東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

2漢唐陵墓〜咸陽〜蘭州・炳霊寺

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2009年5月27日(水)
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 どんと大きな店構えの老舗のラーメン店

[コメント]  このブログは旅の流れ沿って連続しておりますので、初めて訪問される方は前の記事もあわせてご覧いただければ、より楽ん出いただけると思います。
また、「シルクロードを詩う」をご覧いただくと、これからの旅(中国篇)の雰囲気をご覧いただけると思います。(題目をクリック)

食いも食ったり蘭州ラーメン2  食べ歩き・撮り歩き

 なんと数えたら…21パイも食べていた! 2度の蘭州訪問5泊7日で〜

 
何軒かの店の写真をお見せしよう。店のはでな看板も面白い。

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 「清真」はイスラム食堂の意味で、豚肉料理は出さない。「正宗」は正当派という意味だが、日本流に言えば「元祖」といったところ。

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 なんと! ラーメン屋のとなりに「日本居酒屋」を発見。お世話になったホテルの服務員を誘って、ひさしぶりに一献傾ける。服務員は日本酒、私は蘭州啤酒(蘭州ビール)の珍妙な取り合わせとなった。
 
 さて、いよいよ私が食べたラーメンを紹介します。
 面白いなと感じたのは、麺の形が決まったものではなく、細長いものもあれば、平べったいものもあり、作る店によって、多種多様なのだということ。
 だが、共通していることがひとつあります。それは何でしょう?

 
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 心憎いねえ〜 日本人の私には木柄杓をつけてくれた。味も日本人好みだった。それになんと海苔まで入っている――そう思ったら、ここには日本の団体さんがよく来るのだそうだ。通りでなあ……。

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 ラーメン定食
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たくさんの牛肉麺を食べたが、どれも絶品。忘れられない味となった。

 

 蘭州滞在2,3日たったころ、ラーメン食べている途中、〈なぜ蘭州がラーメン発祥の地なのだう?〉と疑問に思った。
 ラーメン店では、みんな忙しそうにしているので訊くタイミングがつかめない。
 そこで観光協会の前を通ったときに時に、立ち寄って聞いてみた。
――ラーメンのラー(拉)とは、引っ張るという意味で、その名のとおり、引っ張って作る手打ち麺のこと。このラーメンが生まれたのは、この地が、かん水の産地だったことに由来する。、とのことだった。
 しかしかん水とはどのようなものかは協会の服務員もわからなかった。
 
 この魔法の水かん水と油で練られたメンは、まさしくラーメンの腰を持っている。
 日本のものに比べるとやわらかいが、メンを太めで頼むとちょうどいい硬さになる。
 普通唐辛子味で、日本風の胡椒味は少ない。
 具の豪華さで3段階くらいの値段設定がある。一番高いので10元だった。普通は7元くらいだ。

 ラーメンといえば、ビール…? 蘭州には、かなり前から生ビールがある。
 樽に入っていて、夕方ともなれば、道路のちょっとしたスペースにビアガーデンが出現する。
 羊肉の焼き鳥のケバブの屋台も出る。屋台は深夜まで営業している。
 
 ちょっと話は変わるが、駅前から公園までの間にインターネット屋が無数にある。2001年時点ですでに、ADSLが入っていて、ネット環境は、意外に快適だ。1時間2〜3元と値段も安い。24時間営業だ。
 
  蘭州より西方にも行くと、敦煌の驢肉黄麺(ロバ肉の麺)や、トルファンのハミ瓜などまだまだその土地ならではの食事はたくさん待っている。
 私の持論――「食」も旅の楽しみである。
 これが旅のエネルギーと好奇心の源なのだ。
2009年5月25日(月)
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蘭州ラーメンの店 

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食いも食ったり蘭州拉麺(1)

 みなさん 「牛肉麺」をご存知だろうか?
「蘭州拉麺」とも呼ばれ、牛肉でダシをとったスープに、手打ちで伸ばした麺を入れた料理で、蘭州の名物料理になっている。

 以前の記事でも書いたように、ここ蘭州には西域でよく見かける回族が多く住む町である。
 中華料理といえば豚肉を使用した料理が多いのだが、回族は豚肉を食べることが出来ない。その代わりに牛肉がよく使われ、特に蘭州の牛肉麺は絶品として有名。

