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孫と爺ちゃんの四国歩き遍路前回までの記事(記事はクリックしてご覧ください)
法輪寺から十番切幡寺まで
3.8キロの道のりです。
孫が少しやる気になったので、じいちゃんの気持もルンルンになりました。
出発して20分ほどで番外霊場の小豆洗大師を通過しました。
まもなく国道139号にぶつかって西に進みました。
二人とも快調です。
孫の足取りをあまり気にせずに歩みを進めました。
法輪寺から3キロほどの地点で右に曲がります。
ここから民宿やお土産屋の間を通り過ぎ、さらに700mほどだらだら坂が続きます。 以前の経験から、この坂は結構きついのです。
孫がうどんを残さず食べる
入口付近にうどん屋があります。
休ませた方がよいと思ったので、「休むか? どうする?」と訊くと、
即座に「うん!」とうなずきました。
中へ入ると、小さな店は10数人の客で満員でしたが、席を詰めてくれました。
お客さんからまたまた話しかけられました。
初めは、話題の主役が孫でしたが、
新聞に「東日本大震災の鎮魂とと復興を祈念しての遍路」であることが書いてあったので、震災に関する質問が相次ぎました。
話題の主役がじいちゃんに移ったことが、孫にはちょっぴり不満そうでした。
孫はうどんを全部平らげました。
四国へ来てから初めてのことなので、ほっとしました。
遍路に興味を示し始めた孫
食後、重いリュックを店の前に預かってもらって、身軽になって参道を上りました。
店や民宿が途切れると、参道の道沿いには石仏が並び、なかなか風情があります。
私が石仏や無縁墓に入念に合掌しているのを見て、孫も手を合わせていました。
昔のお遍路さんは特別な事情を持って遍路をしていたことや、遍路の途中で多くの人が亡くなって無縁仏として葬られたことを話すと、悲しそうに聞いていました。
「お前やおじいちゃんの遍路は特別悩みなんかないだろう? 幸せなんだよ」という
じいちゃんの言葉をどう受け止めたのでしょうか?
いくつかの仏様に手を合わせているうちに孫は、突然、、
「どうしておじいちゃんは20歳なんて若いときに遍路をする気になったの?」と、訊きました。
孫が遍路に関心を持ち始めたことに、すごくうれしさを感じました。
坂道を登りながらあえぎあえぎ語り聞かせました。
「これより333段」
孫はだらだら坂を上って山門にたどり着くと、ほっとした表情でしたが、そうは問屋が下ろしません。ここから急こう配の長い石段が待っていました。
上り口には「是より三三三段」との道しるべが立っています。
「うえ〜、まだ上るの〜、だからお遍路は嫌なんだよな〜」と、孫は顔をしかめる。
「なんだよこんな階段。明日はもっともっときついんだぞ」と、じいちゃん。
私は経験済みなので覚悟はできていましたが、孫にとっては1度ゴールしたのに、また走れと言われたようなものでしょう。
孫はまたも、ちょっぴり人生を学んだことでしょう。
終盤にはさらに「女やくよけ坂」(33段)、男やくよけ坂」(42段)が待っています。
坂の途中にある「女やくよけ坂」と「男やくよけ坂」の石柱
この寺は、明日の焼山寺越えのウォーミングアップのようなものです。
美しい「はたきり観音」
本堂近くには「はたきり観音」が立っています。右手に鋏(はさみ)を持ち、左手には長い布を垂らして微笑んでいるように見えます。
「おじいちゃんのお気に入りの観音様だぞ」と指さすと、
「そういえば面長で切れ長なところがおばあちゃんに似ているね」 なんて、生意気なことを言います。
「お前はよく面長なんて言葉をしっているな。おばあちゃんはこんなに美人じゃないよ」と言えば、「あああ、いいつけてやろう」と、口だけは健在です。
現代っ子は、大人と子供が同居しているな〜と、 つくづく思いますね。
切幡寺を2時前に打ち終え、9キロ先の藤井寺のすぐ手前の宿まで向かいます。
大人の足ならば4時ころには着くのですが、子供の足では5時過ぎも覚悟しなければならないでしょう。
孫連れは何が起こるかわからない不確定要素がいっぱいですが、それが却ってじいちゃんの旅ごころや冒険心をくすぐるんですよね〜。
よかったら孫へコメントくお願いします。
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今晩はいつも特に嬉しいコメントありがとうございます。読むたびに感動の涙が出ます、お孫さんの思いがもっと知りたいです!応援の☆ポチですよ!
