東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

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 絶景を超えた美 丹霞地形  沈みゆく太陽の光と上り始めた月光が絶妙なシルエットを描いていた。

2009年7月31日(金)
[コメント]  このシルクロードブログは旅の流れ沿ってリアルタイム的に紹介してしております。ひとつの記事はそれぞれ独立していますが、初めて訪問される方は、「すべて表示」や各書庫で初めの方の記事からご覧いただければ、より楽んでいただけると思います。 書庫の番号はほぼ旅の日程順に並んでいます。
また、「シルクロードを詩う」をご覧いただくと、これからの旅(中国篇)の雰囲気をご覧いただけると思います。(題目をクリック)

絶景を超えた美  張掖・丹霞地形

 Tさんが突然言った。「宿に向かう前にぜひお勧めしたい場所があります」
「張掖から約50キロのところに、張掖丹霞地貌(地形)と言われるきれいな地層が見えるところがあります。丹というのは、中国語で朱色とか赤の色のことで、霞は夕焼け等で空が紅色に染まる現象や、それでできる彩雲をさすらしいです。とにかくきれいなのです」と、切り込むように言う。
 中国人はオーバーに言うことが多いので、たいしたところではなかろうと思った。しかしあんまり勧めるし、生来の「なんでもみたい」の好奇心も手伝って行って見ることにした。
「夕方が特にきれいなんです。見学コースにない、地元の人だって行かないすばらしいところへもご案内します」と、馬鹿に自信満々だ。
 
 ここは、近年新しく発見され、見学ルートが整備されたばかりとのことだ。
 「急げば一番いいところを撮れますよ」と言って、舗装された道を祁連山脈の方に向って、猛スピードで走る。 50キロ近く走ると、左側に「張掖丹霞地貌」の看板が出てきた。そこを左に曲がって更に2キロ位行くと、張掖丹霞地貌が見渡せる見晴らし台の上に出た。そこで車を停めた。私がカメラの準備をしていると、
 「こんなところで時間をつぶしていたら、よい場所へ間に合わなくなります。ここは帰りに寄りましょう」と言って、促すようにどんどん上ってゆく。たどり着いた先はなんと驚くような場所だった。
“思わず絶句した”なんて生やさしい物ではない。一瞬体が動かなかった。写真を撮るのが怖いくらいだった。こんなに緊張してシャッターを押していたのは初めてだ。刻一刻変化するのだから、一回一回が真剣勝負だ、
 とにかく、驚くべき写真をご覧ください。

 山肌が、太陽の光の変化でめまぐるしく姿を変えてゆく。

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 日が傾くに連れて、山並が夕日で赤く染まりはじめ…次第に色が増してくる。
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日が沈みかけ、やがて山肌は月の光でみごとな陰影を描き始めた。

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 シルクロードは来てからは信じられないほどの絶景を数多く目にしてきたが、今までのものは見る側の心の変化で変る静的な景色だった。だがここで目にしたものは、風景自体が刻一刻変化する「動くパノラマ」だった。


 ――ここのほかに丹霞地形はありますか?
 中国には丹霞地形は65あるそうですが、それらは「国家地質公園」という名が付けられています。 ――丹霞地形は何故このように七色に輝くのでしょう?
 この地域の地質には様々な鉱物(硫黄、鉄、銅など)が大量に含まれています。その大地がシルクロード独特の強い日差しを浴びると、このようなすばらしい地層の縞を描き出すのです。
 赤い堆積岩の地層が『丹霞地形』で、 張掖のそれは『中国で最も美しい七大丹霞』にも選ばれております。

 Tさんによると、張掖の丹霞地形は秋の青空の下で見るのが最高条件なのだそうだ。
 私は春先の「丹霞がさほど美しく見えない」と言われる時期に見ているのだが、それでも地層の織り成すグラデーションに圧倒され続けだった。
「日本人でここまで入ってきたのは恐らくあなたが初めてでしょう」とTさんは言った。
 まさにそのとおりだと思う。ここまで入るには、自分の足で歩いて、なおかつ、地元の人の案内が不可欠である――そう断言できる。
 そういう意味で、大変貴重なシャッターチャンスを与えてくれたTさんには、心から感謝申し上げたい。
 太謝謝了!


