東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

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 西域南道の景色ではありませんが、
 天山北路の「天池」の夏の絶景でで清涼感を味わってください。
絶景! まさに天上の池 〜夏の天池〜←ぜひクリックしてみてください。

[杜泉新生シルクロード2万キロをゆく 前3回の記事]

272 チャルクリクの小学校とウイグルのこどもたち    西域南道をゆく2   杜泉新生シルクロード2万キロをゆく272←クリックしてください。
271 チャルクリク  西域南道をゆく1  杜泉新生シルクロード2万キロをゆく272←クリックしてください。
270 ミーラン遺跡4   吐蕃の城砦と古寺のヘレニズム文化   杜泉新生シルクロード2万キロをゆく270←クリックしてください。


 [本 日 の 記 事] 
 

一路チェルチェンへ

 チャルクリクから4チェルチェンまで西へおよそ360キロ。
 
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なんと、道はいまなお未舗装なのでだ。
 またまた、相当な覚悟して走らなければならない。
 ふと、ツアーの旅行がうらやましくなった。
 いやいや、自分はこういうたびを望んで来ているんだと、即座に打ち消した。
 
 ガタガタ道を走り出したとき、
 必然的に18年前の悪路を思い出した。
 ――チャルクリクのオアシスを出てからしばらくして、
  一望黒に近いゴビを走っている時だった。
  前方、道の中央に大きな石が置いてある。
  とっさに、道路妨害かと思ったが、
  周辺は無人の荒野だから、それはありえない。
  
  運転手は心得たもので、そこに近づくまでもなく、
  車を少し低くなっているゴビの中に乗り入れ、
  そこを走り出した。
  まもなく石の置いてあるところを通過してみると、
  そこは道路が長さ10メートルわたって陥没している。
  石は、危険を知らせる標識だったのである。
 
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        1989年当時は、西域南道ではなく,まさに西域「難道」だった。

 現在は、当時の大波が小波になっただけ、大分ましになった。
 
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  ……と思いきや、そうは問屋が卸さなかった。
 チャリクリクから100kmの地点あたりから、ところどころに水溜りが出来始めた。
 夏時は、アルティン山脈の雪解け水でしばしば洪水が起こるのだそうだ。
 次第に地面ががゆるみははじめたと思うと、
 ついには道を横断し幅10メートルほどの川?が出現した。
  
 どうも迂回不可能のようだ。
 リーダーが木の棒を持って川に入り、水深を計る。
 幸い水底の地盤のぬかるみはひどくないらしい。
 まず、トラックで試験走行。
 成功した後、われらがランドクルーザー、そして2台目のトラックが渡った。
 やれやれ!、
 
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 荒涼たるゴビを過ぎると、最初に出迎えてくれるのが道の両側に植えられた砂ナツメだ。
 
 
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       チェルチェンのオアシスに近づくと、道の両側には砂ナツメの並木が続く。

 砂ナツメは、防風や防砂の役割としてだけでなく、立派な食料である。
 車を止めて少しいただくと、まだちょっと早いかなという気もしたが、
 甘酸っぱさが口に広がった。
 ドライフルーツにすると実においしい。

 
 並木が途切れると、両側には、再びタクラマカン砂漠が広がる。
 道路傍の里程標が4チェルチェンまで、あと80キロを示すところで、
 アルティンにかわって崑崙山が見えてきた。
 
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 5〜7千メートル級の山脈群が続く、
 万年雪を頂いたこの山脈(やまなみ)こそ、オアシスの民の生命の泉だ。

 やがて、天を刺すようなまっすぐに伸びたポプラ並木の間を進んでゆく。
 
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 並木の両側に綿花やトウモロコシ、ひまわりの畑が広がり、
 そこでは男も女も農作業や収穫に汗を流している。

 
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 子供たちも綿摘み作業を手伝っている。学校はないのかとたずねると、綿摘みの時期には学校も公認の欠席にするのだそうだ。
 
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 綿花を摘みや農作業をしながら、みんなで声をそろえて歌を歌う。
 子供のころにふるさとで聞いた田植え歌を思い出す。
 実に楽しそうだ。
 こうした陽気で和やかな光景は、漢人にはないウイグル人独特の雰囲気だ。


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 ところどころに日干しレンガの民家が見られるようになった。
 ほどなくチェルチェンだ。
                                                                                              

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