|
2009年5月25日(月) [コメント] このブログは旅の流れ沿って連続しておりますので、初めて訪問される方は前の記事もあわせてご覧いただければ、より楽ん出いただけると思います。 また、「シルクロードを詩う」をご覧いただくと、これからの旅(中国篇)の雰囲気をご覧いただけると思います。(題目をクリック) 食いも食ったり蘭州拉麺(1)みなさん 「牛肉麺」をご存知だろうか?「蘭州拉麺」とも呼ばれ、牛肉でダシをとったスープに、手打ちで伸ばした麺を入れた料理で、蘭州の名物料理になっている。 以前の記事でも書いたように、ここ蘭州には西域でよく見かける回族が多く住む町である。 中華料理といえば豚肉を使用した料理が多いのだが、回族は豚肉を食べることが出来ない。その代わりに牛肉がよく使われ、特に蘭州の牛肉麺は絶品として有名。 まだ昼食には、ちょっと早いが…、空きっ腹をくすぐる香ばしいニンニクとスープの香りに誘われて、吸い込まれるように一軒のラーメン屋に入り込んだ。 4人がけのテーブルが店内に4つ、そして店外にも4つ。 まだ、11時過ぎだというのに満員だ。 ドアなしの大きな入り口が2方向にあるので、常に人も風も通り抜けられる構造になっていて実に開放的だ。 もちろんエアコンも扇風機も無いが、すがすがしい風が天然のエアコンだ。温度は高いが乾燥しているので、とてもすがすがしい。 店は、主人とおかみさん、調理師兼麺打ち職人が4人で切り盛りしている。 おかみさんは注文をとって職人に伝え、客にラーメンや飲み物を運ぶ。 主人が勘定と出前の受け付け、という分業――中国にもやっぱり出前があったのだ。 店が忙しい時は、主人自ら出前を持っていくこともあるという。 小さい店ながらメニューは意外と多彩だ。 涼拌菜(冷たい和え物)も豊富だ。〈麺にプラスもう一品〉といった具合で、ついつい3品注文してしまった。 けっこうメニューに心遣いが利いている。炒め河粉(ホーファン)や炒飯(チャーハン)もあって、“今日はちょっと脂っこいものを食べたい、”なんていう客のニーズにも応えられるようになっている。 席に着いて、「女将さん! お勧めの野菜中心の涼拌菜をまかせるよ」と、まず注文した。根が肉好きなので、旅行中は野菜類を食べるようにつとめている。涼拌菜というのは、冷たい前菜(冷菜)のこと。 まもなく写真のの3品が届いた。、 メンマと牛のスジ肉の炒め物 なすとセロリを酢、醤油、ごま油などで和えたもの ニンニクと香醋をきかせた拍青瓜(キュウリを叩き割って和えたもの)これらの涼拌菜をつまみにして、ビールを飲みながら麺が来るのをゆっくりと待つ。これもなかなかの醍醐味だ。 店の中を見回すと……、 おいしそうにラーメンをすすり込む子ども、涼拌菜をつまみながら談笑する若いカップル、ビールをひっかけているオヤジさんたち、店の主人と談笑する者、おかみさんをからかう者ありで――下町ならではの人情あふれるふれ合いがあふれている。 女性たちも、気軽にカメラに応じてくれた。 麺は注文が入ってから作るため、ガラス張りの厨房の中で職人が麺を打つ光景が見える。 「写真撮ってもいいですか」と訊くと、「わざわざ日本から来たのだから…」と言って、調理室の中へ入れてくれた。日本だったら「衛生法で…」とか言って無理だろう。 初めはただの小麦粉のかたまりにすぎなかった生地が、どんどん伸ばされて麺になっていく光景は見事というしかない。そして打ちあがった麺はすぐに熱湯の中に入れてゆがかれ、スープと選んだ具材を載せてできあがり。 熱湯の中でゆであげる シンプルながら、長年庶民に愛されてきた美味さが凝縮されている。ちなみに注文前におかみさんに言えば、麺にトウガラシを入れるかどうか、味を薄めにするかどうか、なんてカスタマイズも可能だ。 各テーブルに置いてある香醋はお好みで…、 打ち立てほやほや、茹でたてほやほや……そんな麺が、たった5元(約70円)で味わえる。 中国ならではの小さな贅沢だ。 口の中でほどける煮込み牛肉、のどごしのいい腰のある麺。 日本のラーメンとはまた違う。 本場の素朴な味に、懐かしさを覚えて胸がきゅんとなった 最後に、カメラに協力してくれた、店の方々、お客の方々「謝謝!」 |
