東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

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このたびの東日本大震災に際しましては、ご心配、ご声援いただきありがとうございました。
仙台方面はやっと電気が通りましたので、ひさびさにアップいたします。

私自身、宮城県の島・金華山で地震と津波にに遭遇しました。
しかし幸運にも、翌日救助され、壊滅、孤立状態の鮎川での5日間の避難所生活を経て、3月17
日に無事帰還いたしました。
そのときの顛末をお知らせします。



 

震源地に最も近い金華山で命がけの避難と大津波の激突を目撃

 
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 東日本大震災 各地の震度と金華山の位置  (3月12日付けの朝日新聞の図に金華山の位置を付け加えたもの)
 金華山が最も震源地に近い。

大地震発生

ゞ皺攣海砲董15時発鮎川行きの帰路の船に乗船するため待合室にて待機
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       手前の赤い屋根が待合室
14時46分突然大きな揺れが来る。
B垤膽爾離董璽屮襪硫爾鳳れて、地震が弱まるのを待つ。
 隠れたテーブルが移動するほどの強さだ。
 店のものが倒れたり、落下する「ガチャーン」「ドドーン」
 とたんの屋根が振動するガタガタという音が交じり合ってすさまじい音だ。
 震度6強を経験したときと比べて、揺れが不気味に大きい。
 長いことがよりいっそう恐怖心を煽り立てた。
 今まで経験した6強や6弱の時よりも、何倍も大きな恐怖を感じた。

せ袈兇暴个討澆襪函∋袈暁惴紊粒海大きく崩壊しているのが見えた。
イメージ 1

コい聾る見るうちに波が引き始めた。 直感的に油並みの襲来を予測した。
αイ歪吐箸鯣鬚韻襪燭瓩法我々の仲間2名だけを乗せて、すでに沖へ向けて出航していた。
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А,修猟掌紂◆屬泙發覆6メートルの津波が来ます。全員ただちに高台に避難してください!」
 という放送がスピーカーから鳴り響いた。

がけ崩れが続く山道を恐怖の避難

┝茲蟷弔気譴浸笋燭曽莎劭隠殻召蓮宗宗
 津波を避けるために、海抜100メートルほどの神社へ向けて道を登ることが得策だが…
しかし、神社までの細い坂道は、亀裂や崩壊がはなはだしく、道は倒壊した樹木や崩落した岩で埋まっていた。
 しかも、まだ小さな崖崩れが続いていた。
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しかし、桟橋付近にいれば100%津波にやられるので、リスクを覚悟で坂道を避難した。

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   岩と倒木と土砂で道がふさがれピンチ!! どうにか乗り越えた。

しかも、小さながけ崩れが続いていた。いつ大きな崖崩れが起きても不思議でない状態だった。
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自分の前方2メートルほどに、直径2メートルほどの大岩が落ちてきた時には、背筋がぞっとした。
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恐怖の連続の中、命からがら10数分ほどで海抜50メートルほどの平地に到着した。
 1時間にも感じました。


大津波襲来

高台から見ていると、
 波は鮎川側(南)と女川側(来た)に両方向に分かれ、やがて完全に海底が見えてきました。
 その後、急速に水位を増し、待合室の建物は見る見る水没していった。
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                     水没する待合室の赤い屋根

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                     20メートル以上もある津波が押し寄せて来る。
  
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                     烈しく岩を叩く波

津波の激突
 その2,3分後、壮絶な津波のぶつかり合いを目の当たりにしました。
 このシーンを見ることが出来たのは、全国でも我々だけでした。
 
 波が両側から怒涛のように押し寄せて、互いにぶつかり合って、
 ドーン、ゴーッという烈しい音を立てながら、一瞬、50メートルもあろうかという、すごい高さの波の屏風になりました。
 そして、その大津波が金華山に向けて押し寄せてきました。
 海抜50メートルほどの丘に居たわれわれですが、
 恐怖を感じてさらに上まで駆け上りました。


 津波同士の激突という決定的シーンをご覧ください。
 
イメージ 14
   
 
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   激突後、津波は金華山めがけて押し寄せてきました。
   さらに、高いところまで逃げ登りました。


 しかし、この時点では、ここで見ている津波が、
 他の場所で2万人以上のの命う奪うことになろうとは… 、 
 そこまでは想像していませんでした。



 

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閉じる コメント(81)