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この蘭州だけでも数千もの牛肉麺店が軒を連ねている。写真の右側に7軒ものラーメン店が並んでいる。

 まだ昼食には、ちょっと早いが…、空きっ腹をくすぐる香ばしいニンニクとスープの香りに誘われて、吸い込まれるように一軒のラーメン屋に入り込んだ。

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 4人がけのテーブルが店内に4つ、そして店外にも4つ。
 まだ、11時過ぎだというのに満員だ。
 ドアなしの大きな入り口が2方向にあるので、常に人も風も通り抜けられる構造になっていて実に開放的だ。
 もちろんエアコンも扇風機も無いが、すがすがしい風が天然のエアコンだ。温度は高いが乾燥しているので、とてもすがすがしい。

 店は、主人とおかみさん、調理師兼麺打ち職人が4人で切り盛りしている。
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 おかみさんは注文をとって職人に伝え、客にラーメンや飲み物を運ぶ。
 主人が勘定と出前の受け付け、という分業――中国にもやっぱり出前があったのだ。
 店が忙しい時は、主人自ら出前を持っていくこともあるという。

小さい店ながらメニューは意外と多彩だ。
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イメージ 13 看板メニューの拉麺ラーメンはもちろん、練った生地を熱湯の中に包丁で削り落として茹であげる刀削面(タオシャオメン)もある。
 涼拌菜(冷たい和え物)も豊富だ。〈麺にプラスもう一品〉といった具合で、ついつい3品注文してしまった。
けっこうメニューに心遣いが利いている。炒め河粉(ホーファン)や炒飯(チャーハン)もあって、“今日はちょっと脂っこいものを食べたい、”なんていう客のニーズにも応えられるようになっている。

イメージ 12 イメージ 14                          炒め河粉(ホーファン)と炒飯(チャーハン)

 席に着いて、「女将さん! お勧めの野菜中心の涼拌菜をまかせるよ」と、まず注文した。根が肉好きなので、旅行中は野菜類を食べるようにつとめている。涼拌菜というのは、冷たい前菜(冷菜)のこと。
 まもなく写真のの3品が届いた。、

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メンマと牛のスジ肉の炒め物           なすとセロリを酢、醤油、ごま油などで和えたもの

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ニンニクと香醋をきかせた拍青瓜(キュウリを叩き割って和えたもの)これらの涼拌菜をつまみにして、ビールを飲みながら麺が来るのをゆっくりと待つ。これもなかなかの醍醐味だ。


 店の中を見回すと……、
 おいしそうにラーメンをすすり込む子ども、涼拌菜をつまみながら談笑する若いカップル、ビールをひっかけているオヤジさんたち、店の主人と談笑する者、おかみさんをからかう者ありで――下町ならではの人情あふれるふれ合いがあふれている。

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 女性たちも、気軽にカメラに応じてくれた。
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 麺は注文が入ってから作るため、ガラス張りの厨房の中で職人が麺を打つ光景が見える。
「写真撮ってもいいですか」と訊くと、「わざわざ日本から来たのだから…」と言って、調理室の中へ入れてくれた。日本だったら「衛生法で…」とか言って無理だろう。

 初めはただの小麦粉のかたまりにすぎなかった生地が、どんどん伸ばされて麺になっていく光景は見事というしかない。そして打ちあがった麺はすぐに熱湯の中に入れてゆがかれ、スープと選んだ具材を載せてできあがり。

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イメージ 26 見せ場は親方が登場

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 熱湯の中でゆであげる

イメージ 24 具を入れて出来上がり。
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 シンプルながら、長年庶民に愛されてきた美味さが凝縮されている。ちなみに注文前におかみさんに言えば、麺にトウガラシを入れるかどうか、味を薄めにするかどうか、なんてカスタマイズも可能だ。

 各テーブルに置いてある香醋はお好みで…、イメージ 9
 打ち立てほやほや、茹でたてほやほや……そんな麺が、たった5元(約70円)で味わえる。
 中国ならではの小さな贅沢だ。
 口の中でほどける煮込み牛肉、のどごしのいい腰のある麺。
 日本のラーメンとはまた違う。
 本場の素朴な味に、懐かしさを覚えて胸がきゅんとなった

 最後に、カメラに協力してくれた、店の方々、お客の方々「謝謝!

