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ホータンは、西域南路シルクロードが通っていたタクラマカン砂漠の南西にあるオアシスの街です。 ポプラ並木が続く道にはロバがゆっくりと荷を引き、のんびりとした空気が流れています。 和田の名物といえば、玉と絹と絨毯です。 絹と絨毯はいかにもシルクロードらしい名産品です。 「玉」とはきれいな石のことなのですが、中国では宝石と同等に扱われています。 白玉河の河原でとれる玉は、腕輪やベルト飾りに加工されて売られています。 街の東方にはバザール地区があり、沢山の人出で賑わうことで有名な「日曜バザール」が開かれます。 雨のホータン20年前にはカシュガルから砂漠の未舗装の道を、砂煙を上げて20時間近くかかかって到着したが、今回は、逆コースでのミンフォン(ニヤ)から、舗装道路を5時間ほどで到着した。 雨にぬれたホータンの街――。 それほどの雨でないせいか、傘を指さない人が多い。 「こっちの人は雨が好きなんです」と、ウイグル人の女性ガイドのウズトさんは言った。 めったに雨が降らないので、私にとっても雨がうれしい。 常に空に舞い上がっている細かい大気中の砂を、この雨が落としてくれるからだ。 乾燥した空気も湿りを帯び 、植物の色が目に見えて鮮やか二なり、作物が実る。 なによりほこりが立たないのがいい。 道が、ぬれて光っているのがよい。 シルクロードらしくない光景だ。 マリカウト故城市街地に入る前に、車からロバ車に乗り換えてマリカウト故城へ向かった。 ランドクルーザーで行けば早いが、地元のおじさんのお勧めらだ。 玄奘三蔵が滞在したトルファンの高昌故城などでも乗ったが、 これが、乗り心地は思いのほか快適なのだ。 早歩き程度のスピードでなんとものんびりゆったり… 昔のシルクロードの気分に浸れる。 中には居眠りをしているおじさんさえいる。 ロバは利口で、きちんと我が家まで主人を送り届けるのだそうだ。、 お客を送った帰りなのだ。さしずめオアシスのタクシー運転手といったところだ。 ポプラ並木通り抜けると、あたりはいつものように砂漠が待っている。 故城の手前にある農家でチケット(10元、カメラ持ち込み料5元)を買って、 ロバ車に乗ったまま入場する。 マリカウト故城は、ホータンの南約25キロのところにある古代遺跡である。 白玉河の西岸にあり、漢代から唐代にかけて建てられた砦跡だ。 玉売りの子供たち故城の中に入ると、たちまち近くの村の子供たちが集まって来て、彼らが河原でで拾っった石を売りつけようと、執拗にロバ車を取り巻きながら、追いかけてくる。 「イクラ? イクラ? ヤスイ! ヤスイ! コレ、イクラ?」と日本語で迫ってくる。 「イクラ?」は日本人が値段を「いくら?」と訊くのでおぼえたものだろう。 断ると、それなら、いくらなら買うのか、おまえが値段をつけろと、しつこく寄ってくる。 どこへ行ってもこれなので、ほとほと参ってしまう。 「不要(ブーヨウ)」 何度言っても寄って来る。 「彼らはブーヨウという中国語がわかりません」と、 ガイドのウズトさんが教えてくれた。 “いらない”という中国語がわからないのに、 “いくら”や“安い”という日本語を知っているというのが、すごいところだ。 いくら拒否をしても、人なつこい顔で、ニコニコしながら、 「玉を買ってくれ」と迫ってくる子供たちにはまさに迫力を感じる。 遺跡内からは、漢・唐代の陶片や貨幣が多数出土したことから、 ここは于闐国(うてん国)の都城跡と言われている。 螺髪(巻貝が並んだような仏像の髪型)のある仏頭が出土したので、伽藍跡とするせつもあるが、 不明とのことだ。 いずれにしても、すっかり風化してしまって、何が何やらわからなかった。 遺跡の跡らしいものがあちこちに広がっており、かなりの広さの故城だということは確かだ。 だが、「故城」と名のつくところは、すべてこのような光景なので、 高昌故城のように玄奘三蔵縁の城であるとか、歴史上の有名な遺跡であれば、 それなりに思いを込めたり、想像をめぐらす楽しさがあるが、 そうでないとちょっと食傷気味の感じがしてしまう。 [西域南道をゆく] 前回までの記事(それぞれ下線付きの題目をクリックすると記事が開きます)268 ミーラン遺跡2 ミーラン故城の手荒な歓迎←クリック 269 ミーラン遺跡3 故城を巡る←クリック 270 ミーラン遺跡4 吐蕃の城砦と古寺のヘレニズム文化←クリック 271 チャルクリク 西域南道をゆく1 ←クリック 272 チャルクリクの小学校とウイグルのこどもたち 西域南道をゆく2←クリック 273 一路チェルチェンへ 西域南道をゆく3←クリック 274 チェルチェン 〜ポプラ並木の郷愁〜 西域南道をゆく4 杜泉新生シルクロード2万キロをゆく274←クリック。 275 チェルチェン 〜バザールとチェス〜276 [http://blogs.yahoo.co.jp/sakurai4391/32807321.html チェルチェン故城とザーグンルーク古墳 西域南道をゆく6←クリック 277.http://blogs.yahoo.co.jp/sakurai4391/34725629.html楼蘭からホータンへ 西域南道をゆく7 278 チェルチェン故城とザーグンルーク古墳 西域南道をゆく6←クリック 石油開発で発展するミンフォン 西域南道をゆく8 ←クリック http://blogs.yahoo.co.jp/sakurai4391/34725629.html楼蘭からホータンへ 西域南道をゆく7 279 玄奘三蔵が見たホータン は仏教国…、今のホータンは? 西域南道をゆく9←クリック |
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♪おはようございます。
5月のシルクロードとしては珍しく雨だった・・・。
今日の京都は 続く雨、
砂漠の雨は 恵みですが、テニスもできず・・・。
朽ち果てた故城・・・砂漠は風化で 芸術美ポチ!?ですね
対比に 沖縄の水浸食の芸術美探検を トラバさせてもらいます。
2011/5/30(月) 午後 0:01 [ EGACITE ]
1枚目の写真、素敵ですね。
緑の葉が茂ったポプラ?並木、ここを通ったら気持ちよいでしょうね。
2011/5/30(月) 午後 8:32 [ rec*u*ive_s** ]
私も、最初の画像のポプラ並木がとても好きです。
こんな所を通ってみたいです。
時間がゆっくりと流れていて素敵ですね。
2011/5/31(火) 午後 9:35
EGACITEさん
せっかくの沖縄テニス残念でしたね。
やっぱり晴れてなんぼの沖縄ですよね〜
トラバとポチありがとうございます。
2011/6/1(水) 午前 9:19 [ moriizumi arao ]
rec*u*ive_s**さん
砂漠の黄色い世界からオアシスの緑の世界へ入ったときの快感は
なんとも言えないですよ〜\(^o^)/
2011/6/1(水) 午前 9:21 [ moriizumi arao ]