東日本大震災 未来への祈りと伝承〜「みちのく巡礼」

みちのく巡礼は、東日本大震災の祈りの場創設と記憶・教訓の伝承、防災精神の啓発、復興に寄与する活動を行っています。

四国歩き遍路のこころと魅力

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"だんだん"って?

"だんだん"という言葉を始めて見たのは「だんだん市」と書いた看板だった。
何だろうと思って地元の人に聞いたら、「ありがとう」という意味だそうだ。
とても暖かい響きのよい言葉出すね。
それを初めて聞いたのは20歳での初めての遍路の時でした。
そのうち「だんだんありがとう」の略だということも聞きました。

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歩き遍路がもたらしてくれたもの
 
わたしは歩き遍路からたくさんのことをいただきました。
 
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⑵ 自分を取り戻し、心がよみがえる。
心に重いものを抱えた人が、その重荷を下ろし、その後の人生を生きていく……そのような人と何人か出会いました。
 
⑶ひきこもりや不登校などからの立ち直り
途中で出会った23歳の青年は、お遍路で自分を取り戻し、七年間のひきこもりから抜け出しました。
 
 お遍路で不登校を克服した例も少なくありません。例えば、(『15歳の「お遍路」』(岡田光永著。廣済堂出版など)の本を読みました。
 
 なんといってもお遍路の醍醐味は日常の煩わしさから解放された自由な心ですね。
 
⑸今まで見えなかった自分の発見
 
⑹人生に一区切りを付け、新たな人生に歩みだす。
 わたしの場合人生に迷った33歳と、人生のリセットをした60歳がそうでした。
 
⑺ゆだねる心と自然な心
大きなものに身をゆだねるとか、運命に従ってみようとか、そういう達観した気持になり、あせることが少なくなりました。
 
⑻感謝の心と奉仕の心
 毎日が感謝感謝、そして感動でした。
 
⑼自然に笑顔の挨拶が出るようになる。
 
⑽忍耐力が養われる。
 
成しとげた満足感
 毎日の達成感が積み重なって、結願という大きな満足感となって実を結ぶのです。おそらく、人生の中でも最大の満足感を感じたという人も少なくないでしょう。
 
⑿自然に対する慈しみの心が出てくる。
 
⒀歩きの楽しさを知る。
 
 
歩き遍路の根源は――四国の人びとの暖かさや自然に支えられながら、人生のしがらみや束縛から解放され、自由に思い、行動する――ここにあるような気がします。そこからいろいろなことが生み出されてくるのではないでしょうか。
 
「歩き遍路」の効用は、人それぞれでもちろん異なるわけですが、究極的にはすべてが『心とからだの健康につながるものだと言えるでしょう。
 
あなたもぜひお遍路に一歩踏み出してみてください。
 
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 今日は自分の4度の歩き遍路を振り返ってみました。
 そしてたくさんの人から感想をお聞きしました。
 歩き遍路は実にたくさんのことをもたらしてくれると思います。
 
心身ともに癒され健康になる。
 
温暖できれいな四国の地を、鳥の声に耳を傾けたり、野に咲く花を眺めたり、大海原を見やりながら…、ある時は野の道やあぜの道、ある時は奥深い山の道、ある時は海辺や岬の道を、金剛杖をついてのんびり歩いているととても心が和んでくるのです。
 
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 歩き遍路では、時も場所もゆっくりと緩やかに変化していきます。その土地の人びと、花や鳥などの生き物、自然や歴史や人情、たまに目にする祭りや習俗、暮らしのたたずまい、その日の天候…、そうしたものとのゆったりとした出会いや交流があります。それらすべてに対して、自分の心や目がゆっくりと開かれてゆきます……、そこに深い感動や感謝が生まれました。目にするもの、耳にするもの、触れ合うものすべてが、いつも新鮮に映りました。それらに愛(いと)おしささえも感じるのです。
人びとの温かさに触れ、温暖で景色の美しい四国路をのんびり歩くのは、多少宗教的な色合いがあるとしても、やはり一種のレクリエーションではないでしょうか。何年か前に、「セラピー」という言葉をよく耳にしましたが、お遍路はまさに「お遍路セラピー」といえるでしょう。
 
 

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八十二番根香寺 紅葉
 
  遍路の人気のポイントはどこにあるのでしょうか? 今日はそれを考えてみました。
 お遍路にやって来た人たちの目的やきっかけを聞いてみると、実にさまざまなんですよ。
純粋に供養やお礼参り、あるいは精神修養など本来目的だけの人ももちろんいますが、それよりもむしろ、複数の目的を持って来ている人の方がはるかに多いようです。
 