はじめまして。鹿の研究で金華山に山篭もりした事がある者です。
ご無事でなりよりです。
ニュースでは金華山の話題が出ないのでずっと気になっておりました。貴重な情報をありがとうございます。

2011/4/5(火) 午前 0:33 [ kanpeesan ] 返信する

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ひさたん

訪問とコメントありがとうございます。

広いようにして狭いですね。
私はお母様の実家付近で勤務していたことがあります。

2011/4/5(火) 午後 10:27 [ moriizumi arao ] 返信する

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始めまして。
私は帝京科学大学で講師を務めています、島田将喜と申します。
まずはmoriizumiさんがご無事で帰還されたこと、何よりでした。

私は教員として、毎年金華山で今の時期には学生と野外実習を行ってきました。

今回、この場を借りてあいさつを申しあげているのは、お願いがあってのことです。

私や私の学生たちが大勢、長い間お世話になってきた、金華山関係者の多くが、今回の震災で被災いたしました。

そこで学生たちとともに、金華山でお世話になった方々への恩返しをすべく、金華山復興のための募金活動を始めました。

私たちは震災前の金華山の写真は多く持っておりますが、震災後の写真を持っていないため、金華山や鮎川の被害状況をうまく伝えられません。そこでmoriizumiさんのお撮りになられたブログでアップされている写真を、数枚、私たちの活動の際使用するパネルに使わせていただくわけにはいかないでしょうか。

使用させていただけますならば、必ずmoriizumi様撮影の文字を入れ、作成したパネルのファイルは別途送らせていただきます。

どうぞ、ご検討いただけま

2011/4/7(木) 午前 0:01 [ 島田研究室(動物社会学研究室) ] 返信する

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島田研究室(動物社会学研究室) さん

お役に立てるのであれば、喜んでご提供いたします。
どうぞお使いください。
お役に立てれば光栄です。

2011/4/9(土) 午後 0:27 [ moriizumi arao ] 返信する

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杜泉新生様

突然の申し出にも関わらず、私や学生たちの意図を汲んでいただき、まことにありがとうございました。この場を借りて、暖かいご配慮に感謝いたします。

杜泉さんの貴重なお写真を大切に使わせていただき、これからの息の長い支援活動をより有効に進めていきたいと考え、学生にもすでにその旨伝えてあります。

実を申しますと、学生たちと本日さっそく、学内で金華山関係者に対する義援金募金活動をいたします。

金華山や鮎川の被災状況をアピールするパネルに杜泉さんの写真を数枚使わせていただきます。それらには「杜泉新生様撮影」と明記いたします。

最後に、杜泉さんご自身やご親族様が被災されているにも関わらず、さまざまな貴重な映像や記録、思いを私たちに届けてくださり、ありがとうございます。
ご家族のご無事をお祈りするばかりです。

2011/4/9(土) 午後 1:43 [ 島田研究室(動物社会学研究室) ] 返信する

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はじめまして。かつて金華山と鮎川に遊んだことのある者です。気にかかっていた鮎川の貴重な写真を見せていただき、感謝あるのみです。私は高知県室戸の出身で鯨の解剖に関わっていた祖父の縁で鮎川は何となく懐かしさを感じる土地です。

石巻には一昨年世話になりました。皆様の無事をただただ祈るばかりです。
ブログ「川越だより」に勝手ながらこの貴重な記録を紹介させてもらいました。有り難うございます。

http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/4b23ecfd18c83199528c451234411f0a

2011/4/10(日) 午前 11:55 [ kei*uke*ap ] 返信する

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こんにちは。
地震関連の記事は全て読ませていただきました。
落下物を避けながらの高台への非難がポイントだったんですね!
被災地の生の状況を教えていただき、ありがとうございました。
ポチ☆です。

東野良氏の写真は、新聞に掲載されたモノでしょうか?
何処かで見たような気がするんですが・・・

2011/4/15(金) 午後 0:01 [ pixy ] 返信する

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kei*uke*ap さん

私は四国遍路で高知には何回か御世話になりました。
記事紹介ありがとうございました。
機会がありましたらまた紹介よろしくお願いいたします。

2011/4/15(金) 午後 9:55 [ moriizumi arao ] 返信する

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はじめまして。
金華山は、関東の方から一度観光に訪れたことがあるだけなのですが、亡き父との思い出の場所なので、今回の地震津波の被害について大変心配しておりました。
記事、お写真を拝見し涙がこぼれました。
情報をありがとうございます。
鹿さんたちはどうなったでしょうか・・・・。

