ホータンとカシュガル間往復1100キロを一日で往復して、ヨートカン遺跡のある村へ到着した。
ここはは、ホータン市内から約10キロほど西南、白玉河と黒玉河にはさまれた田園地帯である。
水に不自由はないヨートカンの村
年間ほとんど雨の降らないホータンだが、水には比較的恵まれている。
村のあちこちに用水路が流れていて、人々はそこで野菜を洗ったり、洗濯をしたり、飲料水を汲んだり
している。
水は土色に濁っているが、ここの人びとにとって、水とは昔からそのようなものなのであろう。
誰も気する様子もない。
ところどころ、数軒の人家が固まっているところでは、共用の水道も見かけた。
ここからは澄み切った冷たい水が出ていた。
個人の自家用水源を確保する所まではいかないが、
共用の水源や農地の灌漑用には何とか間に合うだけの水は得られるということであった。
すこし幅の広い通路の脇には水路が流れています。底にはゆったりとした空気が流れています。
濁りはいっこうに気にせず、顔を粗い、あたりまえのようにして手ですくって飲みます。
丸太で渡された素朴な橋。 これを器用に渡ります。
荘厳な朝日
草原にテントを張ることにした。
敦煌を出発してからこの方、10数日間ずっとテント生活なのですっかりなれた。
夕食のあと、すぐにテントの中に入り泥のように眠った。
翌朝、テントからわずかに差し込んでくる濃いオレンジ色の光が私の目に当たった。
とっさに、〈朝日だ〉と、ときめきを感じて、愛用の一眼レフを持ち出して撮影を始めた。
私はこの光に神々しさを感じた。
畏敬の念を感じた。
大自然の中を旅しているといつも思う―― 自然は偉大なりと。
昔の人たちは曙光に神を感じて、大地にひれふして祈りを捧げたという。
この気持 すごく判るような気がするな〜
ポプラ並木で出会った人々
朝、スタッフは食事の準備や今日の走行の準備に余念がない。
私は食事前の朝早く、テントを張った場所から1キロ先のヨートカン遺跡へ歩いて向かった。
ポプラ並木を渡る風は、まるでトンネルの中を吹き抜ける風のようだ。
夏だというのに朝の風は、半袖では小寒いくらいだ。
最初に出会ったのは、なんと人間ではなく羊の群れだった。
ゆったりとしたペースでやってくる。
私はシルクロードのゆったリズム?がすきなのです。
これから牧草地に向かうところだ。
羊を連れているおじさんにウイグル語で
「ハイレッケ サハル(おはようございます)」と声をかけたところまではよかったが、
相手はウイグル語しか離せない様子。中国語はダメだ。
ニコニコしながら、ウイグル語でどんどん話しかけてくる。
だがこちらはちんぷんかんぷんだ。
「チュエンミーディン(わかりません)」と言ってから、
こちらはせいぜい手帳に書きとめてある単語を一方的に並べるだけ。
「メン ヤップンヤリッキ(私は日本人です)」
「ラハメット(ありがとう)」
などの単語を並べるのが精一杯。
これじゃ会話にならない。
ガイドを連れずに一人で出かけてきたことをちょっぴり後悔したが、
言葉は通じなくとも、私は、このような手作りのひとり旅が気に入っているのです。
おじさんは、会話をしようとするこちらの姿勢がうれしかったらしく、
終始にこやかだった。
シルクロードの男たちは、精悍な、ちょっと見は怖そうだが、心根の好い人が多い。
「ハイェル ホシュ(さようなら)!」\(^o^)/
で別れた。
遺跡に着くまでに、かわいい女の子、ウイグル美人…、たくさんの人たちとの出会いがあった。
では、その様子は 次回で!
「ハイェル ホシュ(さようなら)!」♪♪
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すごいですねー。
文明を何も感じない自然の世界。
朝焼けの素晴らしい画像を目にして、私は神を宗教を感じました。
もし、この世に神があるとすればそれは大自然かもしれません。
じかいをたのしみにしています。ヽ(;▽;)ノ
2011/7/19(火) 午前 7:00 [ - ]
嵐子さん
自然やすごく古いものに人間の存在の原点を感じますね。
やっぱり紙があるとすれば大自然だと思いますね〜 私も。
2011/7/19(火) 午前 7:35 [ moriizumi arao ]
♪「ハイレッケ サハル(おはようございます)」
「ラハメット(ありがとう)」 ポチ!