 
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2009年5月24日(日)
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夜市と蘭州ラーメン1

 夕食後、夜市へとくりだした。
 通りの両側にはいくつもの夜店がひしめき合い、料理人も食事をしている人々も大声で何かを話し合い、活気溢れる光景が広がっている。

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イメージ 11 大きな羊肉のかたまりがそこら中にぶら下がり
 回族独特の白い帽子をかぶった料理人たちがシシケバブを焼く
 大きな火柱があちこちであがる
 ケバブの香ばしい匂いが鼻と腹を刺激する
 いやそれだけじゃない 五体全部にびんびんと響いてくる
 たまらない感覚だ
 すごい熱気だ 迫力だ
 西安の夜市にさらにエネルギーが加わった感じだ
 その熱気に圧倒されされ、西域へ来たんだということを改めて実感する

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 もちろん牛肉麺の夜店もずらっと並んでいる。
 丸い団子を鮮やかな手つきで引き伸ばし、あっと言う間に糸のような麺を作ってしまう若者もいれば、団子を刃物で削って湯の中へ飛び込ませていく、曲芸のような刀削麺を作るおじさんもいる。
あちらこちらで行われるエンターテイメントのようで、思わず人ごみの中立ち止まってじっと見入ってしまう。
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      笑顔がかわいかった回民小学校の子どもたち 

2009年5月22日(金)
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回族の人びと 

子どもたち

子どもたちは写真が好きだ。
 撮影のポーズを取ると喜んで集まってくる。
 こちらも安心して撮影が出来た。
 お陰でたくさんの笑顔が私の写真集に加わった。

 おまけに子どもたちが周辺を案内してくれた。
 子どもたちの服装は日本とたいして変わりない。
 写真のときのポーズは決まってピースサインである。
 子どもたちにはお礼に日本から持参の水ヨーヨーを作ってあげた。

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ピースサインがかわいい姉妹

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            周辺を案内してくれた子どもたち


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 これからサッカーの試合のため学校に出かけるという。学校まで連れて行ってくれと頼むとにこにこしながら案内してくれた。私のたどたどしい中国語と、まだぎこちない?中国語の少年との会話は、むしろサイクルが合った。話しながら10分近く歩いて小学校にたどり着いた。

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 大勢の子どもたちが校庭でイスに坐っている。子どもたちの服装は、制服だけでなく、ジャージ,私服とまちまちである。いずれもずいぶんこぎれいである。
 やがて、国歌が流れると子どもたちは起立し右手のこぶしを肩に上げる。ありがたいことに写真は自由に撮れた。

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 ちょっときれいな店を覗くと、少女が色とりどりの布をはさみで切って花を作って、大きな布に貼り付けている。回民中学校の生徒で、学校が休みの日は働いているという。
 働くことを自然に受け止めて、むしろ生き生きと仕事に精を出している様子。少し胸が熱くなった。

イメージ 15 お昼に入った清真食堂では、中学生の姉(左)と小学生の弟(下)が、出来た拉麺を運んだり、テーブルを拭いたりして、かいがいしく働いていた。学校が休みの金曜日や長期休みには家の食堂を手伝っているとのことだった。手伝ったり働いたりしている子どもがいやな顔をしていないことに、いささかでも安堵の子持ちになった。私も子どもの頃にはけっこうお手伝いはやったものでした。
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回族街の人びと

 回族街には食堂や食べ物の屋台が多い。シシカバブ(羊肉の串焼き)のにんにくやスパイスが利いた香ばしい匂いがたまらない。そう言えば昼に近い。ツイツイそちらの方に吸い寄せられていく。 

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 陶器店を覗いてみた。高級そうな食器や装飾品が多かった。たお金持ちの漢人が買うのだろうか?

