孫の遍路用品の準備
7時40分頃一番霊山寺へ到着して、駐車場から山門に向かいます。
8年ぶりなので多少懐かしさが湧きましたが、今回は孫の専任先達みたいなものなので、感慨に浸っているゆとりが有りませんでした。
山門には、徳島新聞の萬木さんと四国放送の野口さんが待っていました。
互いに名刺交換すると、「30分ほど時間をいただけますか?」と、山門近くのベンチで取材が開始されました。
すると、納経所を兼ねた売店から和尚さんがやって来て、店の中に招き入れてくれました。
この方には、3回目の遍路で納経をしていただきました。
両手で、同時に2冊の納経帳に墨筆できるし、左右対称の文字も書ける特技の持ち主です。
インタビューを少し待っていただき、まずは、孫の遍路用品の準備です。
「心は形から入る」―― これが大切だというのが私の信条です。
ですから、孫にも、きちんとしたお遍路のスタイルをさせようと考えていました。
弘法大師のシンボルである金剛杖、白衣(笈摺:ノースリーブの白衣)、輪袈裟、数珠、菅笠、納経帳、そして経本を買い揃えました。
経本は、字が大きく書いてあるものを選びました。
ローソク、線香、納札はわたしが持っているものを二人で共用することにしました。
金剛杖にはわざわざ和尚さんが墨で孫の名前を書いてくれました。
また、私には左右対称書きで「復興」と、和紙に書いてくれました。
納経所の中には、東日本大震災復興への義捐金を呼びかける張り紙がありました。こんな遠方にこのような張り紙を見て、思わず込み上げるものがありました。
インタビューを受ける
いよいよインタビューです。
インタビュー中に、お寺側からお茶、お菓子、みかん、そしてオレンジジュースを1箱もお接待していただきました。孫はご満悦でした。
きちんと挨拶やお礼が言えるのが、彼のいいところです。
ジュースは大多分報道の方々に差し上げました。
ここでは主に徳島新聞のインタビューを受けました。
質問内容は、今回遍路へ来た動機、震災時の様子、孫と一緒に来た理由、遍路の日程などでした。
25日か26日の朝刊に載りますよと言っていたので、とても楽しみでした。
内容は、次回にアップする新聞記事をご覧ください。
初めての礼拝
孫にとっては初めての礼拝です。
事前に教えたことが大体頭に入っていたらしく、参拝のマナーの指導は比較的スムースでした。
テレビ局の野口さんは、ずうっと付いて撮影を続けました。
まず、手水場で身を清めた後、右手に池と大師堂を見ながら本堂へ向かいました。
お灯明と線香ですが、風が吹いているので、火をつけるのに苦労しているようでした。
とにかく、この遍路では「自分のことは自分でやる」をモットーにしてきましたので、コツだけ教えて、遅くても手助けをせずに辛抱強く待ちました。
後の人のことを考えて、お灯明は奥へ、線香は中心に差すことを教えました。
納札とお賽銭を納め、本堂に備え付けられた鐘を鳴らしました。
「お賽銭は、拝んでいる人の迷惑にならないように、静かに入れるんだよ」
「備え付けの鐘は、自分の中の悪い心を取り払って、きれいな心で拝むために鳴らすんだよ」と、説明しました。
読経は、「初めてなので、お前は、まず般若心経だけでいいよ。慣れたらほかのお経も読もう」と言って、ゆっくりと合唱しました。
孫は、団体お遍路さんの拍子木に合わせたリズミカルな読経には、ペースを狂わされたようでした。
本堂に続いて、大師堂です。
「ここは弘法大師を祀るお堂なので、般若心経の次に、『南無大師遍照金剛』と3回唱えよう」と、教えました。
大師堂の礼拝の途中、大勢の子供のお遍路さんやってきて地べたに座って、読経を始めました。
その日の宿・6番安楽寺へ宿泊申し込みをする際に、子供たちが泊まると聞いていたので、その子供たちだとすぐに想像がつきました。
最後は、納経です。
「納経お願いしますと言って、そのお寺のページを開いて渡すんだよ」と教えて、自分で差し出させました。
無事、1番札所の礼拝を終え、山門で「ありがとうございました」とお礼を言って、頭を下げました。
いよいよ歩き遍路のスタートです。
孫は、山門に奉納された「健脚祈願のわらじ」に興味があるようでした。
こんにちは。
お遍路の精神をお孫さんに伝承されるって
素敵なことだと思います。
次回の新聞記事アップを楽しみにしております♪
ポチッ☆
2012/4/13(金) 午後 1:03 [ rar*rar*do ]
山登りさん
よい記念になりました。
2012/4/13(金) 午後 2:47 [ moriizumi arao ]
一番霊山寺での印象は、よかったようですね。
まさか、予想以上歩くとは思っていなかったようです。
応援のポチありがとうございます。(^−^)
2012/4/13(金) 午後 2:49 [ moriizumi arao ]
reikun11さん
子どもは予想以上に呑み込みがよかったようで、年寄とは違うな〜と思いました。
大変でしたがやりがいを感じました。
2012/4/13(金) 午後 2:54 [ moriizumi arao ]
お孫さんの親御さんなら、すぐに手を出してしまうでしょうね。
そこはおじいちゃん、手を出さずじっと待つ・・偉いです。
般若心経も唱えられたのですね。外の方と一緒というのは
大きな声になるから驚いたでしょうに・・孫ちゃんも凄い!
