東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

全体表示

[ リスト ]


投 票

 このブログでは「シルクロード」と「四国遍路」を交代でアップしておりますが、
交代の間隔についてのご希望をお訪ねします。ご協力お願します。(締め切り7月26日)


イメージ 1
 西域南道の景色ではありませんが、
 天山北路の「天池」の夏の絶景でで清涼感を味わってください。
絶景! まさに天上の池 〜夏の天池〜←ぜひクリックしてみてください。

[杜泉新生シルクロード2万キロをゆく 前3回の記事]

272 チャルクリクの小学校とウイグルのこどもたち    西域南道をゆく2   杜泉新生シルクロード2万キロをゆく272←クリックしてください。
271 チャルクリク  西域南道をゆく1  杜泉新生シルクロード2万キロをゆく272←クリックしてください。
270 ミーラン遺跡4   吐蕃の城砦と古寺のヘレニズム文化   杜泉新生シルクロード2万キロをゆく270←クリックしてください。


 [本 日 の 記 事] 
 

一路チェルチェンへ

 チャルクリクから4チェルチェンまで西へおよそ360キロ。
 
イメージ 8


なんと、道はいまなお未舗装なのでだ。
 またまた、相当な覚悟して走らなければならない。
 ふと、ツアーの旅行がうらやましくなった。
 いやいや、自分はこういうたびを望んで来ているんだと、即座に打ち消した。
 
 ガタガタ道を走り出したとき、
 必然的に18年前の悪路を思い出した。
 ――チャルクリクのオアシスを出てからしばらくして、
  一望黒に近いゴビを走っている時だった。
  前方、道の中央に大きな石が置いてある。
  とっさに、道路妨害かと思ったが、
  周辺は無人の荒野だから、それはありえない。
  
  運転手は心得たもので、そこに近づくまでもなく、
  車を少し低くなっているゴビの中に乗り入れ、
  そこを走り出した。
  まもなく石の置いてあるところを通過してみると、
  そこは道路が長さ10メートルわたって陥没している。
  石は、危険を知らせる標識だったのである。
 
イメージ 2
        1989年当時は、西域南道ではなく,まさに西域「難道」だった。

 現在は、当時の大波が小波になっただけ、大分ましになった。
 
イメージ 3
  ……と思いきや、そうは問屋が卸さなかった。
 チャリクリクから100kmの地点あたりから、ところどころに水溜りが出来始めた。
 夏時は、アルティン山脈の雪解け水でしばしば洪水が起こるのだそうだ。
 次第に地面ががゆるみははじめたと思うと、
 ついには道を横断し幅10メートルほどの川?が出現した。
  
 どうも迂回不可能のようだ。
 リーダーが木の棒を持って川に入り、水深を計る。
 幸い水底の地盤のぬかるみはひどくないらしい。
 まず、トラックで試験走行。
 成功した後、われらがランドクルーザー、そして2台目のトラックが渡った。
 やれやれ!、
 
イメージ 14

 

 荒涼たるゴビを過ぎると、最初に出迎えてくれるのが道の両側に植えられた砂ナツメだ。
 
 
イメージ 10
イメージ 4
       チェルチェンのオアシスに近づくと、道の両側には砂ナツメの並木が続く。

 砂ナツメは、防風や防砂の役割としてだけでなく、立派な食料である。
 車を止めて少しいただくと、まだちょっと早いかなという気もしたが、
 甘酸っぱさが口に広がった。
 ドライフルーツにすると実においしい。

 
 並木が途切れると、両側には、再びタクラマカン砂漠が広がる。
 道路傍の里程標が4チェルチェンまで、あと80キロを示すところで、
 アルティンにかわって崑崙山が見えてきた。
 
イメージ 15
 5〜7千メートル級の山脈群が続く、
 万年雪を頂いたこの山脈(やまなみ)こそ、オアシスの民の生命の泉だ。

 やがて、天を刺すようなまっすぐに伸びたポプラ並木の間を進んでゆく。
 
イメージ 11


 並木の両側に綿花やトウモロコシ、ひまわりの畑が広がり、
 そこでは男も女も農作業や収穫に汗を流している。

 
イメージ 5

 
イメージ 7
イメージ 13
 子供たちも綿摘み作業を手伝っている。学校はないのかとたずねると、綿摘みの時期には学校も公認の欠席にするのだそうだ。
 
イメージ 6
イメージ 12
 
 綿花を摘みや農作業をしながら、みんなで声をそろえて歌を歌う。
 子供のころにふるさとで聞いた田植え歌を思い出す。
 実に楽しそうだ。
 こうした陽気で和やかな光景は、漢人にはないウイグル人独特の雰囲気だ。