回民食堂と清真食堂

 回族街で目にする食べ物屋の看板にはにはたいてい「清真」という文字が書いてある。豚肉を使っていない清真な料理つまり、イスラム料理ですよ!と言う意味だ。蘭州全体を見ても、だいたい5〜6軒に1軒ぐらいの割合でこの看板がある。

 中国では一般に料理に豚肉は欠かせない。餃子であれ、炒め物であれ、スープであれ、豚肉は入っている。単に肉と言えば、豚肉を指す。そうでなければ、上にそれぞれ牛、羊、鳥などを付けなければ通じない。それほど豚肉は一般的である。
 
 豚肉を忌避するイスラム教徒にとって、これは大問題である。だから清真食堂がどうしても必要になる。そして漢民族も大いに清真食堂を利用する。漢民族は、それこそ何でもござれだ。それに、冬場の羊のシャブ鍋は漢民族も大好物である。

 食堂の経営者は殆ど回族で、蘭州に住むイスラム教徒はほとんどが回族だ。
 回族は服装や顔付き、言葉では漢民族と全く区別はつかず、殆ど漢民族化している。ただ、イスラム教徒として豚肉は食べない。
回族街の食堂の看板にはたいてい「回民…」とか「清真…」と書いてある。
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 中国では法律では信教の自由が認められている。
 それは単に憲法上のスローガンではなく、現実の生活の中に即して保障されているようだ――私がみた範囲ではそうだった。
 
 解放前は「回々(フイフイ)」などといわれてさげすまれていたようであるが、現在ではその傾向は大分薄れたということだ。
 中国のあちこちでイスラム地区を見てきたが、どこでも活気にあふれていて人々は陽気だった。


 高校生の頃、中国ではイスラム教徒のことをなぜ「回教とか「回々教」と呼ぶのだろう、と興味を持って調べたことがあった。
 ――古代中国では、ウイグル人のことを回鶻とか回乞と書き表している。このウイグル人はトルコ系の遊牧民であったが、八、九世紀の頃からトルキスタンのオアシスに定着し、イスラム教に改宗してしまった。それで、イスラム教は回乞の信ずる宗教、つまり回教なった。この説が多いようだ。

 この地区には回族の他にも、ドンシャン族、ユグール族、サラール族など白い帽子を被ったイスラム系住民が多いそうだが、見掛けだけではわからない。

ハッジ

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 上下とも白い服を着て、まるでアホンを思わせるような品位と風格のある老人。この人はメッカ巡礼を果たした「ハッジ」という尊称を持つ人である。

 経済的に余裕のあるイスラム教徒にとってメッカ巡礼が宗教的な義務である。この義務を果たした信者は、ハッジとして周囲の尊敬を集める。


[コラム] ハッジ

 イスラム教におけるズール・ヒッジャ月(イスラム暦第12月)のメッカの「神の館」(カーバ神殿)とその近郊アラファート、ミナーの谷への巡礼をいう。五柱(イスラム教徒の五つの主要義務)の一つで、資力や能力のあるムスリムが一生に一度は果たすべき義務である。
 これは、コーランの2章196節に基づく。イスラム教以前のアラブの宗教儀礼であったものがイスラム的に意味づけられて受容された。
 
 巡礼者は白い巡礼服(イフラーム)に着替えてメッカに入り、カーバ神殿の周りを七度回る。そのあと、ズール・ヒッジャ月8日から10日まで、伝統的に規定された日程と様式に従って儀礼が続く。9日にアラファートでラフマ山(慈悲の山)を前にして立つことはハッジの中心的儀礼の一つである。
 10日にはミナーの谷で石投げをし、イードル・アドハー(犠牲祭)を行う。通常は、このあと3日間はここにとどまり、世界各地からの巡礼者同士の交歓などが行われる。