「ハイェル ホシュ(さようなら)!」
旅は これだけで充分ですね!
美人さんにも・・・
2011/7/19(火) 午前 11:07 [ EGACITE ]
あらおさま
大自然に敬意を表さずには居られません!
シルクロードの全ての地に神が降り立った神々しさを感じます。
水路わきの並木も心をゆさぐる朝日の輝きも…
出会った者にしか味わえない感動!
沢山のおすそ分けをありがとう!
感謝のポチです・☆
2011/7/19(火) 午後 1:32
EGACITEさん
やっぱり美人さんにも親愛の笑顔ですな〜 \(^o^)/
言葉は要りませんね。
ポチっと! ありがとうございます。
2011/7/19(火) 午後 2:28 [ moriizumi arao ]
三原色さん
四国でも自然に神を感じることはあったのですが、
やっぱりシルクロードの大自然は神のスケールが違いますね〜
感謝のポチありがとうございます。
2011/7/19(火) 午後 2:33 [ moriizumi arao ]
本当に神々しい写真ですね!
2011/7/19(火) 午後 10:43
写真が素晴らしいですね、プロの方ですか?
これからも普通の人では見られない光景をたくさんアップして下さい。
ネットの世の中になって、世界のいろいろな光景を気軽に見ることができるようになり、そこに行った気にもなれます。
2011/7/19(火) 午後 10:55
すごく神々しい朝日です。
昔の人が祈りたくなる気持ちがわかります。
実際の風景はもっと神々しかったのではないでしょうか。
しかしセンセのコミュニケーション能力はすばらしい!
1人で出かけて村人と会話するなんて、普通できませんよ。
その土地の人に触れられてうらやましいです。
ポチ!
2011/7/19(火) 午後 11:09
leg*723 さん
訪問とコメントありがとうございます。
私も我ながら気に入っています。
2011/7/20(水) 午後 10:05 [ moriizumi arao ]
PANPAN さん
写真をほめていただいてありがとうございます。
プロじゃありませんが、
ほんとうに撮りたいものは一眼レフで真剣に撮影します。
これからもよろしくお願いいたします。
またきてくださいね。お待ちしてます。
たいていは、小型のでヂカ目です。
2011/7/20(水) 午後 10:12 [ moriizumi arao ]
gloriosa036さん
旅先でも朝日や夕陽にとても魅力を感じてたいてい撮影します。
あの神々しさはなんともいえないですね〜
このシルクロードの旅でも248日中、この帰還の16日を除いてすべてひとり旅でしたので、
地元の人とのコミュニケーションにはまったく抵抗はありません。
とても楽しいです。\(^o^)/
2011/7/20(水) 午後 10:23 [ moriizumi arao ]
いつも良い景色ですね。圧倒されます。
移動は車で夜は野宿ですか。
2万キロと言ったら日本の九州から北海道までの10倍の長さですね。
先日ホータン(和田)で暴動があったと言うので心配になりました。
2011/7/21(木) 午後 5:39
MUBAKUさん
タクラマカン砂漠と西域南道は、過去に原爆実験が行われたところなので、徒歩やラクダだと期間が長くなって健康被害が懸念されますので、大事を取ってチームを組んでのたびだったので、すべてテント泊まりでした。
その他の地域は、安宿か遊牧民のテントに泊めてもらいました。
ウルムチの暴動の時も、近づかなければだいじょうぶでし。、
2011/7/22(金) 午前 7:59 [ moriizumi arao ]
のどかですね〜
こんなところに住んでみた〜い ☆☆ポチ!です。
2011/8/9(火) 午前 5:31 [ chama ]
chamaさん
いろいろと不便なところもあるけど、本当に癒されます。
傑作ポチありがとうございます。
2011/8/9(火) 午後 7:00 [ moriizumi arao ]