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命を救った妻のとっさの判断と素早い行動
私の妻は健康テレビ番組に殊のほか関心が強く、さして関心のない私は、いつも「健康オタク」とからかっていたが、ありがたいことにそれに救われた。
3月下旬、頭頂部周辺に軽い頭痛があり鼻呼吸が困難になった。季節が季節なので花粉症ではないかと思い、近所の耳鼻科に行って抗アレルギー剤をもらって飲んでいたが一向に症状が改善しない。
そこで仙台T病院へアレルゲンを調べてもらいに行った。その時に脳梗塞が始まっていたように思う。病院到着時、玄関の10センチほどの段差を降りるときに軽いふらつきを覚えたが、その時は夢にも脳梗塞の症状だとは思わなかった。診察と検査が終わって駐車場へ向かう時、先刻よりもややきついバランスの崩れを覚え、車で帰宅する際にもハンドルさばきが重いなと感じたが、大して気にも留めなかった。
ところが帰宅直後、いつもはスムーズな車庫入れがびしりと決まらない。悪戦苦闘の末にどうにか収めて玄関に入ると、泥酔状態のように足元がもつれてよろけた。そのことを奥の台所にいる妻に話そうと思っても、ろれつが回らなくなって話すこともままならない。
これはただ事ではないと直感した。この様子を見て妻は即座に「脳梗塞にちがいないわ」と確信を持って言った。妻のお付き合いで知らず知らずに知識のあった私にもピンと来た。妻は「すぐにⅠ病院へ行きましょう」と言って、電話で緊急を知らせ、自家用車で直ぐに駆けつけた。私だけなら過労かもしれない《ちょっと様子を見てから…》などと考えて、対応が遅くなり命を失いかねなかった。(続 く)
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2015年10月05日
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