 この「ハッジ」とは別の私的なカーバ神殿の参詣(さんけい)は、「ウムラ」‘Umrahとよんで区別する。ハッジは、毎日の礼拝で向かうメッカの地に立ち、唯一神への自己の信仰を確かめるとともに、民族や国家の別を超えたムスリムの同胞意識、ウンマ(イスラム共同体)の一員であるとの自覚を高める。ハッジが、地理的に拡散するイスラム世界、ウンマの統一に寄与した意義は大きい。

[執筆者:小田淑子][日本大百科全書(小学館)]
2009年5月21日(木)

祈りの顔

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      金曜日はお祈りの日だ。モスク前の通りは礼拝の人であふれる。

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     礼拝のためモスクへ向かう回教徒(イスラム教徒)たち 礼拝の時には白い帽子を被る。祈りへの思いが違うのだろう…表情はさまざまだ。


 私がアホンに話を聞き終えて、西関清真大寺の庭で写真を撮っていると、礼拝を終えた人びとが大勢出てきた。

 信者の人びとの表情はさまざまだった。
 敬虔な礼拝の余韻いまだ覚めやらずといった神妙な面持ちの人、物思いにふけっている様子の人、無表情の人、そうかといえば、やれやれ終わったかといった開放感を漂わせている人、にこやかに談笑を交わしながら歩いてくる人…いろいろだった。
 
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 “敬虔な余韻いまだ覚めやらず”といった神妙な雰囲気でモスクを後にする人

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 黙々と歩を進める人々。カメラに気づいてちらりとこちらに視線を送る。

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 礼拝後開放された気分でおしゃべりに花を咲かせるおじさんたち

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 モスクのすぐ近くの民家前で長談義が始まった。回族の人たちは仲間意識が強い。
 


 ひとつ気づいたことがあった。写真を見て、皆さんも気づきませんか?
そうです。女性の姿がないことです。

 基本的には、礼拝は男女別々の場所で行います。
 男性は《清真寺》、女性信者は、女性信者専用の《清真女寺》へ礼拝に行きます。
 女性信者専用の《清真女寺》は《清真寺》の敷地内にあったり、少し離れたところにあったりします。 《清真女寺》がない地域では、《清真寺》の礼拝所内をカーテンなどで仕切って使っています。

 そこらの事情をおしゃべりしていたおじさんたちに訊こうと思ったが、あいにく彼らは中国語が話せなかった。たぶん回族語(イスラム族の言語)を話しているのだろう。

 若い人は学校で普通語(標準中国語)を学んでいるので話せるが、高齢の人は話しない人が多い。
そのため残念ながら、《清真女寺》はさがせなかった。
 
 さあ、これからか遺族外を回る。
 回族街はさして広くない。
 自転車をモスクの前に置いて、歩いて回ろう。
 モスクの前なら、警察の取り締まりに合うこともなさそうだし、盗難の心配もないだろう。
 モスク前から盗んでいったら、アラーの神のきつい怒りに触れるからね…

回族街をゆく

 イスラム教徒が多く住む回族街は活気がある。
 ゆったりとした動きの中から人びとの生きるエネルギーのようなものが伝わってくる。
 イスラム諸国ではいつもそういう空気を感じる。

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 西関清真大寺付近の道路の両側には露天のような店がいっぱい並んでいる。食べ物を売る店や小さな食堂が多い。

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 そして、狭い路地に入ると、自宅の前部分を店にした住宅が立ち並ぶ。モスク付近の情景は、西安の清真大寺の化覚巷とそっくりだ。

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 中山橋を北側に渡った白塔山の上り口周辺には、回族の人たちが多く住んでいる。

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 黄河の河畔の広場にはいすとテーブルが設けられていて、さしずめ、カフェテラスでもあり屋外レストランといったところだ。金曜日なので、礼拝帰りの大勢の人たちが飲食しながら談笑している。

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 屋外で食事シーンは中国のありふれた光景だ。

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 長屋を仕切った店が続く

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 イスラム教徒にとっては神聖な羊牛肉市場

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 回族の商人たちは、羊毛、毛皮、アヘン、雑貨などを各地から集積し、市場で販売しているとのことだ。毛皮市場では、羊の毛皮を盛んに競りにかけていた。

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 回族地区も開発が進み、どんどん近代化してゆく。

夜の市場

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