イメージ 9
 ところどころに日干しレンガの民家が見られるようになった。
 ほどなくチェルチェンだ。
                                                                                              

閉じる コメント(14)

顔アイコン

杜泉さんのシルクロード万歳!!チェルチン万歳!!ポチ☆

2010/7/24(土) 午後 11:24 迷えるオッサン 返信する

顔アイコン

雄大な景色と、その地に足をつけて暮らす農民。
のどかだけど厳しい生き方なんでしょうね。

2010/7/25(日) 午前 10:24 gloriosa036 返信する

顔アイコン

迷えるオッサンさん
絶賛感謝!
傑作ポチありがとうございます。

2010/7/25(日) 午前 11:13 [ moriizumi arao ] 返信する

顔アイコン

gloriosaさん
旅をしながら、自分たちが四苦八苦しながら走っている荒野で、ずうっと暮らしている人びとに経緯と同情を感じることがたびたびでした。

2010/7/25(日) 午前 11:20 [ moriizumi arao ] 返信する

顔アイコン

まさに浮世離れをした風景ですね。風景もさることながらそこに住む人々の写真が好きです。特に子供達の・・・。

2010/7/25(日) 午後 9:58 lingmu9216 返信する

顔アイコン

kensuzuさん
やっぱり地元の人びとの交流は最高ですね。
大切にしています。
子供たちはどこでも最高です。

2010/7/25(日) 午後 10:25 [ moriizumi arao ] 返信する

記事を読んでいると、杜泉さんといっしょに車に乗っている錯覚に陥ってしまいます。
のどかなウイグルの地に感激です。☆ポチ

2010/7/29(木) 午前 6:24 [ まんねん青年 ] 返信する

顔アイコン

まんねん青年さん
コメントありがとうございます。

臨場感を味わっていただけてこちらもうれしいですね。
シルクロードはのんびりと、きれいだけれど厳しい自然のゆっくりとすす西域南道で行きます。
傑作ポチありがとうございます。

2010/7/29(木) 午前 9:51 [ moriizumi arao ] 返信する

アバター

。。行く先々で サプライズですね。。

自然の 手荒い歓迎や 美しい風景。。貴重な体験ですね。

文化や 風習が 違えども 生きる力は 素晴らしいですね。

またもや。。感動ですね。

どこか懐かしい感覚です。。 有難う♪ ポチ

2010/8/1(日) 午後 5:21 真砂女 返信する

すばらしい写真ですね。子どもたちの笑顔も最高です。

リンク先のも・・・感動です。
天上の池の写真なんかはこの世のものとは思えない。。。

2010/8/3(火) 午後 6:48 [ 9回裏二死満塁 ] 返信する

顔アイコン

真砂女さん

返事遅れてすみません。

ハプニングを求めての旅のようなものですから、

あまり気にしませんが…

文明や民族が違ってもたくましく生きるという本能的なものは

どこでも共通の楊ですね〜。

傑作ポチありがとうございます。

2010/8/3(火) 午後 7:18 [ moriizumi arao ] 返信する

顔アイコン

9回裏二死満塁さん
こんな絶景に何度も出会える旅は、
私もそうざらにはありません。
またきてくださいね。お待ちしてます。

2010/8/3(火) 午後 7:21 [ moriizumi arao ] 返信する

顔アイコン

私は、9月中旬にチェルチェンを訪れます。カシュガル国際旅行社に問い合わせところ「チェルチェン古城は、現在、荒廃がひどく入場できない」(ニヤ文物館に聞いたらしい)と8月10日連絡が入りました。
貴殿は、問題なく古城を見学できましたか?また、中国政府発行の許可書はどこで手に入れましたか?車の手配はどこでされましたか?

2010/8/11(水) 午前 7:33 [ mik*m*45*8 ] 返信する

顔アイコン

mik*m*45*8 さん
リコメは貴ブログのゲストブックをご覧ください。

2010/8/11(水) 午後 4:57 [ moriizumi arao ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事