全体表示
[ リスト ]





文句なく傑作です! 引き込まれて写真と文に引っ張られて、あっという間のゴールでした。引き返した今度はゆっくり拝見しました。
2009/5/25(月) 午後 5:09 [ melf ]
私も牛肉面のことをブログに書きましたが、書き手が違うとこうも印象が違うものかと思いました。こちらは非常においしそうです。
また行ってみたくなりました(´∀`*)
2009/5/25(月) 午後 8:14
この作り方でラーメンを作っている店が高知市にありました。
見ていると面白いですが、味はそれ程でもなかったです。
傑作
2009/5/26(火) 午前 2:57
お早う御座います。初めて見ました・・・
シルクロードは興味あるけど、中国の奥地に行くのは躊躇します!
人の良さそうな顔ですね・・・、何時行かれたのですか???
2009/5/26(火) 午前 11:12
投稿ありがとうございました、ブログ初心者で四苦八苦の毎日です、ブログ拝見させて頂きました、豊富な写真と情報に驚きました、いい刺激を受け頑張らねばと、、、又お邪魔します今後ともよろしくお願いします。
2009/5/26(火) 午後 3:06 [ RRR ]
台湾に行った時に「牛肉麺」を食べたことはありますが、
味は似ているのかどうか・・・。
このお写真に出てくる食べ物はどれも美味しそうです(^^)
打ち立て茹で立ての麺はほんとうに贅沢ですね!
2009/5/26(火) 午後 8:20
お早う御座います〜♪
昨夜は楽しいひと時を有難う御座いました。
改めてブログを見させていただいていますが、
写真も文章も素晴らしいです!
以前にヤフーでブログ未完成のまま放置していたので
ミモザとかパステルではなくトロールで登録していたようです。
又、ゆっくりお邪魔させて頂きます(@^^)/~~~
2009/5/27(水) 午前 8:25 [ トロール ]
melfさん 傑作ポチありがとうございます。本当はもっと個々の写真あったのです。
2009/5/28(木) 午前 7:14 [ moriizumi arao ]
gloriosa036さん シルクロードの旅は本当に面白いです。体ダ3つくらいあると、2つは旅行、1つはブログや執筆に使えるんですがね…
2009/5/28(木) 午前 7:18 [ moriizumi arao ]
coffeeさん さすが本場の蘭州だけあって、どこの店もうまかったですが、腰の強さは日本のラーメンや讃岐うどんの方がありますね。
2009/5/28(木) 午前 7:52 [ moriizumi arao ]
タックさん 奥地へ行けば行くほど人間が純朴になってきます。よくテレビで放送される秘境でのふれあい生活の現実版を体験できます。皆さんとても親切に接してくれますすよ。ストレスが多くてけっこう物騒な人間もいる日本よりも暮らしやすいかもしれません。日本人も昔は持っていたよさを今菜を強く持っているようです。
2009/5/28(木) 午前 11:18 [ moriizumi arao ]
Mielさん 同じ蘭州ラーメンでも本当に麺の感じも味も具もかなり違います。店が数千件あるそうなので、征服するには毎日3色食べても十年近くかかりますよね。
2009/5/28(木) 午前 11:24 [ moriizumi arao ]
トロールさん やっとあなたのブログにたどり着きました。お邪魔しに行きます。それにしても二つのブログを同時にだしているなんて、驚きです。
2009/5/28(木) 午前 11:27 [ moriizumi arao ]