東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

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                  第一番霊山寺では見事な桜がむかえてくれた
四国遍路の魅力
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                  三十七番岩本寺には目を見張るような天井画が描かれている。

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 [本 日 の 記 事] 

お遍路との共通点を感じた山伏修行 

月山で抖そう行中の山伏と出会う 

 
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             月山頂上に神社が祭られている。ここは信仰の山だ
 
 山形県の出羽三山縦走登山の途中、月山頂上付近で、抖そう行中の山伏集団と出会った。
 方向が同じだったので、後をついて行ってもよいかどうかたずねてみた。
 自己責任でということで許可してもらった。
 
 
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 こうした、通常の上り下りならば、体力はけっこう強いので付いていけたが、
 危険な岩場に差し掛かるととたんに離されてしまった。
 
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 さすがだなあと思う間もなく、彼らは私に一瞥もくれずに去っていった。
 これが私のチャレンジ魂に火をつけた。
 それから2年間、心身ともに鍛えなおして、「山伏修行体験塾」へ参加した。

「山伏修行体験塾」

[一日目]
13:30 集合 オリエンテーション 山伏装束に着替え

14:00 峯中式(峰入り式)
 宿坊内の神前で名前を確認。
名前を呼び上げられたら「うけたもう!」
 山中ではすべて返事は「うけたもう」。山伏の掟だ。

14:20 水垢離
神仏に祈願する時に、冷水を浴びる行為のこと。水行(すいぎょう)とも言う。
 羽黒山の祓川へ禊に向かう。
 
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14:30 勤行
読経や講話

15:00 抖そう行
 ひたすら歩く行 
 
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                   先達の出発合図のほら貝が鳴り響き、いざ出発

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                    ひたすら歩く行                                      

17:30 床固め(坐禅)
 つかの間の休息後、すぐさま床固め。
 床固めとはすなわち坐禅。
 壁と向き合い、ひたすら坐る。

 「床揺るぎ」と指導者からの声。ほっとして「うけたもう!」
 坐を解くことは床揺るぎと言う。
 すぐさま食事の準備にかかる。

18:00 壇張(だんばり)
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 食事のことを、壇張という。
 一汁一采の質素な食事だ。
 修行の間はこの僅かな食事を、まるで餓鬼のように胃に流しこむ。
 実は旨い料理なのだが、空腹には勝てず、、味わうまでもなく掻き込むのが辛いところ。
 
19:00 夜間抖そう行 
 暗くなった夜道を、列を作って歩く。

21:30 忍苦の行(南蛮いぶし)
 これぞ羽黒修験の醍醐味。
 狭い小部屋に押し込まれ、七輪で唐辛子や米ぬかなどを燃やす。
 刺激的な煙が充満し、喉を突き刺す。
 そんな中でお経を唱えるのだからたまったものではない。
 喉の弱い私などは泣きの涙だ。
 行が終わるとみな一目散に逃げていく。

22:00 勤行(ごんぎょう)
 難行の南蛮いぶしが終わって一日が終わるわけではない。
 最後は神前で勤行。
 皆の祝詞(神に祈る言葉。のりと)や経が一体化したときの響きは最高に気持ちがいい。
 特に羽黒の三山拝詞は節回しが美しい。心に染み入ってくる。

24:00就寝
 一日の終わりの12時に床に就く

 
[2日目]
4:00 起床
 ほら貝が鳴って起きる。
 眠い、眠い!

4:30 水垢離
 
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5:00 床固め

5:30 壇張

6:00 月山・湯殿山抖そう行
 
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14:00 湯殿山滝行
 
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17:30 床固め(座禅)

18:00 壇張
 夕食  ペロッと平らげる。空腹も修行だ。

19:30 夜間抖そう行
 
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21:30 忍苦の行(南蛮いぶし)

22:00 勤行

24:00 就寝


[3日目]
4:00 起床

4:30 水垢離

5:00 羽黒山抖そう行 床固め

8:00 出生式(火渡り)
 火渡りのときはカメラは携帯できなかったので、写真が撮れませんでした。
 この写真は、以前行われた火渡り式の時に撮影しものです。
   
 
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       まずは、お寺の住職と山伏が入場します。
 
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       お経や弓・矢の儀式のあと、境内の前に準備されたやぐらに火がつけられる。

 
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       住職のあと、山伏が渡る。とても熱そうだ。
 
 
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       少し冷めたころに一般の人びとが渡る。

 
 われわれがやったのはこれとはちょっと異なる。
  薪を燃やした炎の上を飛び越えるというやり方だ。
 
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  飛び越えられないほど大きな炎ではないが、踏み込みを失敗すると蹴散らしてしまう恐れがあ  る。
  そこは大胆かつ慎重に炎を飛び越えるのだ。
 
火渡りとは、、十界修行をしてきた死に装束姿の山伏が、
 参道(=産道)をとって、ついにこの世に生まれ変わってよみがえるという儀式である。
 火のチカラで浄化されるとともに、生まれる最後の瞬間を象徴的にあらわしているわけだ。
 金剛状を握ったまま、ウォーというかけ声と共に炎を飛び越える。無事終了。
 
9:30 終了式
 羽黒山の「山伏修行体験塾」のスケジュールがすべて終了。生まれ変わった。
 終了式では、終了状を授与していただく。
 
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               きれいな巫女さんから終了状を授かる。
                  これで俗世に戻ったような感覚になる。

10:30 やまぶし温泉入浴
12:00 直会(精進落し) 
 
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 酒は飲み放題。 先達さんから一升はいる杯になみなみと注がれて飲み干した女性。
 彼女は東京まで帰った記憶がまったくないそうな。(^o^)

