東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

井上ひさし作品との初めての出会い

 井上さんの作品と初めて出会ったのは、『ひょっこりひょうたん島』だった。
 
イメージ 1


 誰にも思いつけそうもない奇想天外な展開、
 腹を抱えるほど愉快で、風刺のきいた深いセリフ回しの数々、
 いろ〜んな人がいて、いろ〜んな生き方をしてるんだ。それでいいんだよ〜 。
 と語りかけてくれるようなキャラクターたち……
 どれも、わたしに楽しい時間を与えてくれた。
 
 そればかりではなく、そこから、生きる力さえ引き出すことができた。
 自分らしく生きることや「共生」についても『ひょうたん島』から教わった。
 苦しいことや悲しいことがあっても、「泣くのはイヤだ笑っちゃおう」とばかりに、
 「ひょうたん島スピリット」で切り抜けてきた。
 抱腹絶倒のストーリーの中にさらりと悲哀が秘められていて、心がくすぐられたものだった。
 

 イメージ 2
 井上文学作品を初めて読んだのは、『青葉繁れる』だ。
 この小説は、仙台一高在学中の思い出を半自伝的に描いたものだ。
 井上さんは在学中新聞部に属していて、一学年上級生には俳優の菅原文太さんがいた。
 文太さんは強面(こわもて)の部長として小説に登場する。                                                         井上さんと同級だったH先生が、私が通う小学校へ新任としてやって来て、たまたま私の家に下宿した。
 そして、小説のヒロインのモデルになっている若尾文子さんの話をよくしていた。
 彼女は二次大戦中に仙台の叔母さん宅へ疎開し、宮城二女高の生徒だった。
 休み時間には一高性が競ってアイスキャンディーを買いに行ったそうだ。
 主人公のモデル井上さんは、もちろんその一人だった。
 彼女は中退して大映で映画デビューした。
 実際とダブらせてにんまりしながら読んだことを思い出す。

 最後になるが、井上さんにお会いしたとき、拙著『諸君! お遍路はいいぞ』の話をしたところ、
 読んでみたいとおっしゃるので、次にお会いするときに差し上げる約束をしたが、
 それが果たせぬうちに井上さんは黄泉の国へ旅立たれた。
 とても心残りである。   合掌

 
イメージ 3
     弔問者名簿に記帳する仙台文の會のメンバーたち(仙台文学館にて)
 
 
 

開く トラックバック(3)

全1ページ

[1]


.
moriizumi arao
moriizumi arao
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(76)
  • 純
  • yukkon
  • かいさん
  • kur*_*ibe
  • 悲歌慷慨
  • があぁおパパ
友だち一覧
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

知人

おなじみ

おなじみ2

おなじみ3

四国遍路

東日本大震災

登録されていません

絵画

仙台関係

仏教

意見

癒し系

旅と趣味

旅 シルクロード関係

旅 中国旅行と情報

イスラム諸国

登録されていません

旅 世界一周・世界各地

旅 (アジア・アフリカ)

歴史

文学・研究

趣味

標準グループ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事