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カツオさん 軍事施設の近くや立ち入り禁止区域でなければ野宿も大丈夫と思いますよ。私がタクラマカン砂漠でテント野営した時には現地でチャーターした案内人たちが付き添ってくれました。

2009/10/28(水) 午後 10:30 [ moriizumi arao ]

いや素晴らしいですね。美しくて不思議な感じです。
ここまで地元のガイドさんに見せて貰えるなんて幸せですね。
お気に入りに登録させてください。ポチ☆

2009/11/9(月) 午後 9:48 [ シュン ]

はじめまして!
遊びに来させていただきました♪
あまりにも素敵な景色に感動しました〜(*^_^*)
地球ってほんとすごい〜☆

2009/11/10(火) 午前 0:11 あっぷる♪

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シュンさん 私もその不思議さに驚きました。地元のガイドさんでなくて、胡人的に知り合いななった地元の人なんですよ。

2009/11/10(火) 午後 9:52 [ moriizumi arao ]

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あっぷるさん 「地球ってほんとすごい〜」の言葉ぴったりですね。

2009/11/10(火) 午後 9:56 [ moriizumi arao ]

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中国の赤い山といえば「西遊記」の「火炎山?」しか知りません。きっと土に鉄分が多く、酸化したため?などと素人考えをしていましたが、鉱物・硫黄、鉄、銅などが含有されてる記述があり、納得しました。おおポチです。

2009/12/3(木) 午前 10:43 kur*kur*bo*bo*2000

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くりぼんさん
元化学者だったので、そちらの方はまだけっこう詳しいと思います。 傑作ポチありがとうござ

2009/12/4(金) 午後 1:18 [ moriizumi arao ]

すごいですね!!動くパノラマ そのとおりです。。。
したから2番目の写真は お月様が合成のように くっきりですね
ほんと 感動されたでしょうね!!リノ

2009/12/9(水) 午前 1:02 [ リノ ]

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リノさん
夕陽からどんどん興奮が高まってきました。
思い出すとゾクゾクです。

2009/12/9(水) 午前 5:13 [ moriizumi arao ]

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素晴らしい景色で感動しました。生きているうちに一度はこうした景色を生で見てみたいものです。すごいです。

2009/12/24(木) 午後 9:38 あなもりや

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あなもりやさん
この景色はめったにはみられない――私もそう思いました。

2009/12/26(土) 午後 1:17 [ moriizumi arao ]

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異世界のような写真ですね。すごい!!!

2009/12/26(土) 午後 9:00 [ rec*u*ive_s** ]

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rec*u*ive_s**さん
ありがとうございます。クリックしてそれぞれの記事のほうをご覧ください。

2009/12/28(月) 午前 11:36 [ moriizumi arao ]

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写真でもこれほどですから、目前の刻一刻と変幻していくさまには圧倒されてきっと言葉を失ってしまうでしょうね!

2010/3/13(土) 午後 5:58 [ shalom ]

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shalomさん
刻一刻とかありゆく景色に胸震える思いでした。

2010/3/13(土) 午後 9:09 [ moriizumi arao ]

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これは凄い。ポチ100回ぐらい押したい気持ちがします。ここまで、歩いていかれたのは本当に貴重な経験だと思います。

2011/8/4(木) 午前 8:39 [ - ]

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はやぶささん

ほんとうに苦労の甲斐がありましたね。

2011/8/4(木) 午後 10:40 [ moriizumi arao ]

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下から2枚目、まさに絶景!!と思ったら、3年前も同じコメントを書いてました。
やはり、すごい風景はすごいです(^^)

2013/1/8(火) 午後 11:28 マイペース

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マイペースさん

絶景はわすれたころにやって来る―― と言ったところでしょうか。

また見ていただいてありがとうございます。

2013/1/9(水) 午前 10:13 [ moriizumi arao ]

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来週から二週間蘭州からスタートして敦煌までぶらぶらする予定です。
张掖では雅丹地貌で朝日や夕日が見られたらと思っていました。画像を拝見してその思いが強くなりました。晴れてくれるといいのですが、、

2016/6/28(火) 午後 1:37 [ macchan ]


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