 山伏の修行では修行中は死んでいる状態なのだそうだ。
 その生まれ変わりの儀式が出生式(火を飛び越える行で産道を抜けることを意味する)なのだ。
 そして誕生日の祝いとして精進落としという宴会をする。
 これで山伏修行終了となるのでである。


 出羽三山をお参りすることによって人は生まれ変わると言われてきた。
 山伏の修行も死と再生=生まれ変わりの行なのである。
 私の3度目のお遍路は、まさに、『人生リセットの旅』なのだ。
 
 
 

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あらおさま

こんばんは〜
三十七番札所岩本寺の天井画が素晴らしいですね\(^o^)/
見に行きたいです。

その他の画像も全て素晴らしくて感動いたしました♪

ポチ★

2010/10/14(木) 午後 11:52 幼児小学生絵画教室 三原色の会 返信する

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すごい!!! 体験なさったんですね〜
熊野方面の大峰山とかだと女人禁制なので、女性も一緒だなんてビックリでした。
私は最後のお酒だけ飲みに参加したいです(笑)

2010/10/15(金) 午後 0:07 な〜が 返信する

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月山からの下りで、鉄ばしごが続くコースを下った事があります。山伏の修行には行き会ったことがありません。
良い写真ばかりですね。ポチ☆

2010/10/15(金) 午後 6:13 [ バタフライ ] 返信する

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山伏の修行は本当にキツク大変そうですね・・・・でも人には時として自分を見つめなおすことも大切なのかもしれませんね。源 住泰でした。

2010/10/16(土) 午前 11:46 [ japaninstaizu ] 返信する

山伏の修行ってすごい!!
画像みていたら、えっ?現代?なんて錯覚しそうです。

2010/10/17(日) 午後 8:10 ひまわり 返信する

地元出身の藤沢周平のお母様は湯殿山麓の集落出身なので、彼が15歳になった時 祖父、叔父と共に湯殿山で修行した・・・とエッセイで書かれてました。今はこの辺ではそういう風習も廃ってしまったようですが・・・
観光客用のプログラムも有ったり、女性(昔は女人禁制でしたから)も参加出来るようで、色々な方にこういう経験をして頂けるの喜ばしい事だと思います (。◠‿◠。)♡
私は個人的には 湯殿山麓、七五三掛地区の「注連寺」に祀られている、即身仏になられた 「鉄門海上人」の生き方に惹かれました
ファンポチさせて下さいd(*^ω^*)ネッ

(*・▽・)σ---★傑作ポチ

2010/10/17(日) 午後 8:38 ぶっちょ 返信する

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羽黒山の「山伏修行体験塾」やってみたいですね。
生まれ変わって・・・体験ポチ!。

きれいな巫女さん見て 俗世に戻ったようです・・・。

2010/10/18(月) 午前 11:31 [ EGACITE ] 返信する

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yukkonさん
三十七番岩本寺の天井画にはあぜんとしました。
ほんとうにきれいでした。

2010/10/18(月) 午後 0:27 [ moriizumi arao ] 返信する

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ゆきさん
お遍路再開ですか!
仲間を感じます。
滝行は想像以上にきつかったですね。
冬はほんとうに死と背中合わせの状態でしょうね。

2010/10/18(月) 午後 0:32 [ moriizumi arao ] 返信する

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gloriosa036さん
修行後の日に2回の食事はすごくうまいのですが、
量が少なくてね〜
空腹も修行――まあガマン我慢
傑作ポチありがとうございます。

2010/10/18(月) 午後 0:43 [ moriizumi arao ] 返信する

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maru2benさん
あなたにとっては山伏姿は子供のころからのなじみだったのですね。
懐かしいですね。

2010/10/18(月) 午後 1:35 [ moriizumi arao ] 返信する

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山伏修行体験塾も経験されたなんて、ポチ、ポチ、ポチ

2010/10/18(月) 午後 6:08 [ オエニム旭 ] 返信する

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忠さん
参加した当時はけっこう体を鍛えていましたので、体力的にはどうにかなりましたが、精神的にはとてもきつかったです。
何とか乗り切って自身につながりました。
やはり脱落者はいました。

2010/10/18(月) 午後 8:44 [ moriizumi arao ] 返信する

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三原色さん
三十七番岩本寺の天井画は八十八ヶ所の名物的存在になっています。マリリンモンローも微笑んでいました。
ポチありがとうございます。

2010/10/18(月) 午後 8:55 [ moriizumi arao ] 返信する

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な〜がさん
もしかして一升杯も平気かもしれませんね。
ポチありがとうございます。

2010/10/18(月) 午後 8:59 [ moriizumi arao ] 返信する

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バタフライさん
山伏たちは登山道に無い岩場なども渡るようです。
部分的に怖いところもありました。

2010/10/18(月) 午後 9:02 [ moriizumi arao ] 返信する

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japaninstaizuさん
もっと多くの日数をかけて修行すれば、自分を見つめなおす余裕も出来てくるかもしれませんね。

2010/10/18(月) 午後 9:07 [ moriizumi arao ] 返信する

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ひまわりさん
かなり前の体験ですが、まさしく現代なのですよ。
まだこんな世界があるのですね。

2010/10/18(月) 午後 9:14 [ moriizumi arao ] 返信する

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ぶっちょさん
注連寺」に祀られている、即身仏になられた 「鉄門海上人」のミイラと10数年前対面しました。
即身仏も相当な厳しさが求められそうですね。

2010/10/18(月) 午後 9:18 [ moriizumi arao ] 返信する

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この物語はすべて虚偽です。
羽黒、当山、本山、いずれも混同。
ありない。

嘘はやめて欲しい! 削除

2017/10/28(土) 午後 8:36 [ 真実 ] 返信する

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