2012/4/20(金) 午後 7:19 [ 清水太郎の部屋 ]
杜の泉さん、こんばんは。そうですね。
いよいよお孫さんも子供遍路に成りきってきましたね。
こうなると、おじいちゃんの道中話も興味を持ってくれるように
なるでしょう。新聞の記事が大いに役に立ちました。諒君も人間
喜怒哀楽を、この巡礼旅でおじいちゃんから学ぶことでしょう。
お家の帰ったら両親が見違えるほど成長した我が子に目を細める
ことでしょうね。諒君に声援のポチです。
2012/4/20(金) 午後 7:25 [ らくがき楽ちん ]
こんばんは、
孫さんへ、現在は10歳の子供で、何をしても苦しいと思いますが、爺さんについて行ってわからないことは聞くことです。いまは苦しいかもしれないけど、後に楽しいことがおきますよ。後、数年たつといろんな面で変わりますからね、今は爺さんについて行ってくださいね。
又夏休みにがんばってくださいね。
2012/4/20(金) 午後 7:26
頑張って下さいね
応援してます
2012/4/20(金) 午後 7:33 [ すず ]
こんばんわ♪
諒君はじめまして^^
記事を読ませて頂きコメントは遠慮していましたが
諒君も見てくれているのですね〜それならば・・・
強制されて無理矢理連れて行かれて嫌だったでしょうね^^
おばさんは強制されたものはハッキリと断る性格です
しかし・・・・ちょっとでも興味が出てきたら自分から
進んで前に行くタイプです^0^
良く頑張っていますね〜拍手ですよパチパチ♪♪
これからも応援していますね〜☆傑作ポチ
2012/4/20(金) 午後 7:33 [ papicom ]
車でも細い坂道が大変でしたが、
その上の333階段にはまたもやびっくり腰砕け状態でした>。<
はたきり地蔵さんはとても美人ですよね、奥様に似ているとは羨ましい限りです^^;
大きな吉野川を渡り藤井寺までとは凄い道のりです!
頑張ってくださいね! ポチ☆
2012/4/20(金) 午後 8:01
笑顔の諒君が見えるようです。
おじいちゃんに教わりながら、一歩づつ仏さんに近づいて行く。
笑顔の布施は、菩薩行の第一歩。
ナーム ダーイシ ヘンジョウコンゴ
ナーム ダーイシ ヘンジョウコンゴ
自分の足にあわせて歌ってごらん、気持ちよく歩けるよ。
がんばれ豆大師
2012/4/20(金) 午後 8:11 [ tutomu.matuda ]
こんばんは。
お孫さんがウドンを食べ、前向きに行動するようになり ほっとしたことでしょう。
観音は素晴らしいプロポーションですね。
ポチ☆
2012/4/20(金) 午後 9:08 [ バタフライ ]
清水太郎の部屋さん
うちの孫は感情がストレートで単純ですね。
その点は楽と言えば楽ですね。
でもやっぱり考えてるんでしょうね〜。
いつも孫への温かい応援のポチありがとうございます。(^-^)
2012/4/20(金) 午後 9:16 [ moriizumi arao ]
初めまして! 諒くん!おじいちゃんが書いたお遍路さんの本を送ってもらって読んだことがあるんだ。もちろん、おじいちゃんのブログに最初アクセスしたのは、シルクロードの旅だった。おじさん(70歳)も、3回シルクロードの旅をしたことがあったから。四国には中学2年まで住んでいて(高松市)、10歳のときは家から学校まで毎日2km歩いて通っていた。独りで立ち、独りで歩くを独立独歩と言うでしょう。だから、独りで歩き通すってことは凄いことだと思うよ。ひたすら歩くことを頑張ってね。
楽農家(らくのうか)です。
2012/4/20(金) 午後 9:17
らくがき楽ちんさん
たしかに孫は日々変化しましたと思います。
子どもには色々経験させることが絶対に必要なことがとても実感できました。
2012/4/20(金) 午後 9:28 [ moriizumi arao ]
らくがき楽ちんさん
諒に励ましのポチありがとうございます。
家に帰るとメッキがはがれるかもしれませんが、それではがれきれない部分が残って、その上に自分でめっきをすることを期待しています。
2012/4/20(金) 午後 9:47 [ moriizumi arao ]
こんばんは
途中からで申し訳ございません。
お孫さん頑張ってください。
1970年に四国に行きました。
岩手県の福泉寺に四国のお遍路回りがあります。
2012/4/20(金) 午後 11:23 [ pitarou ]
みなさま
おはようございます。
孫への心温まる葉がましやアドバイスありがとうございます。
きっと将来につながることと思います。
2012/4/21(土) 午前 7:32 [ moriizumi arao ]
元気になって良かったね。
お大師さんが見守っていて下さったのですよ。
頑張って下さい!!
2012/4/21(土) 午前 9:13
お孫さん少しずつ遍路に、歩くことに馴染んできたのですね。ほっとですね。でもまだ終わりではない。頑張って!
2012/4/21(土) 午前 9:49 [ ant*qu*_sh*ra ]
asayanさん
ありがとうございます。
じいちゃんから言われるよりも100倍も感じると思います。
2012/4/21(土) 午前 9:55 [ moriizumi arao ]
こんばんわ。
実は私の家のすぐ近くに「ハンセン病資料館」があります。
その資料館入り口に、親子のお遍路像があるのですよ。
きちんと説明文もあります。
ハンセン病の患者さん達も、この道を歩いたのですね。
お接待に心救われたのでしょうか。
2012/4/21(土) 午後 10:56 [ jun ]