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凛とした背中
古希を迎え 人生の集大成として
とてつもなく大きいことに取り組みにはじめた
東北に東日本大震災への祈りの道を創ることだ
私は震源地に最も近い金華山で大震災に遭遇した
建物崩壊の危機 がけ崩れ最中の津波避難
さらには巨大津波の高台襲撃を受けながら
3度も命拾いした
天からか 大自然からか それはわからない
何か大きな存在によって
生かされたような気がした
「人のために役立て!」と
ドンと背中を押された思いがした
だから被災地に足しげく出向いた
被災地の人々は手を合わせる場所がほしいと言う
亡くなった身内や知人を悼み自分自身も癒される
そんな祈りの場があるといいな、と語る
被災地以外の人びとも犠牲になられた方々に
祈りをささげに行きたいと言う
そんな願いに応えたいと思った
震災一年後には 小学四年の孫と二人で
四国八十八ヶ所を歩いた
東日本大震災の犠牲者を追悼しながら
孫や四国の人々に震災を伝えた
そんな経験から
震災犠牲者追悼の巡礼地を東北にも創ろう
これこそが自分に課せられた使命だと強く思った
多くの人々に苦しみを与え
不安を抱かせ続ける放射能
悲しい記憶や大きな犠牲の中から生まれた
貴重な教訓を後世に伝えなければならない
今までの人生は これをやり遂げるための
基礎造りだったように思える
この歳になって自分の背中に
今までとは一味違った凛とした人生模様が
描き加えられたような気がする
私が大地震に遭った船の待合室 津波避難の途中直前で崖崩れに襲われる
一面がれき覆われた鮎川街 子供のころの遊び場の変わり果てた姿に号泣
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2015年11月05日
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