ラクダ隊、ダンダンウィリクへ向けて出発
[前回までのあらすじ]
ホータンで残留部隊と合流した我々は、ケリアの街からケリア河を北上して、タクラマカン砂漠のベースキャンプ、バスカッ・イゲルへ到着した。 詳細は、クリック ホータンから西域南道を走りケリアへ タクラマカン砂漠のベースキャンプバスカッ・イゲルへ タクラマカン砂漠 満点の星空 ?H5>ラクダ隊編成
今まで乗ってきたランドクルーザーと別れ、ベースキャンプでラクダ隊を編成した。 我々側のメンバーは、リーダー、ガイド、世話役兼食事係の4名。 現地のラクダ曳き兼世話係は4名である。 キャラバンは、5〜6頭のラクダをロープでつないで一連とし、 先頭にラクダ曳きノリーダーが乗り、 その後に私たちのグループのラクダが―― ガイド、私、リーダー、世話人の順で続いた。 そのあとには、荷物や水を積んだラクダが、現地のラクダ曳き3名に曳かれて従った。 ラクダは、親ラクダ10頭、子ラクダ2頭の計13頭である。 ラクダ曳きの一人は、交代でラクダに乗って休憩する。 なぜ子ラクダをつれてゆくの? そう思われる人が多いだろう。 ラクダは親子の情が深くて、なかなか親離れ子離れできない。 母と子を離すと、母親は悲しがって働きが悪くなるのだそうだ。 ?H5>河を渡るのを嫌がるラクダたち
出発は13時50分。 遅い時間の出発は、次のキャンプ地までの距離と、厚さを避けることを配慮してである。 まず、ケリア河を渡る。 川幅は120メートルぐらいあり、水量も多かった。 中央の深いところは水深1メートル以上ある。 夏なので、崑崙山脈の雪どけ水が多いのだそうだ。 ラクダは水に入るのを嫌がっているようだ。 仕方なく、ラクダ引きのリーダーがまず自分一人で渡った。 そのコースを追って、最初の連(グループ)の先頭のラクダが尻をたたかれ、 しぶしぶ水の中に入ると、後につながれたラクダも仕方なくついていった。 ラクダが水を怖がることを私は初めて知った。 この場面は、写真はダメだと、ラクダ引きのりーダーは手で静止した。 自分の所有するラクダの情けないところを写されると、商売に差し支えるからでしょうと、 わたしたちのリーダーはこっそりと教えてくれた。 しかし、第2グループの先頭にいた母ラクダは、 たたかれても引っ張られても抵抗して水に入ろうとしない。 その上、向きを変えて強引に岸から離れようとする。 やむなく別のラクダを先頭につなぎ、それに引っ張られるようにして進んだ。 川の中央は流れが速く、ラクダは上流側に足をずらしながら、水に流されないように進むので、 前後左右に激しく揺れる。 だいぶ慣れてきたラクダの背中だが、とても写真どころではない。 緊張して手綱をしっかり握り、体を前傾させてバランスを取りながら、どうにか無事に渡り終えた。 ここから、先は再び砂漠の中を行く。 |
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2011年11月05日
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