東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

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杖杉庵で遍路の元祖衛門三郎を哀れむ

 
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        十二番焼山寺から下ったところにある山里         
 焼山寺から少し下ったところに杖杉庵ガあります。
 ここはは、 「遍路のいわれを知ろう」ですでに紹介した、遍路の元祖といわれる衛門三郎が息絶えたところといわれています。
 
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 弘法大師とは知らずに、旅の僧にひどい仕打ちをした衛門三郎は、自分の悪行を悔いて、四国を巡拝します。
 21回目に逆うちをした三郎は、焼山寺を前に力尽きました。
 その臨終の際(きわ)に弘法大師が現れ、衛門三郎は、微笑みを浮かべて亡くなったといわれています。
 四国を何度も巡拝したおかげで、お大師さんに合えたのでしょう。
 弘法大師はその亡骸を埋め、形見の杖を墓標と立てたところ、杖から芽が大杉に育ったと伝えられています。
 杖杉庵にそびえる大杉の下には庵があり、ひざまづく衛門三郎と、その左手に小石を握らせる大師との再会のシーンが再現された像がありました。 
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 以前は私は、もちろん衛門三郎によい感情を持っていませんでした。
 それでも、いかに衛門三郎が強欲で、お大師様にひどい仕打ちをしたかもしれないが、
 八人の子どもを次から次に死なせるとは、お大師様も少々やりすぎではないか、と思うこともありました。
 しかし、前の二回の遍路で考えが変わりました。
 この像を身ながら、改めて思いました――。
 
イメージ 5 三郎が亡くなるとき、お大師様は望みを訊いたり、
 丁重に葬って杖を墓標にしたりなど、寛大ななさり方をした。
 三郎は、八人の子を亡くし、二十一回以上も回って、
 死ぬ間際に、初めて本来の人間に立ち返ることができたのではないか。
 そして幸せな気持ちで息を引き取ったのではないか…私はそう思いました。
 三郎が、どのような心理過程を経て、本来の人間性を取り戻したのか、興味深いことです。
 お大師様は、三郎のことを十分に考えての「厳しくも寛大なお心」だったにちがことですいない――。
 そう思いました。
 この像は私の心に温もりを与えてくれました。
                                                                         どこか穏やかな表情を漂わせる衛門三郎の顔


 
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                  この納経には、私のこうした思いが込められています。
 
 
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       感傷的な気分で杖杉庵から山を下って行くと、枝垂桜が見事な花を咲かせていました。
       だが、どこかしっとりとした雰囲気を漂わせているように感じられました。
     

?H3>「四国遍路の魅力にふれて」記事一覧
クリックするとそれぞれの記事が開きます。
11.人生リセットの遍路旅へ      12.一番霊山寺その1 始めは驚き…そしてとまどい     13.一番霊山寺その2 納経所 納経帳に両手で墨書と語朱印     14.ドイツ館と撮影モデル   15.般若心経のふとん     16.子供たちから元気をもらう     17.黄金の井戸に映った顔  〜三番金泉寺〜     18.「私のライフスタイル」と黄金の井戸 〜三番金泉寺〜     19.ひきこもりを直すために遍路にきました〜人生を変えた遍路     20.三番の奥の院愛染院を経て四番大日寺へ〜こころ和んだ遍路道〜     21.やさしさに甘えた特権意識  五番地蔵へ向かう道すがら     22.四国遍路 〜思いと感動の発露(その1)  遍路の世界・自分の世界     23.私の四国遍路 思いと感動の発露(そ2)     24.すがすがしい夜の目覚め  解き放たれた世界1      25.私の四国遍路 〜想い、感動、そして魅力 センテンス集〜  27.最大の難関焼山寺越え −案ずるより生むが易し   25.私の四国遍路 〜想い、感動、そして魅力 センテンス集〜  27.最大の難関焼山寺越え −案ずるより生むが易し   28.相通じる歩き遍路と山登りの心    29.何ものにも代えがたい開放感   30.「遍路ころがし」に掛けられた訓えや励ましの札  
 

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嬉しいこの記事に☆ポチですよ!

2011/5/12(木) 午後 6:03 [ 清水太郎の部屋 ]

ARAOさんこんばんわお遍路の元祖の方の物語あったんですね。短いアラスジだけでもとても興味深いものです。じっくり調べてみたいかも。面白いお話ありがとうございます

2011/5/12(木) 午後 8:35 よよ

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見事な枝垂桜ですね\(^o^)/

今日は我が家のじーじ88歳は〜
1泊2日でお遍路旅ですよ〜

先達道具一式持ってね〜

ポチ☆

2011/5/12(木) 午後 10:05 幼児小学生絵画教室 三原色の会

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清水太郎の部屋 さん

ポチありがとうございます。

2011/5/12(木) 午後 10:56 [ moriizumi arao ]

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よよさん

将来衛門三郎の小説をガ書けたらいいな〜と思います。

2011/5/12(木) 午後 10:58 [ moriizumi arao ]

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三原色さん

私も秋にはまた四国に歩きに行こうかと思います。
ポチありがとうございます。

2011/5/12(木) 午後 11:01 [ moriizumi arao ]

今回の足摺の区切り打ちの最後に39番から宿毛駅まで乗ったタクシーの運転手さんに「納め札」は何の意味をもって納めているのか?と質問されて「単に己の願い事や意思を記して八十八ヶ所を巡り行く期日を書き納めている」としか答えようがありませんでした
運転手さんの話に衛門三郎逸話が出てくるとは勉強不足でした

でも歩くことによって体得することはありがたいと感謝でした

2011/5/13(金) 午後 1:15 mannmaruogojyo

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おタケさん

納め札は、かつて木製の札を納めたことに由来しているようですよ。
木の札を打ち付けることから「打つ」という言葉が使われるようになったとのことです。

2011/5/13(金) 午後 2:12 [ moriizumi arao ]

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札所にまつわるお話はとても感動するものが多いですね。
右衛門三郎のお話は初めて聞きました。
やはり歩いてそこへお参りしてこそ、初めて頂ける心の温もりなのでしょうね。是非お参りしたいです。

2011/5/13(金) 午後 3:59 moriの熊さん

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衛門三郎とお大師さんの像 思い出しました。21回目に逆うちでお大師さんに会えたのですか、衛門三郎の念願が叶ったのですね。

2011/5/13(金) 午後 9:25 [ オエニム旭 ]

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moriの熊さん

いろいろな巡り方があってもちろんいいわけですが、
歩くのが一番の醍醐味かもしれませんね。

2011/5/13(金) 午後 10:33 [ moriizumi arao ]

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fuk**su_6*

この像の前で思いをめぐらしていたら、衛門三郎はなくなるときは完全に善人になっていたんだろうな、と感じましたよ。

2011/5/13(金) 午後 10:36 [ moriizumi arao ]

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今晩は。ご訪問戴きありがとうございました。私は友人と二人でタクシーでの遍路旅でaraoさんとは比べ物になりませんが衛門三郎事はタクシーの運転手さんにお聞きしました。写真を見ると直ぐに思い出し懐かしかつたです。この所ブログの更新を中止していますが又、機会があったら立ち寄らせて頂きます。

2011/5/15(日) 午後 9:27 [ 九馬 ]

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九馬さん

訪問とコメントありがとうございます。
お待ちしていますよ。

2011/5/15(日) 午後 11:11 [ moriizumi arao ]


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