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私は1989年、北京、洛陽、西安の三大古都の旅をした。 シルクロードの出発点北京・洛陽・西安を廻る シルクロードへの熱い想い10 ←北京と洛陽の記事はこちらをクリック 2008年の現代西安の旅を紹介する前に、1989年の西安の旅の様子を数回にわたって紹介します。 22年前、私はまだ見ぬあこがれの地、シルクロード出発点の西安に心ときめかせながら、 洛陽から列車で西安に向かった。 駅に着いたのは、昼の12時半過ぎだった。 大勢の中国人たちが駅前の広場の地べたに腰を下ろしている。列車を待つ客である。 当時は、列車の時間がはなはだ不正確で、時刻表はあって無きがごとしなので、 列車の到着間近にならないと、改札してもらえないのである。 私はまず西安の中心「鐘楼」へ向かおうと決めていた。 駅から鐘楼までは4キロちょっとだし、碁盤の目なので地図をみながら歩いて行けると思ったが、バスに乗ることにした。 駅の向かい側に「西安客運汽車站(バスターミナル)」と書いた横看板が見えた。 そこへ行って、乗客らしい中国人にメモ帳に書いた「鐘楼」という字を見せると、 「日本人か?」とたずねる、「是(そうです)」と答えると、他の男たちもどやどやと集まってきた。 日本人が珍しいのだろう。 最初に尋ねた男は、この日本人は俺の朋友(ポンウヨウ)だと叫びながら、他の男たちを手で追い払おうとする。 だが他の男たちもひるんではいない。それぞれ違ったバスを指さしながら教える。 まるで客の奪い合のうようだ。 鐘楼は西安の中心なので、どうやらいろいろなバスが通るらしい。 最初の男の顔を立てて、彼が指したバスに乗った。 車掌は40代くらいのおばちゃんだ。 鐘楼と書いたメモ帳を見せると、何の愛想もなく、「3毛(角)(約4円)」と言って手を出した。 よく言えば堂々、悪く言えば横柄な態度だ。 いつもながら、お役人態度だなあ、と思わされる。おばちゃんはれっきとした国家公務員なのだ。 兌換券の5角紙幣を渡すと、初めてにこっりとして、人民紙幣で2角のお釣りを寄こした。 そのあと私が渡した兌換5角紙幣を自分の財布の中の人民5角紙幣をと入れ替えた。 外国商品は兌換でしか買えないので、大歓迎なのだ。 ちなみに、今はこのような区別はなくなった。 バスはすぐそばの門から城内に入ると思いきや、 城壁の周りをぐるりと回っている。 北門、西門を経由して南門から入って鐘楼へ向かった。 まあ、城壁見物ができたのでよしとするか…。 1時半前に鐘楼へ到着した。
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2011/11/21(月) 午後 10:27 [ 清水太郎の部屋 ]
兌換紙幣…懐かしいですね。
ある意味で良い時代でした。 この時代から行かれていたとは頭が下がります。
2011/11/21(月) 午後 10:46 [ Kensanのブログ ]
清水太郎の部屋さん
いつも応援してくれてありがとうございます。
2011/11/22(火) 午前 6:44 [ moriizumi arao ]
kensanのブログさん
そうでしたね。
確かに今より外国人がとても優遇されていましたよね。
ただ、観光地でも外国人値段が5〜10倍するのにはちょっと腹立たしいこともありましたが…
2011/11/22(火) 午前 6:47 [ moriizumi arao ]
今日もとても素晴らしい記事です。☆☆☆ポチ!
2011/11/22(火) 午前 9:04 [ chama ]
西安フリー4日間!
◇62,500円で行けそう!
行ってみたくなりました。
(*ゝω・)ノポチ彡
2011/11/22(火) 午前 10:09
おはようございます。
西安の駅前で立たれているのは、araoさんでしょうか。お若いですね。
ポチ☆
2011/11/22(火) 午前 10:11 [ バタフライ ]
いつもご訪問ありがとうございます。
応援ポチ☆ 押させていただきます。
2011/11/22(火) 午前 11:41
♪こんにちは。
2008年の現代西安の旅を・・・旅しましたが、
1989年の西安とあまり 変わらず、
駅の前は 列車待ち人で いっぱいでしたね。
ネット予約で切符入手済みで 遅れも トラブルもなく
問題ありませんでしたが・・・
20年以上若い 法師にポチ!
2011/11/22(火) 午後 0:06 [ EGACITE ]
chamaさん
応援のポチありがとうございます。
またきてくださいね。 お待ちしています。
2011/11/22(火) 午後 2:10 [ moriizumi arao ]
りょうさん
この頃結構格安プランが出てきて回りやすくなりましたね。
一ついかがですか?
ポチありがとうございます。
2011/11/22(火) 午後 2:12 [ moriizumi arao ]