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なんとも愛嬌があり、ユーモラスな顔つきでしょう!?
いかにも陽気な沖縄らしいですね〜
サンタのシーサー 初めて石垣島へ行ったときには初日はクリスマスでした。街へ出るとサンタスタイルのシーサーが歓迎してくれました。
本土の人の中には、シーサーは「沖縄の伝統工芸品」や「沖縄のマスコット」と思われているも少なくないのではないでしょうか。
確かに、お土産屋をのぞいて見ると、たくさんのミニシーサーが売られています。許可を得て撮影させてもらいました。
これはユニーク 貝細工のシーサーも
何かカエルの親子のようですね
笑う門には福来る
シーサーについて考える
シーサーには大陸を超え、時空を超えて伝わった大切な意味が込められている――たくさんのシーサーを見ているうちに、こんな思いが次第に強くなった。
シーサーとは、風水思想に基づき「聖獣の力をもって、魔物(厄災)と対峙する」意味を持つ獅子獣像のことで、つまり「魔除け」なのである。
家の屋根や門、または村の入口などに置かれ、厄災から私たちを護るために、強烈な日差しや風雨に耐えながら日夜見守り続けてくれているのがシーサーなのである――地元の人々はたいてい、今なおそう思っているに違いない。
その奇抜な姿・形からは想像できないと思うが、シーサーのルーツはライオン=獅子であると言われている。百獣の王ライオンは、威風堂々とした姿やその力強さから、古来より権力や勇気の象徴とされてきた。
強大な力を持つものとしてイメージされたライオンは、その生息地を越えて、「権力の象徴」や「特別な力を持つ者」として伝わり、ライオンをモデルとした造形、紋章、伝説などが世界中に広がることとなったのである。沖縄におけるシーサーもそのひとつと言えるだろう。
中国を経て、沖縄に伝来したライオンは、その聖獣の力で魔物=厄災と対峙し、村や家を護る獅子獣像=シーサーとなったのである。
沖縄における最初の「シーサー」と呼ばれるものは、風水思想に基づき、村を厄災から護るために置かれたのだそうだ。それが、それが瓦屋根の普及に伴って屋根に登り、 いつのまにかそれぞれの家々を護る役割を与えられたと考えられている。
このような民間信仰が、個人まで広がりを見せたと言うことは、やはり「魔除け」「除災」としての効果があったのだろう。
村を護り、家を護り、屋根に登り、門で構えて来たシーサー。そして、今や沖縄に無くてはならない工芸品、みやげ物、デザイン、キャラクターとして、魔除けだけではなく、様々な場所、場面において、その聖獣・獅子のパワーを発揮しているのである。
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