次回、楽しみにしています。ポチ!
2012/4/13(金) 午後 11:11 [ あゆみ ]
こんにちは、はじめまして、
ご苦労様でした、家族のにとって良い思い出になりましたね、
一番札所には叔父叔母が働いています。
孫さんは何歳になられるのですか?
また休みの時とか少しづつ続けられたらいいと思いますが・・・。
私は18番の近くに住んでいます。
2012/4/14(土) 午前 9:49
自分一人の気楽なお遍路と違い、きっと神経は3倍つかいますね〜。
どうですか?
ご苦労様 ☆☆☆ポチ!
2012/4/14(土) 午後 2:07 [ chama ]
今日もとても素晴らしい記事です。☆☆☆ポチ!
2012/4/14(土) 午後 2:17 [ chama ]
両手で納経帳に記載される方が昨日はお休み、
残念ながら拝見できませんでした>。<
立派な天井画の竜は今年の年賀状に使わせてもらいました(^0^)/
2012/4/14(土) 午後 3:11
rar*rar*doさん
将来は一人でお遍路してくれることを期待しているんですよo(^-^)o
応援のポチありがとうございます。(^−^)
2012/4/14(土) 午後 3:32 [ moriizumi arao ]
バタフライさん
一番霊山寺での印象は、よかったようですね。
まさか、予想以上歩くとは思っていなかったようです。
応援のポチありがとうございます。(^−^)
2012/4/14(土) 午後 3:34 [ moriizumi arao ]
らくがき楽ちんさん
取材は孫にとってはなんだかとても刺激になったようです。
新聞記事が励みになったようでした。
応援のポチありがとうございます。(^−^)
2012/4/14(土) 午後 3:37 [ moriizumi arao ]
あゆみさん
孫は、般若心経が結構気に入っているようで(もちろん意味は分かりませんが…)まともに読んでいたようでした。
2012/4/14(土) 午後 3:42 [ moriizumi arao ]
asayanさん
訪問とコメントありがとうございました。
何かあなたとのご縁を感じます。
孫は10歳です。
小学4年生でした。
よい思い出になると信じています。
そうそう、17番から18番の道では、孫はすっかり疲れて、大変そうでした。
2012/4/14(土) 午後 3:53 [ moriizumi arao ]
chamaさん
その通りでした。
一人の時よりは、孫連れは何倍も神経が疲れました(笑)
いつも感動のコメントとポチありがとうございます。
2012/4/14(土) 午後 3:56 [ moriizumi arao ]
あくわくさん
訪問とコメントありがとうございました。
両手書きの和尚さんがいなくて残念でしたね。
またきてくださいね。 お待ちしています。
2012/4/14(土) 午後 3:58 [ moriizumi arao ]
こんばんは。
写真の青空、景色、そして文章に書かれている現地の人々やお孫さんとのやり取りを読むだけで心が洗われます。
両手書きが出来、更に左右対照に文字を書ける和尚様には驚かされました…。素晴らしいですね!今や活字の文章なら誰でも打てますが、やはり人間の手書きでなければ込められない「思い」みたいなものがありますね。
2012/4/14(土) 午後 8:09 [ jun ]
若い作家さんの中にも、パソコンをやめて手書きに切り替えた人も何人かいます。
とても良いことだと思います。
手書きには、思いがこもりますからね。
一度パソコンに切り替えた私は。楽を覚えてしまって、再び手書きに戻るがんばりがない―― ちょっと情けないですが。
2012/4/14(土) 午後 9:06 [ moriizumi arao ]
今晩はいつも特に嬉しいコメントありがとうございます。記事の逆さ詠みになりました!運転手の仕事が忙しいのです!お孫さんは素晴らしいですね!応援の☆ポチですよ!
2012/4/14(土) 午後 11:39 [ 清水太郎の部屋 ]
清水太郎の部屋さん
運転手の仕事老化防止につながって一石二鳥ですね。
がんばってください。
2012/4/17(火) 午後 0:39 [ moriizumi arao ]