2011/4/25(月) 午後 5:06 [ sir*n*konya* ] 返信する

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pixy_pixy123さん

東野氏は私の高校の後輩で、当日行動をともにしていた仲間です。
河北新報に載った写真はこの記事と同じものです。
ポチありがとうございます。

2011/4/26(火) 午後 11:17 [ moriizumi arao ] 返信する

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sironekonya3さん

そうですか。 金華山は思い出の場所なのですね。

鹿さんたちは地震がおきている最中も山の方へ駆け上っていました。

2011/4/26(火) 午後 11:23 [ moriizumi arao ] 返信する

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はじめて書き込ませていただきます。
作家で、公益財団法人日印協会理事の山田真美と申します。

このたびの金華山の被災には深く心を傷めておりました。
ご縁あってmoriizumiさんの日記に辿りつくことが出来ましたこと、
たいへん嬉しく思っております。

私は「サラスヴァティーと弁才天」をテーマにインド全土の大学・研究
機関で数多くの講演会を開催しております。
今後、そのような機会にmoriizumi様がお撮りになった震災直後の金華山の
写真を使用させていただくことは可能でしょうか。

ここに発表しておられる写真は大変貴重な歴史資料で、ひとりでも多くの
方々の目に触れて欲しいと切に願わずにはいられません。

お写真を使わせていただける場合には、moriizumi様のお名前は必ず明記
させていただきます。

唐突なお願いで恐縮ではございますが、ぜひともご許可を賜りたくお願い
申し上げる次第でございます。お返事をお待ちいたしております。

2011/5/11(水) 午前 8:14 [ Mamilyn ] 返信する

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Mamilyn(山田真美)様

旅行作家の杜泉新生(櫻井史朗)と申します。
今回の未曾有の災害で、私も我が身と我が家、そして親族に大きな被害をこうむっただけに、私なりの私に出来ることで震災の復興に微力ながら、尽力したいと考えて行動しております。
ご協力に感謝いたします。
お役に立てるのであれば、遠慮なくお使いください。

なお、この記事を皮切りに、すでに13回分アップしておりますので、そちらで適当なものがございましたらお使いください。

2011/5/11(水) 午後 0:17 [ moriizumi arao ] 返信する

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杜泉新生さま

早速のお返事、本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。

お写真を使わせていただく際のお名前の表記方法など、少し確認したき
ことがございます。差支えなければメールにて御連絡を頂けますでしょうか
(moriizumiさまのメルアドがわかりませんでしたので…)。

mami(アット)yamadamami.com
(アット)は@に置き換えて下さい。

勝手を申してすみません。何卒よろしくお願いいたします。
私はご縁あって高野山大学大学院で密教学を学びました。
この日記に辿りつけましたのも、深いご縁があってのことと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

山田真美

2011/5/11(水) 午後 0:22 [ Mamilyn ] 返信する

何も知りませんでしたので・・・
古い記事に遡って拝見しています。
本当に凄いところにいらしたんですね!
金崋山は旅行中だったんですか?

何よりご無事で・・・よかったですね!

2012/10/21(日) 午後 4:26 てる 返信する

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てるさん

金華山は山登りに行ったのです。

あの時は本当に死と向き合いながらの体験でした。
今思えば、人生観が変わったし、無駄にならない体験をさせていただいたと思っています。
ありがとうございました。

2012/10/21(日) 午後 5:14 [ moriizumi arao ] 返信する

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sgr**さん

問題ありません。出典先をリンクなどでよろしくお願いします。

2012/12/23(日) 午前 11:10 [ moriizumi arao ] 返信する

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私もいずれは子供向けの津波に関する物語などを書きたいと思います。

2012/12/24(月) 午後 0:14 [ moriizumi arao ] 返信する

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なるほど〜、本当に凄かったのですね〜(身震い)。

2016/4/19(火) 午前 3:11 [ 五郎小屋の爺 ] 返信する

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東北の情報を発信する活動を行っています。
金華山を紹介するにあたり、こちらのpageにリンクを貼らせて頂きたいのですが…
よろしくお願い申し上げます。 削除

2017/3/14(火) 午前 10:24 [ sho ] 返信する

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