改訂しました。この景色を眺めた時、〈いにしえのシルクロードの旅人たちは、厳しい砂漠の道だけでなく、こんな天国のような道も歩いていたのだな〜〉という想いがわきあがりました。 こういうところを歩いている時は、安心しながら、癒された気持で歩みを進めていたに違いない。 これがシルクロードの奥深さとめりはりだろう。 [杜泉新生シルクロード2万キロをゆく 前3回の記事]274 チェルチェン 〜ポプラ並木の郷愁〜 西域南道をゆく4 杜泉新生シルクロード2万キロをゆく274←クリックしてください。273 一路チェルチェンへ 西域南道をゆく3 杜泉新生シルクロード2万キロをゆく273←クリックしてください。 275 チャルクリクの小学校とウイグルのこどもたち 西域南道をゆく2 杜泉新生シルクロード2万キロをゆく272←クリックしてください。 四国遍路 前3回の記事もらい火は業をもらう 一番札所大師堂にて 人生を決めた遍路6'←クリックiいざ出発 〜謙虚の大切さを教わった一番札所 人生を決めた遍路5←クリック 遍路の身じたく 人生を決めた遍路4←クリック チェルチェン故城とザーグンルーク古墳チェルチェン故城は、チェルチェンの街の西南6キロのところにあった。遺跡に通じる道は途中から、ポプラ並木が続いていて、緑が次々に飛び込んでくる。 それもつかの間、故城の周辺に近づくと、 タマリスクがまばらに生えているだけのゴビである。 まず、「地主荘園」という生活民具を陳列した豪邸へ立ち寄った。 この屋敷内には、文物管理所のようなところがあった。 そこには、係りらしい男がたった一人いた。 中国政府発行の見学許可証を見せると、 「通常は200元だが、150元にしておきましよう」と言う。 中国ではよくあることなので、特別理由は尋ねななかった。 たぶん紹介者の地位などで価格が違うのかもしれない。 「ありがとう」と礼を言って、日本製の三色ボールペンをあげると、 彼はとたんにニコニコして、「私が案内しましょう」と申し出た。 「ここを留守にして大丈夫なんですか?」 と訊くと、 「ここにはめったに人はきませんから」と言って、われわれの車に乗った。 「ザーグンルーク古墳」に行きましょうと言う。 1966年に農民が塩を探して掘っている時に偶然発見したと言う古代のお墓である。 一家が何代にもわたり葬られており、 砂漠の中のこの建物の中に2000年以上前のミイラ14体がある古墳が保存されている。 この人が古墳群の中にある陳列館の鍵を持っており、どうやら管理人兼ガイドということらしい。 陳列館の中には、発掘された墓室とともに、まさしく仰向けに横たわった10数体のミイラがあった。 「写真はダメですが?」とたずねると、 「勘弁してください。その代わりこれを差し上げましょう」と言って、 一枚の写真をくれた。これを紹介します。 ここから北方は見渡す限りの褐色の砂漠が広がっている。 故城までは1キロぐらいだろう。 だが、4駆のランドクルーザーも車輪が砂に埋まり、思うように進まない。 まるで歩いているようだ。 10分ほどあえぎあえぎ走ると、遠くの遺跡らしきものが見えてきた。 規模はかなり大きく、砂漠の中に土の城壁などの残骸が広い範囲に点々と散らばっている。 どうにか『古代且末国の城壁』且未(チェルチェン)故城へ到着した。 チェルチェン(且未)故城は、『且末県来利勒克遺跡』と呼ばれている。 チェルチェン故城は、3千年以上前の前漢代のものとされているが、 大部分が砂に覆われ、往時を思い起こすべくもない。 だが、今でも砂から顔をだした石臼や陶器片、ガラス片などなどを見つけることが出来た。 こうした遺物を手に取ったり眺めていると、当時の人びとの生活が浮かんでくるようだった。 想像も楽しいものである。 |
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蛇行した川。
一番手前の川の水の色。きれいです。
見飽きません!
2010/7/29(木) 午後 10:25 [ maru2ben ]
有名なポプラ並木道ですね・・
ロバと荷車・・・もう何千年も人々は東に西に行き来しつづけているのですね・・・
2010/7/30(金) 午前 0:55
あらおさま
こんばんは〜
果てしない道のりにも思えるシルクロードもこうして水や人を見ると
ホッとしますね♪
日本製の三色ボールペン。
結構、人気ですよね。
またしても絵画の様な1枚目の画像に・ポチ★
2010/7/30(金) 午前 1:03
随分綺麗な映像、又、荒涼とした史跡。何時見応えがありますね。
三色ボールペンは、こういう所では効果抜群ですね。今度タイへ行く時は、何本か持参していこう。
2010/7/31(土) 午後 4:14 [ ciaocommodore ]
maru2benさん
シルクロードの草原には蛇行するきれいな川がけっこうあります。
うっとりする時もありました。
2010/8/1(日) 午前 9:52 [ moriizumi arao ]
Ddogさん
この景色の中で長い歴史や生活が繰り広げられたのだな〜、と思うことがしばしばありました。
2010/8/1(日) 午前 9:59 [ moriizumi arao ]
三原色さん
シルクロードは変化に富んでいますよね〜
砂の世界が続くと思うと、突然緑豊かな草原が現れたりして…
傑作ポチありがとうございます。
2010/8/1(日) 午前 10:02 [ moriizumi arao ]
ciaocommodoreさん
日本のボールペンの優秀さはあちこちで評判なのでいつも持参してゆきます。
エジプトでは、値引きするから今使っているものでもいいからくださいと言ってねだられたこともありました。
2010/8/1(日) 午前 10:07 [ moriizumi arao ]
今は100円ショップで、計算機とかボールペン、色々と置いてありますから、ちょっとしたお土産には事欠きませんね。
この白い帽子、皆さん、イスラムなんですね。
2010/8/1(日) 午前 11:51 [ ciaocommodore ]
ciaocommodore さん
これからは計算機なんかもよいかもしれませんね。
私は長旅が多いので、かさばらないもの、破損の心配が無いものという意味で、3色ペンを持っていっています。
2010/8/1(日) 午後 0:03 [ moriizumi arao ]
ciaocommodore さん
ウイグル人はほとんどがイスラム教徒のようです。
2010/8/1(日) 午後 0:05 [ moriizumi arao ]
。。。私も 画像を 拝見しながら
当時の 人々を 想像するのが 好きです。。
ザーグンルーク古墳では 「先人」に お会いできましたね。。
今は ミイラですが 当時確実に ここで 生きてのですね。。
荒野を タイムスリップしたようです。。
ポチ
2010/8/1(日) 午後 5:31
真砂女さん
歴史の場に立つと、私はたいてい当時に入り込んだ気分に浸ります。
そこに当時の悲喜こもごもを感じるのです。
それが楽しいですね。
ポチありがとうございます。
2010/8/2(月) 午前 7:57 [ moriizumi arao ]