十一番藤井寺の見事な藤棚
すがすがしい夜の目覚め 解き放たれた世界1
十一番藤井寺の門前にある「ふじや本家旅館」
わたしの部屋はこの建物の右側にあるトタン屋根の建物でした(笑)
遍路三日目の夜、最大の難所焼山寺越えを翌日に控えて、夜から雨になった。
寝る頃には、小降りになってきたので、〈明日はあがってくれればよいが…〉、
と思っているうちに、眠りについた。
ところが、夜中にトタン屋根を激しく打つ雨音で、突然目が覚めた。
だが、雨のことはまったく気にならない。
〈明朝のことを気にしても仕方ないから、もう寝よう。まあ、「果報は寝て待て」というではなか〉
と、いとも達観している。
自分でも不思議なほど、すがすがしい気分だった。
退職前には、夜に目が覚めると、翌日の通勤時刻や仕事の事が気になった。
それを考えると、急に肩がこったりして、寝付かれないこともあった。
もうそんなことを考える必要がない。
それに比べたら、「雨の中の遍路ころがし」なんて、気にするほどのことはない。
仕事から解放されることは、こんなによいことなのか。
自分に区切りをつけるのには、お遍路はやっぱり良かったと、つくづく思った。
たった三日目で、こんな大きな開放感を味わうことが出きるなんて……。
その喜びで興奮していた。
今まで持っていたこだわりはすっかり消えている。
これから四十日余りで、自分はどのように変わっていくのだろうか。
楽しみだ……
それよりも、寝る前まで話しこんだ「ひきこもりをなおすために遍路に来たという青年」は、
明日は大丈夫だろうかと、そのことが気になった。
彼を信じてやるしかない。自分の人生は自分で切り開くしかないのだ。
そう思っているうちにいつのまにか眠りに入っていた。
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((( ^^)爻(^^ )))
ポチ
2011/1/5(水) 午後 6:39 [ - ]
こんばんは。
わたしも退職して、今は定期的な仕事をしていないので、のんびり好きなことが出来る喜びに浸っていり日々を過しています。
2011/1/5(水) 午後 7:27 [ バタフライ ]
今では昨年の暮れになりますが、杜泉様に私のような体の不自由な者でも、タクシー使う方が居ると言うお話を伺いましたが、私はこの通りの負けず嫌いな性格、意地でも自力歩行でと念頭に当り決心致しました。これを励みに今年のスローガンにして頑張りたいと思います。
ご助言ありがとうございました。感謝致します。
2011/1/5(水) 午後 7:58 [ reikun11 ]
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
井上靖の「孔子」の中に、やはり雷鳴轟く激しい雨の中を、ある種達観したかのようなものを感じさせながら歩く孔子一門の話が出てきますが、失うものが多いと自然が恐くなり、自分が何なのかを悟ったときは、雨と自分が一緒になったような気持ちになれるのかも知れないですね。
2011/1/5(水) 午後 8:35
明けましておめでとうございます!
解放感と心の変化は今後の生き方に多大な影響を
及ぼすことでしょうね!
今年もよろしくお願い致します。ポチ!
2011/1/5(水) 午後 9:31
全てではないけれどいろいろな柵から解かれた今、つなぎながらお四国を歩いているとやはり心が開いていくのが感じられます
いよいよ焼山寺さんへの道、ワタシも越えた思い出の道は、、、
2011/1/6(木) 午前 3:48
†【おはよう】 †今日も†元気♥。リタイヤされているのですか?
今回は>四国お遍路の旅・・え〜。ポチ。♡o。.(✿ฺ。 ✿ฺ)
2011/1/6(木) 午前 5:24
さくらこさん
ポチありがとうございます。 また期待してますよ〜
2011/1/6(木) 午前 7:51 [ moriizumi arao ]
こんにちは♪
素晴らしい藤棚ですね。
>彼を信じてやるしかない。自分の人生は自分で切り開くしかないのだ。
そう思っているうちにいつのまにか眠りに入っていた。
大丈夫ですよ♪
お遍路に向かってるって事自体が、生きる強さと
なってきてると思いますから。
ポチッ☆
2011/1/6(木) 午後 1:35 [ rar*rar*do ]
さくら子さん
ポチありがとうございます。
うれしいです。
2011/1/6(木) 午後 6:25 [ moriizumi arao ]
バタフライさん
第二の人生では好きなことをやろうと思って、
夢のシルクロードと、大好きな遍路へ出て行ったというわけです。
お互いこれからも楽しい人生を!
2011/1/6(木) 午後 6:32 [ moriizumi arao ]
reikun11さん
あなたの前向きな姿勢に敬意を表します。
ぜひ前向きに目標に向かって進んでください。
あなたのゲスブにもコメントさせていただきました。
2011/1/6(木) 午後 7:03 [ moriizumi arao ]
オールドパッションさん
『孔子』は私も読みました。
かなり以前なので細かくはおぼえておりませんが、
そのシーンは印象に残っています。
大自然や宇宙に対する畏敬の気持は、遍路でもシルクロードでもしばしば感じました。
2011/1/6(木) 午後 7:09 [ moriizumi arao ]
なのはなさん
三度目の遍路はまさに、解放されて新しい人生を歩むための旅でした。
「新生」は、新たに生きる、の覚悟が込められています。
ポチありがとうございます。
2011/1/6(木) 午後 7:14 [ moriizumi arao ]
おタケさん
焼山寺越えはほんとうに充実した思い出になりますね。
財産ですね。
ポチありがとうございます。
2011/1/6(木) 午後 7:16 [ moriizumi arao ]
ゆきえはん
京都好きなので、EGACITEさんを見習って「はん」と呼ばせてくださいね。
ポチ おおきに!
2011/1/6(木) 午後 7:20 [ moriizumi arao ]
。。こんばんわ。
感動しています。。
「今まで持っていたこだわりはすっかり消えている」。。
こだわりが 消えている。。この言葉です。
同じ雨でも 心1つで こんなにも開放される事は 素晴らしい。
日常に中でも 起こり得る事に 捉われず。。あるがままに。。
そうありたいと 思います。。
素晴らしい発見ですね。 生き方が 変わりますね。。
巡礼の成せる業ですね。。 ポチ
2011/1/6(木) 午後 10:39
ららさん
私もそう信じて、あえて歩の遅い彼よりも先に出発して、彼と出会わないようにしました。
試練を乗り越えさせないと…そう思ったのです。
ポチありがとうございます。
2011/1/7(金) 午前 11:34 [ moriizumi arao ]
真砂女さん
遍路から帰ると少しずつめっきがはげてもとの自分に少しずつ戻ってしまうけれど…、
それでも忘れてしまわないだけいいのかな〜
またそのうち思い出しに、4度目の遍路して行くつもりです。
ポチありがとうございます。
2011/1/7(金) 午前 11:42 [ moriizumi arao ]