心を癒しに来る人、人生に一区切りをつけに来る人、何か今まで見えない自分を発見したいと思って来る人、苦悩から抜け出したい人、本来の自分を取り戻したい人、自分を試しに来る人、体力チェックや健康増進が目的の人、歴史探訪や観光も兼ねて回っている人……などなどすごく多様化しているようです。歩き遍路の活用の仕方も色々あるんだな~と、正直言って少し驚きました。
振り返ってみると、私自身にしても4度の遍路の動機がすべて違っていたのです。20歳の学生の時には、最初は旅行の延長でした。2度目の33歳は人生の指針を決定するため。3度目の60歳では新たな人生への区切り、4度目の68歳は東日本大震災で犠牲ななられたか方々の鎮魂と震災を伝える旅でした。
 
「現代お遍路」は、次第に「楽しむお遍路」に変わってきていると感じます。
 
性別も年齢もさまざまで、行くたびごとに若者や子供が増えていることを実感します。私が、20歳や33歳の時に遍路したときには、自分と同じ若者と出会ったことはありませんでした。たぶん若者たちはこの複雑な世の中でストレスを感じているのではないかと思います。
 
 
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巡り方も人それぞれで、一度に八十八ヶ所すべて回らずに何回かに分けて巡礼する人(区切り打ち)、ところどころ交通機関も利用する人などいろいろですね。まだ現役でなかなかまとめて休暇を取れない人々が、連休や夏休みになるとどっと繰り出してきて、遍路道ははとてもにぎやかになります。
 
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四国遍路は、弘法大師がシンボルになっていますが、宗教性はあまり強くはありません。大多分の人は宗教や宗派に無関係に巡礼していいるみたいですよ。外国人遍路とも結構出会います。イスラム教徒のイラン人学生と出会ったときにはびっくりしました。外国人の方がスタイルも本格的な人が多いですよ。墨染めの衣に錫杖を持った人もいましたよ。
 
 
どんな宗教でもすうーっと受け入れてくれるのが、この「四国遍路」のやさしさだと思います。今まで手を合わせたことのない人や、無宗教の人たちもけっこう歩いています。
 
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                         アイルランドの女性遍路
 
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                お接待が一番心に残ったと語るイラン人青年
 
このようにオープンなところも、人気が高まっているひとつポイントなのだと思います。
 
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   室戸岬の青年大師像  四国遍路のシンボルは弘法大師です
 
 
人々や自然との出会いや触れ合いはとても心を癒してくれます。
土地の人々の温かさにふれて深く感謝し、強い感動を覚え、そして心癒され、自由と開放感も満喫して遍路を終えていく人がほとんどだと思います。
 
歩き遍路の魅力は、人間の本来の心を、もう一度自分に思い起こさせてくれるということにあると言えるのではないでしょうか。
それは「心の自由」の中から生まれるてくると思います。
        
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お接待
 
 
「お四国病」という言葉の意味も身をもって感じました。
「お四国病」と言うのは、一度四国遍路をすると病み付きになって、何度も来たくなることですが、自分自身も軽い「お四国病」患者なのかもしれません。
 
 
四国の歩き遍路』は、やっぱり、たくさんの「大きな魅力を持つ世界」でした。
 
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「現代お遍路」は、次第に「楽しむお遍路」に変わってきていると、確実に感じました。
 
やって来る人たちの目的やきっかけは、実にさまざです。
純粋に供養やお礼参り、あるいは精神修養など本来目的だけの人ももちろんいますが、それよりもむしろ、複数の目的を持って来ている人の方がはるかに多いようです。
 
心を癒しに来る人、人生に一区切りをつけに来る人、何か今まで見えない自分を発見したいと思って来る人、苦悩から抜け出したい人、本来の自分を取り戻したい人、自分を試しに来る人、体力チェックや健康増進が目的の人、歴史探訪や観光も兼ねて回っている人……。
などなど多様化しているのです。
 
性別も年齢もさまざまで、若者や子供も増えています。
 
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14番大日寺で出会った小学生
 
巡り方も人それぞれで、一度に八十八ヶ所すべて回らずに何回かに分けて巡礼する人、ところどころ交通機関も利用する人など、いろいろです。
 
四国遍路は、弘法大師がシンボルになっていますが、宗教性はあまり強くはありません。大多分の人は宗教や宗派に無関係に巡礼しています。どんな宗教でもすうーっと受け入れてくれるのが、この「四国遍路」のやさしさだと思います。今まで手を合わせたことのない人や、無宗教の人たちもけっこう歩いています。
 
このようにオープンなところも、人気が高まっているひとつポイントなのでしょう。
 
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  室戸岬の青年大師像  四国遍路のシンボルは弘法大師です
 
土地の人々の温かさにふれて深く感謝し、強い感動を覚え、そして心癒され、自由と開放感も満喫して遍路を終えていく人がほとんどだと思います。
 
歩き遍路の魅力は、人間の本来の心を、もう一度自分に思い起こさせてくれるということにあると言えるのではないでしょうか。
        
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お接待
 
 
「お四国病」という言葉の意味も身をもって感じました。
「お四国病」と言うのは、一度四国遍路をすると病み付きになって、何度も来たくなることです。
 
四国の歩き遍路』は、やっぱり、たくさんの「大きな魅力を持つ世界」でした。
 
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