このブログは旅の流れに沿って公開されております。すべて表示をクリックするとすべての記事がご覧になれます。[杜泉新生シルクロード2万キロをゆく 前回の記事]258 楼蘭王国を知る鍵になった三間房 楼蘭故城5←クリックしてください。[本 日 の 記 事] 故城の夕暮れにいにしえの楼蘭を想う《改訂版)砂と粘土の都3時間ほどかけてひと通り見学を終えると、スタッフ6名は、それぞれ夕食の支度や、 明日の行動の準備に取り掛かった。 私は今度は,自分の観察ポイントでじっくりと見て回った。 昨日楼蘭へ近づいた時から不思議だったのは、 楼蘭は「流砂の都」という表現があるのに、 来てみると、砂よりも固い粘土の塊が目立つ。 固まった粘土の上に、仏塔や三間房や城壁が築かれ、 あちこちに砂が吹き溜まりになっている。 こうしてみると全体の印象は「砂と粘土の都」だ。 ===== 楼蘭の大工の腕もまんざらでない ===== 役所や民家の跡らしい場所には、乾ききった建材がポツリぽつりと立って、風に吹かれていた。 丸太も転がっていた。 だが、じっくりと観察すると、柱を組み合わせるためのホゾ枘穴(ほぞあな)も、きちんとあけられている。 楼蘭の大工は、なかなかの腕前なのである。 直径30センチほどの木製の基台は、石のないこのあたりの工夫らしく、 礎石の代用品として、柱を立てるのに用いられたのだ。 楼蘭の森や川を想う木材はすべて胡楊の木だ。かつてこのあたりには、胡楊の木が生い茂っていたのだ。 故城の外には「森の遺跡」がところどころにあった。 丘の上に、無数の枯れ木が、樹木の墓場のように立っている姿は、悲壮だった。 木の肌は、乾燥のためひび割れして痛々しかった。 胡楊三千年、「生きて千年、枯れて千年、倒れて千年」といわれるが、 枯れた胡楊は何年楼蘭の歴史を見続けてきのだろうか。 かつてそこを水が流れて、 ロプ・ノールにそそいでいたはずである。 緑と水の景色を想像するのは難しかった。 楼蘭の人々は、河の水が次第に乏しくなっていく姿を、 どんな気持で見つめていたのだろうか。 |
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住居あとの朽ちた材木と立ち枯れた木が、砂漠のなかでの歴史の長さを感じますね〜。
ポチ☆
2010/6/12(土) 午後 4:43 [ バタフライ ]
バタフライさん
なかなかロマンチックですよ。
ポチありがとうございます。
2010/6/12(土) 午後 6:55 [ moriizumi arao ]
楼蘭の基盤は固い粘土ですか、「流砂の都」はイメージだったのですね。基盤がしっかりしてなきゃ胡楊建材は立てられず、まして王国は築け無いのでしょうか。ポチ☆
2010/6/13(日) 午前 0:35
楼蘭故城の今日の月は赤杜泉を帯びていた・・・。
まさに 杜泉シルクロードの 色ポチ!です
2010/6/13(日) 午後 0:11 [ EGACITE ]
現代の人工物が無いところで見る夜空は、キレイですね。
2010/6/13(日) 午後 1:58 [ rec*u*ive_s** ]
迷えるオッサンさん
城壁や住居が日干しレンガだったところを見ると、年度も多かったのかも…
2010/6/13(日) 午後 4:00 [ moriizumi arao ]
今回も魅了されました!
やはり都会の人工の灯りの無い天然の世界は本当に神秘的ですね!
故城の夕暮れ、夕陽で真っ赤に染まる仏塔、楼蘭故城の月
どれも素晴らしいです〜〜
アラオさまのお写真で旅行ブログのなんたるか?を新たに教えていただいている気がいたします!
今日も素敵なお写真と素敵な記事、ありがとうございましたm(..)mペコ
[傑作]ポチ☆
2010/6/13(日) 午後 4:22
こんばんは。
まだ少ししか拝見しておりませんが、壮大なロマンあふれる数々の記事ですね。ポチ。
時間がある時にゆっくり拝見させて頂きますので、お気に入りの登録をさせてくださいね。
宜しくお願い致します。
2010/6/13(日) 午後 9:01
EGACITさん
日本では赤い月は殆ど見かけたことがありません。
こちらでは青っぽいのから白っぽいのから、いろいろですね。
2010/6/13(日) 午後 9:02 [ moriizumi arao ]
rec*u*ive_さん**
砂漠の真っ只中には自然しかないのが魅力ですね。
それが時には不安にさせるときもあります。
2010/6/13(日) 午後 9:21 [ moriizumi arao ]
レモンさん
よろこんでいただくとほんとうにうれしいですね。
砂漠では人間社会では出会えないものと一杯遭遇できてワクワクドキドキです。
ポチありがとうございます。
2010/6/13(日) 午後 9:26 [ moriizumi arao ]
若紫さん
お気に入り登録ありがとうございます。
ゆっくりと見に来てくださいね。
2010/6/13(日) 午後 9:28 [ moriizumi arao ]