東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

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 この天井を見たとき、直感的に“こりゃー、すごいや”と思いました。ここは、四国八十八ヶ所、第三十八番 岩本寺の天井です。ここにはには色とりどりの絵が広がっているました

四国八十八ヶ所の天井画 

 四国八十八ヶ所のお寺の本堂などの天井にみごとな絵が書いてあるのを何度か見かけました。
通常本堂にはなかなか入れませんが、たまにはご住職の計らいで入れていただくこともありました。

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  一番みごとだと思ったのは、なんと言っても三十八番岩本寺の本堂の格天井だった。イメージ 4 全部で575枚。高知県の県展出品作品を中心に、全国各地から集められたものである。画風や手法、作者の年齢もさまざまで、花や蝶のほかにマリリンモンローの笑顔も見える。熱心に眺めていると、「首が疲れるでしょう。寝てご覧ください」」と、住職さんが寛大な声をかけてくれた。さすが、遍路寺はお心が広い。
 それぞれの絵には個性があって興味は尽きなかったが、最後に全体を一つの絵模様として見ると、まるで違った世界に入り込んだようだ。これも楽しかった。「空」と「海」のように広い心をお持ちのお大師さんも、お喜びの天井画だろう。絵天井を楽しみながら、これから続く長旅の英気を養った。さて、これから宿坊で、ビールをいただくとしましょう…。ああ、甘露、寒露!


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   十二番藤井寺 本堂の天井に描かれている雲龍は実に迫力がある。この龍は、昭和の大改修の際に地元出身の林雲渓によって描かれたもので、30畳くらいの大きさがある。まるで本尊の護り龍のように天井から睨みを利かせている。手を打つとうあなりごえを発する鳴き龍だ。
  

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   十九番立江寺  当寺に縁の深い俳人の誘いを受けて、本堂に入ると、天井には東京芸大の教員や学生が描いた個性豊かな絵が暗い本堂に金色の光を放っていた。



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   二十一番太龍寺  納経所の右脇に建つ持仏堂の大廊下の天井には、高知県安芸市出身の四条派の画家竹村松嶺(しょうれい)によって龍が描かれている。その姿は、修行中の弘法大師を守護した大竜のようだ。


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   二十三番平等寺  本堂の中に入り頭上を見上げると、天井にはたくさんの草花が描かれている井絵を見ることが出来た。


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   四十三番明石寺 
この本堂は明治時代に再建されたものだそうだ。この天井画も明治のものなのだろうか?


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   四十七番八坂寺 
小川を渡る橋に造られた山門には。天女たちに取り囲まれた阿弥陀如来が描かれている。まるで遍路や参拝者を極楽浄土へと誘っているようだ。これを見ていると、敦煌莫高窟の壁画に描かれている麗しい簸天たちを思い浮かべた。

  
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  第57窟 「説法図」 観音菩薩
 莫高窟屈指の美菩薩として知られる。金色の宝冠や瓔珞(ようらく)の表現も精緻で美しい。優雅さと気品の中にどこか艶かしさも漂ってくる。平山郁夫画伯をして「敦煌の恋人」と言わしめたのもよくわかる。とても魅力的な観音菩薩だ。

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唐代の宗教美術2 初唐・盛唐の壁画

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  唐代は壁画もまたよし。唐室に入ると花園に入った感じがする。
 

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【経変図】
中原の浄土教の流行を受けて髄代から始まった経変図がさらに流行して、壁いっぱいに描かれていた。経変図の種類としては、初唐では法華経変が、盛唐では感無量寿経変や阿弥陀経変が多い。
 経変図は、仏教思想を現したものであり、経典の内容を絵画で現したものが多い。華やかな唐代を繁栄して、心がうきうきするような極楽浄土の世界が展開されている。菩薩や簸天はどれもなまめかしい。
 
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 第220窟 阿弥陀浄土変 初唐(7世紀)
この壁画は1948年に西夏時代の壁画を剥がしたところ現れたとのことだ。保存状態がよく、当初の彩色がほぼ残っている。
 中央の阿弥陀仏は、菩提樹の下にある池の蓮華座に趺座を組み、その左右には観世音と大勢至菩薩が端正に立っている。波打った池の中では化生童子が楽しげに遊んでいる。
 この絵は色合いがきれいであり、人物の造形が優美だ。初唐期の名作とされている。


【仏説法図】

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 第57窟 仏説法図 右脇侍菩薩像
 この観世音菩薩は、唐時代の菩薩像の中で最優秀な代表作品であり、屈指の美菩薩である。 第57窟は美人窟の別名を持つほど美しい菩薩がそろっている。

【千仏】
 飛天とともに目に付くのは千仏である。壁画の脇や縁に小さな仏様がぎっしりと、印刷でもされたように並んでいる。壁面の前に立ったり、天井を仰いだりすると、なかなか近代的な美しさを感じる。描く方もたいへんであったろうと思うが、この図案のアイディアはすばらしいと言うほかはない。

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 上の、仏説法図の左側にも一部分見ることが出来ます。

【飛天】
 どの壁画にもおびただしい簸天が舞い飛んでいて、それはそれは美しい。どれも生き生きとしており、中には水から出て、舞い上がるかのようなものもあった。簡潔な線描が美しく、鮮やかな色をつけたものもあった。

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 第321窟 菩薩、会合に赴く 飛天が自由に青い空を飛びまわっている。体つきのたおやかな6尊の菩薩たちが彩雲に乗って会合に行く。天宮の楼台で手すりに寄りかかり、楽しそうに下界の衆生に指図をしたり、議論をしたりしているのであろうか。園囲気が和やかで、味わいがあふれている。見ていて楽しい。

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 130窟 甬道南壁 都督夫人太原王氏供養図

莫高窟は現在、写真撮影禁止です。この記事の写真は、1989年に特別に撮影させていただいたものです。また、敦煌研究所より貴重な写真の提供も受けました。 これも一部加えさせていただきました。感謝申し上げます。


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