東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

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                  唐代の壁画が描かれているラワク遺跡の外壁

ラワク寺院遺跡

 我々はヨートカン遺跡を後にして、ラワク遺跡へ向かった。
 
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 ヨートカンからラワクへは砂漠を東に向かえば最短距離だが、
 途中で白玉河を渡らなければならない。
 あいにく橋がないので、いったんホータンまで行き,そこからラウルまで行かなければならない。

砂漠の奥にあるラワク遺跡
 ラワク遺跡は、ホータンからさらに砂漠の道を北東へ60km走った砂漠の中にあった。
 かなり砂漠の奥深く入り込んだ感じがした。
 普通は途中までジープで行き、ラクダに乗り換えるそうだが、
 前日雨が降って砂が固まったので大丈夫ではないかとの判断のもと、
 最後までジープで行くことにした。
 一応、ラクダを乗せたトラックも同行した。
 外国車(アメリカやドイツ製)だとたいていオーバーヒートして途中でリタイアすることが多いそうだ
 が、さすが日本製のランドクルーザーは、最後までびくともせず働いてくれた。
 日本車の性能の良さを実証することになり、ちょっと鼻が高かった。

 荒涼たる砂漠の真ん中に、円筒状のものが見えてきた。
 これが仏塔を中心とする寺院建築の遺跡である。
 円筒状の土の造形物がラウル寺院の仏塔である。
 
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                     ラワク遺跡の周辺の砂漠
 
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       遺跡は木道を歩きながら見学する。 円筒状の造形物が仏塔
 
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                      ラワク仏塔

 仏塔は3層まで現存し、塔の頂上はすでに損壊されている。
 1、2層は方形、3層は円形になり、土レンガで創造されている。
 

 ラワク仏塔の周りには内壁が残っている。高さ2.7mとのことである。
 この壁にはたくさんのガンダーラ風レリーフが施されていた。
 唐代の壁画だという。
 発見者のスタインはどんな思いで眺めたのであろうか。
  
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 塀の内外には頭部が損壊された塑像の座仏も残され、彩色された壁画も見ることができた。

?H5>神々しさを感じる遺跡の夕景  
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 今は朽ち果てているが、唐代、于窴国(ウテン国)が盛んだったころは、
 白亜の寺院が夕日に照り輝いて、神々しい姿」を見せていたに違いない。
 想像をめぐらしてロマンに浸るのも楽しいですね〜。

[西域南道をゆく] 前回までの記事

 それぞれ下線付きの題目をクリックすると記事が開きます
268 ミーラン遺跡2 ミーラン故城の手荒な歓迎         269 ミーラン遺跡3 故城を巡る         270 ミーラン遺跡4 吐蕃の城砦と古寺のヘレニズム文化       271 チャルクリク 
272 チャルクリクの小学校とウイグルのこどもたち        273 一路チェルチェンへ        
274 チェルチェン 〜ポプラ並木の郷愁〜            275 チェルチェン 〜バザールとチェス〜    276 チェルチェン故城とザーグンルーク古墳           277.楼蘭からホータンへ7       
278 石油開発で発展するミンフォン      
279 玄奘三蔵が見たホータン は仏教国…、今のホータンは? ホータン1  
280マリカウト故城と玉売りの子供たち 〜ホータン2      281白玉河と「玉」の商人  ホータン3      282 ホータンの日曜バザールと絨毯工場  ホータン4     283ホータンとカシュガル1日千キロの大往復 284ポプラ並木とロバ車、郷愁を感じさせるオアシスの水田  カシュガルから再びホータンへ1 
285刃物の街インギサル  カシュガルから再びホータンへ2   286ヤルカンド  カシュガルから再びホータンへ3     287ホータン周辺の仏教遺跡を訪ねて   288ホータンに蚕と桑を伝えた王女の物語   289水豊かなヨートカン遺跡の村   290ヨートカン遺跡 〜幻想の世界への入口ようなポプラ並木  

 
  

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思わず息を呑む遺跡の姿。
ここにかっては于窴国という国が栄えていたとは。
唐というとてつもないむかしに。
砂漠を見ていると深い感慨に襲われます。

こうして簡単にブログで読むことが出来ますが、ありがたいことです。

2011/8/18(木) 午後 5:37 [ - ] 返信する

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今日はお気に入り登録ありがとうございます。平山画伯のようにシルクロードを旅されているのですね!四国を終えて旅から旅ですね!菅さんに四国で今度いけば会えますかね!応援の☆ポチですよ!

