗教、つまり回教なった。この説が多いようだ。 この地区には回族の他にも、ドンシャン族、ユグール族、サラール族など白い帽子を被ったイスラム系住民が多いそうだが、見掛けだけではわからない。 ハッジ 経済的に余裕のあるイスラム教徒にとってメッカ巡礼が宗教的な義務である。この義務を果たした信者は、ハッジとして周囲の尊敬を集める。 イスラム教におけるズール・ヒッジャ月(イスラム暦第12月)のメッカの「神の館」(カーバ神殿)とその近郊アラファート、ミナーの谷への巡礼をいう。五柱(イスラム教徒の五つの主要義務)の一つで、資力や能力のあるムスリムが一生に一度は果たすべき義務である。 これは、コーランの2章196節に基づく。イスラム教以前のアラブの宗教儀礼であったものがイスラム的に意味づけられて受容された。 巡礼者は白い巡礼服(イフラーム)に着替えてメッカに入り、カーバ神殿の周りを七度回る。そのあと、ズール・ヒッジャ月8日から10日まで、伝統的に規定された日程と様式に従って儀礼が続く。9日にアラファートでラフマ山(慈悲の山)を前にして立つことはハッジの中心的儀礼の一つである。 10日にはミナーの谷で石投げをし、イードル・アドハー(犠牲祭)を行う。通常は、このあと3日間はここにとどまり、世界各地からの巡礼者同士の交歓などが行われる。 この「ハッジ」とは別の私的なカーバ神殿の参詣(さんけい)は、「ウムラ」‘Umrahとよんで区別する。ハッジは、毎日の礼拝で向かうメッカの地に立ち、唯一神への自己の信仰を確かめるとともに、民族や国家の別を超えたムスリムの同胞意識、ウンマ(イスラム共同体)の一員であるとの自覚を高める。ハッジが、地理的に拡散するイスラム世界、ウンマの統一に寄与した意義は大きい。 [執筆者:小田淑子][日本大百科全書(小学館)]
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こんにちわ、やってきましたよ
子供たちの顔 いいですね、それと 中国のモスレム達 そう回教徒の人々、私も であった 彼らには ほんと 真摯な方が多かったです、もちろん そうでない方も居ましたが
2009/5/23(土) 午前 10:05 [ 建築や ]
今日は。
将来の美男・美女が勢揃いといった感じの写真ですね。中国政府統治の下で彼等の未来に幸せがもたらされることを祈りたいです。
2009/5/23(土) 午前 11:31 [ しげよあゆみ ]
建築やさん 訪問ありがとうございます。ご本家のメッカから遠い割には中国のムスリムは熱心な人が多いですね。逆だったのはイランでした。
2009/5/23(土) 午後 6:06 [ moriizumi arao ]
しげみあゆみさん 一般の回族やウイグル人は国の政策とは無関係にマイペースにおおらかに生きているようでした。生活は余り豊かとはいえませんが、心はとても豊かなような気がしました。それがいつまでも保てるように、私も祈っています。
2009/5/23(土) 午後 7:03 [ moriizumi arao ]
子供達の純心な笑顔がいいですね〜
経済的に恵まれているはずの日本の子供達は、本当に幸せなのかと考えさせられてしまいます・・・
2009/5/23(土) 午後 7:38
ご無沙汰しております。
ホント、ワタシもいつかは行ってみたい。
ハッジの伸びた背筋と眼差し、そして子どもたちの笑顔…いい旅ですね!
2009/5/23(土) 午後 10:12 [ 高橋美香 ]
子どもたちの笑顔が,自然に撮れていて,素敵です。
生き生きとした表情にポチ。^^
2009/5/23(土) 午後 11:40
アジアの子どもたちって写真好きですよね。
日本とは大違いです…。
ですがやはり愛国教育的なものは強く感じますね。
この笑顔の子どもたちに、自由が訪れることを節に願います。
2009/5/24(日) 午前 2:23 [ nano ]
fur*f3*5*sese4さん 途上国に行って子供たちを見るたびにそれを感じます。物が豊かなことが幸福ではではない、といつも感じさせられます。
2009/5/24(日) 午前 8:15 [ moriizumi arao ]