2011/8/18(木) 午後 5:47 [ 清水太郎の部屋 ] 返信する

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嵐子さん

遺跡で古をしのぶのはとても楽しいです。
これがあるんでやめられないいですよね。

2011/8/18(木) 午後 5:49 [ moriizumi arao ] 返信する

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清水太郎の部屋さん

応援傑作ありがとうございます。

四国遍路ではお互いに同じ方向に歩くので、無理かもしれませんね〜

もしもお会いしたらちょっとでも一緒に歩いて、
なぜなかなかやめなかったのか本音を聞いてみたいですね。(笑)

2011/8/18(木) 午後 6:00 [ moriizumi arao ] 返信する

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今晩はうれしいコメントありがとうございます。会えると嬉しいですね!

2011/8/18(木) 午後 6:49 [ 清水太郎の部屋 ] 返信する

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こんばんは。
立派な木道が設置されているのですね。ということは、訪れるひともそれなりに多いのでしょうね。
最後の離れたところからの遺跡がいいですね。
ランクルの優秀性が実証されたのは、嬉しいですね。
ポチ☆

2011/8/18(木) 午後 7:42 [ バタフライ ] 返信する

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バタフライさん

近年は、中国人観光客も訪れるようになったとのことです。
ただ、観光マナーは今一ですね。
傑作ポチありがとうございます。

2011/8/18(木) 午後 9:23 [ moriizumi arao ] 返信する

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♪おはようございます。
ラワク遺跡・・・
地図も、ランドクルーザーもない時代に、
荒涼たる砂漠の真ん中に、古城ポチ!

あんまり関係ありませんが、
古地図もあった 糺の森の真ん中であった 古本市を
トラバさせてもらいます。

2011/8/19(金) 午前 9:06 [ EGACITE ] 返信する

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EGACITEさん

唐代にはここも水豊かなオアシスだったようです。

傑作ポチありがとうございます。トラバありがとうございます。

2011/8/19(金) 午後 0:30 [ moriizumi arao ] 返信する

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久しぶりの訪問です。いつ見てもいいですね。一度行ってみたいと思いますが、なかなか行けません。砂漠は暑そうで行くには、体力が要りそうですね。

2011/8/19(金) 午後 10:53 [ OKUTMRM ] 返信する

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雄大な景色とはこのことを言うのでしょう。
なんとも歴史と浪漫を感じます。
しかしこの暑さは大変そうです。私は国産ですが、オーバーヒート間違いないですね。

2011/8/20(土) 午前 1:29 gloriosa036 返信する

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OKUTMRMさん
訪問ありがとうございます。
砂漠の旅は確かに体力勝負というところがありますね。
それをカバーしてくれるのは、未知へのあこがれの気持ちでしょうか。

2011/8/20(土) 午前 6:47 [ moriizumi arao ] 返信する

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gloriosa036さん

暑いですが、湿度が低いのが救いですね。

2011/8/20(土) 午前 7:16 [ moriizumi arao ] 返信する

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和田(ホータン)の周りには遺跡が多いんですね。どの写真も素晴らしいです。
昔は仏教国だったのに、今はイスラム化されてしまった、残念です。
于窴国、長らく忘れていた懐かしい国名が出てきました。

2011/8/20(土) 午前 10:20 無縛 返信する

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無縛さん

私 はイスラム諸国を回ることが多いのですが、
やっぱり仏教のほうがいいですね。

2011/8/21(日) 午前 8:04 [ moriizumi arao ] 返信する

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